黄色い電車に乗っているとき思ったこと
彼があたしの名前を呼んだとき、
あたしはすごく幸せ。
彼が私の体に触ったとき、
あたしはすごく安心する。
彼がとなりでのんびりしているとき、
あたしはもっともっとのんびりできる。
彼が苦しそうなとき、
あたしの内臓もギュウと縮んで、息苦しくて、苦しい。
彼がやさしく微笑んだとき、
きっとあたしはもっとやさしく笑えているのだと思う。
だけど彼は彼で、私は私。
それは知ってる。
あたしの知らない彼がたくさんいる。
彼が知らないあたしもいる。
だからあたしは、今日もその次も、彼に会いたいと思うのかもしれない。
だから何度も何度も、胸が締め付けられるのかもしれない。