Tue 220405 長距離タクシー談義/有名ラグビー選手に遭遇/「自由亭」でランチ 4188回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 220405 長距離タクシー談義/有名ラグビー選手に遭遇/「自由亭」でランチ 4188回

「新神戸駅から淡路島の洲本まで、一気にタクシーで」、しかも帰りは「洲本から新神戸駅まで、またタクシーで一直線」、そういう告白をすると、「せんせー、ずいぶん贅沢な出張ですね」と、イジワルで皮肉な指摘がありそうだが、まあ諸君、許してくれたまえ。

 

 確かに、某タクシー料金サイトで調べてみると、新神戸 → 淡路島洲本は高速料金コミで約25000円。それを往復でやらかすと、合計5万円になっちゃう。うぉ、5万円ですぞ諸君、5万円。「ひっぱりダコ飯」なら(昨日の記事の参照)なら、約50個も買えちゃう計算だ。

 

 話はそれるが、いま今井君は神戸周辺の駅弁に夢中。「ひっぱりダコ飯」だけを例にとっても、「パパタコひっぱりダコ飯」という豪華バージョンやら、そのままカレーにした「タコ壷カレーもあり、おみやげ品として「ひっぱりダコのお猪口:500円」なんてのも存在する。

 

 中でも、意地でも手に入れたいのが「JR貨物コンテナ弁当」。貨物列車のコンテナの模型に、すき焼きメシが詰まった逸品だ。

 

 あまりの人気のせいで一時販売中止になり、ワタクシはこの1ヶ月あまり、悔しさで歯ぎしりが止まらず、今は「予約していただければ新幹線指定席までお届けします」というお言葉を頼りに生きている。

(新神戸駅「自由亭」のナポリタン&ハンバーグ。今井君の何より好きなものを、こうして1枚の皿に乗っけてくれる。これ以上の幸福が考えられるだろうか)

 

 話をいちおう元に戻すが、そりゃタクシー代に往復で5万円(ひっぱりダコ飯♡50コ分)、ゲンナマでふんだくられてはたまらないから、もちろんワタクシは普通のタクシーは使わない。

 

 MKタクシーの「新神戸駅発・定額タクシー」「新神戸駅着・定額タクシー」なら、片道15000円。往復で3万円までタクシー代を節約できる。「ひっぱりダコ飯」30コ分はそれでもなお高額ではあるけれど、今井の今の超タイトなスケジュールを考えれば、まあ精神的にも十分に許容限度内だ。

 

 というか、それこそ「高速バスなんかを使って、万が一公開授業の開始時間に間に合わなかったらどうするんだ?」と言ふ問題だ。11時まで沖縄にいて、伊丹空港から新神戸へ、そこから淡路島の真ん中まで移動して19時に公開授業、このタイトさで、ノンキに「バスで行きます」と言ってはいられない。

 

 帰りもそうだ。公開授業終了が21時。その時間ではすでに諸君、最終の高速バスなんか、とっくに出てしまっている。淡路島の島内に宿泊するしかないし、するとそのまた翌日の大移動に、たいへんな支障が出るじゃないか。

(もう10年以上の付きあいになる新神戸「自由亭」。むかしは「みかど 自由亭」だったが、いつの間にか「みかど」の文字が消えた)

 

 しかもワタクシ、3年前の淡路島の地元タクシーで、「ボッたくられる」というマコトにイヤな思いをした。

 

 あの時の宿泊は「ウェスティン淡路」。今は経営が代わって「グランドニッコー淡路」になっているが、ここに宿泊すると、新神戸からホテルまでのタクシー代が1万円、ホテルから洲本までのタクシー代がまたまた1万円、結局片道が2万円になって、合計するとずっと高くつく。

 

「ボッたくられた」という経験は、その金額よりもむしろ精神的に、痛みが長く残るものである。ましてや今井君はいつでもタクシーのドライバーとは仲良し。コロナの真っただ中、高速道でも窓を大きく開け放って、ドライバーと延々とくだらない雑談を続けるタイプの高級オジサマだ。

(新神戸駅「自由亭」、期間限定「オン・ザ・ナポリタン」フェアの開催中だった)

 

 それなのにあの時、「ウェスティン淡路」から新神戸駅まで乗ったタクシーのドライバーが、「このダンナ、神戸周辺の地理をあまりご存じないな」とサッと見抜いたらしく、小ズルくルート変更を提案してきた。

 

 それが「六甲山の北側を通るコース」。「最短ルートは、今ずいぶん渋滞がひどいようなので、六甲山の北側を通って行くほうがずっと速いです。どうなさいますか?」と尋ねられ、今井君はいかにも高級オジサマ然として、落ち着いた雰囲気で「はあ、それならオマカセしますよ」と静かに答えた。

 

 それが諸君、驚くほどの遠回り。ウェスティン淡路から新神戸駅まで、乗車時間は100分を優に超え、いやはやメーターは3万円に近づいていた。諸君、油断めさるなよ。やむを得ない理由で長距離タクシーを使う時は、可能な限り「定額」、MKの安心できるのは、まさにそこなのである。

(新神戸駅「山陽新幹線開業50周年記念弁当」。おいしゅーございました 1)

 

 というわけで諸君、3月10日深夜、ワタクシは無事に新神戸駅前「ANAクラウンプラザホテル」に帰り着いた。翌日は小倉に移動して、福岡県折尾での500名規模のダブルヘッダーに備えることになった。

 

 とにも&かくにも楽しみなのは、午後のうちに購入しておいた淡路屋の駅弁。駅弁をツマミながらの日本酒の月下独酌、20日間にわたる大出張旅行の今井君を支えたのは、もっぱら深夜の月下独酌なのであった。

 

 ホテルのエレベーターに乗り込むと、7階だったか9階だったか、マコトに中途半端なところで停止した。開いたドアの向こう側に、身長2メートル近くはあるだろうと思われる筋肉隆々の外国人男性が2名、ちょっと酔っ払った様子で立っていた。2名とも、季節に合わない半袖のシャツ姿である。

 

 まあ諸君、これが海外のホテルならギュッと緊張が走るところだが、少なくともここは神戸、しかも準・高級ホテルの中だ。心配はいらないだろうと思って2人のお顔を眺めるに、おお、これは日本でプレーするプロのラグビー選手じゃないか。

 

 というか、ワールドカップでも活躍した日本代表の一員だ。場所は神戸、神戸製鋼の選手だったか、神戸製鋼と試合をしに訪れたライバルチームの選手だったか、そのへんはプライバシーの問題もあるので、実名は書かないでおくが、いやはや惜しいことをした。サインぐらいもらっておくんだった。

(新神戸駅「山陽新幹線開業50周年記念弁当」。おいしゅーございました 2)

 

 翌日は、福岡に向かう前に、新神戸駅「自由亭」でランチ。ワタクシは神戸に来ると、必ずと言っていいほどこの店に立ち寄って「安くて旨いランチ」を楽しんでいく。

 

「特別に旨い」とか「特別に高級」とか、神戸北野ホテルの朝食みたいに「世界一おいしい朝食」とか、そういう特別感とは一切無関係だが、朝メシとか昼メシというのは、むしろ特別感がない普通のメシの方が、ずっと幸福なのである。

 

 思えば「自由亭」、このブログにもかつて何度も登場している。

Mon 110725 超満員!! 岡崎で講演会 タイガーホースと小リベンジ 全席喫煙席のフシギ

Wed 130213 「サイン会なし」の理由 淀屋橋の祝勝会 ベルギー料理とビールを堪能

Thu 130530 新神戸「みかど自由亭」のカレー 車内大宴会 春日部「ラホール」のカレー

Tue 140128 感涙のクマ蔵 新神戸「みかど自由亭」 神戸から藤沢への旅 藤沢でお仕事

Tue 140204 雲と雲の間を飛ぶ また自由亭へ 神戸・西神中央でお仕事 三宮の祝勝会

 

 なのにどうして、この頃は新神戸「自由亭」を訪ねなくなったのか。そもそも神戸に宿泊すること自体、この数年はググッと減っている。

 

 代ゼミにいた頃はまだ「オリエンタルホテル」だった今のANAクラウンプラザも、昔は定宿にしていた「神戸北野ホテル」「ホテルオークラ神戸」も、みんなすっかりご無沙汰だ。そうなれば「自由亭」での気軽なランチも、同じようにご無沙汰になって当然だ。

(大阪梅田、リッツカールトンホテル。ロビーもこんなに豪華版だ 1)

 

 原因は、お隣の大阪梅田の最近の充実ぶりだろう。この10年梅田の充実には、余りにも目覚ましいものがあって、例えばホテルなんかでも、世界中の高級名門ホテルはほとんど全て梅田に支店を構えている。これほど高級ホテルが密集した街は、東京にもパリにもNYにもないんじゃないか。

 

 すると今井君の足も、いつの間にか神戸から遠ざかる。神戸で仕事があっても、新幹線か阪急電車かタクシーで大阪にパッパと移動。ウェスティンだのヒルトンだの、インターコンチだのリッツカールトンだの、マコトに生意気な行動に走るわけである。

 

 数年前、公開授業で訪れた神戸の大学生女子バイトスタッフが、「梅田に行くと、神戸がショボく感じます」と呟いていたのを思い出す。いやはや最近は、大阪梅田を連日ブラついている今井君なんかも、「梅田を歩いていると東京がショボく思えます」と告白したくなるほどなのだ。

(大阪梅田、リッツカールトンホテル。ロビーもこんなに豪華版だ 2)

 

 しかし久しぶりの「自由亭」ランチ、旨かった。「期間限定、オン・ザ・ナポリタンフェア」の開催中。豊富なメニューの中から、ワタクシは迷わず「ハンバーグ」を選択した。

 

 他にも「サーロインステーキ」「豚カツ」「チキンカツ」「エビフライ」「チーズカツ」など、この世界の勇者&美姫がズラリと並んで今井君を誘っていたが、諸君、疲れたココロとカラダを癒すのは、何と言ってもハンバーグをのっけた熱々のナポリタン軍団、諸君はそう思わないかね。

 

1E(Cd) Quincy JonesSOUNDS … AND STUFF LIKE THAT!!

2E(Cd) Courtney PineBACK IN THE DAY

3E(Cd) Dieter ReichMANIC-“ORGANIC”

4E(Cd) Tuck & PattiAS TIME GOES BY

5E(Cd) Candy DulferLIVE IN AMSTERDAM

total m25 y272  dd27300