Fri 260515 横浜でバラを眺める/男盛りの年齢とは/11年前の秋スケジュール 4974回
昨日は昼過ぎから横浜に出掛けて、「港の見える丘公園」を散策。アメリカ山やフランス山のバラが満開になっていて、首都圏のオバーチャンとオジーチャンが全員集合したかと思うような大盛況だった。
バラは花盛り、フランス山はオバーチャン盛り、オジーチャンたちは少々疲れ気味の様子だったが、いやはや日本のオバーチャンと言ふのは何とも元気いっぱいで、どうやら今や人生のクライマックスは70歳代から80歳代にやってくるもののようである。
フランス山のバラ園のすぐそばでは、20分のミニコンサートも開催され、ここもオバーチャンでいっぱい。何しろ入場料はたったの100円、バラのカホリの濃厚に漂う日なたの芝生に座って20分、まだ女学校気分というか女子高生気分でいっぱいのオバーチャンたちが華やかに笑いさざめいて、何とも楽しそうだった。
(記事は横浜のバラだが、写真は4月24日、京都府立植物園。牡丹の花が盛りを迎えていた 1)
フランス山からすぐのところに小さな文学博物館があって、ちょうどいま「吉屋信子」と言ふ昭和初期の作家の展覧会をやっている。彼女が大活躍したのは1920年から1970年ぐらいまで。初期の代表作「花物語」は、今も河出文庫で手に入るはずだが、ワタクシのハハウエなんかも、女学校に通い始めた頃にずいぶん愛読したようだ。
横浜の港の上空には真夏のような大きな入道雲が浮かび、夕方からの横浜では雷を伴ったたいへんな豪雨が降ったらしいが、まだ午後2時にもならない時間帯から、早くも夕立を予感させるような涼しい風が吹いていた。
そういう風の中を、70歳代後半から80歳代と思われるオバーチャン4人組が、博物館に向かって楽しげに歩いていた。手に手に白やグレーの日傘を差し、女学校時代の休み時間に廊下を闊歩していたであろう緩やかな足取り、これから吉屋信子の少女小説の思い出に浸るんだろうなと思うと、何だかうらやましくてならなかった。
(記事は横浜のバラだが、写真は4月24日、京都府立植物園。牡丹の花が盛りを迎えていた 2)
昨日の横浜のことは、また近いうちに真っ盛りのバラ園の写真を添えて詳しく書こうと思うが、バラは花ざかり、オバーチャンたちも何度目かの女ざかり、そういう楽しい風景というか光景というかを眺めているうちに、ますますワタクシのココロも和んでいき、帰りの電車でもオバーチャンに席を譲って、と言ふか譲らせていただいて、もっともっと何だか鼻歌でも歌いたい気分で東京に帰ってきた。
ま、そういうふうで、東急東横線の菊名の駅から杖をついたオバーチャンが乗っていらっしゃった。いつものようにワタクシ、一切の躊躇なしにスカッと席を立って、爽やかに♡颯爽と席をお譲りしたのであるが、菊名から武蔵小杉まで窓の外の景色を眺めながら、ふと「ワタクシもそろそろ『席を譲られる』立場になった時のことを考えておかなくちゃ」と思ったのだった。
自分では、今もなお『男盛り』だと思っている。だからスカッと立ってスカッと席をお譲りする。しかし諸君、落ち着いて洗面所の鏡を眺めてみると、自慢のオヒゲにもずいぶん白髪が増えたし、頭の毛っけにも白髪が少なくない。
(記事は横浜のバラだが、写真は4月24日、京都府立植物園。牡丹の花が盛りを迎えていた 3)
お目目の周りにも、昔はなかったはずのシワが新しく出来て、初めて席を譲られる経験まで、あと15年か、いや10年か、いや場合によっては明日か明後日にも、目の前の若者がスカッと立って、スカッと「どうぞ!!」と優しい笑顔を浮かべるかもしれないじゃないか。
人々は「男盛り」という言葉から、どのぐらいの年齢の男を想像するんだろう。ググッてみると、我が宿敵「AIによる要約」では「30歳から40歳にかけて」とある。しかし、いやいやそりゃ間違いだ。30歳代だなんてのは、まだ青年期の後半だ。「男盛り」と言ふ語感にはまだ程遠い。
自信たっぷり&余裕たっぷり、仕事はまさに絶頂期、何をやらせても安心して見ていられるし、いざという時の経済力も十分。確かに青年期から見れば肉体にホンの少しの衰えは見られるだろうし、白髪の5本か6本、目尻の皺も3本か4本、額にも若干のシワ、しかし諸君、それこそが男盛りの勲章なのだ。
(記事は横浜のバラだが、写真は4月24日、京都府立植物園。牡丹の隣ではシャクヤクの蕾が膨らんでいた)
そういう壮年期の姿や外見こそ、男盛りの最も重要な要素なのだ。19世紀や20世紀なら、40歳ぐらいで男盛りを迎えたのかもしれないが、21世紀の男盛りはグッともっと遅くなって、50歳代なんじゃあるまいか。ワタクシとしては、48歳から52歳ぐらいのイメージ。もうちょっと範囲を広げましょうかね。45歳から55歳の10年間でどうですかな?
というか今井君、いまだに自分では「男盛りの真っ最中」というつもりでいるのだから恐れ入る。いやはやそれというのも、98歳の我がハハウエがいまだに健在で、掃除も洗濯も料理もみんな自分でサッサとこなしているんだから、そのムスコである今井君が男盛りっぽくしていないわけにはいかないじゃないか。
要するに、体力と気力と知力と精神力の問題なのだ。ワタクシの場合、体力と気力と精神力については全く心配ないので、特に体力については、昨日だって昼間に横浜の街を縦横無尽に歩き回ったかと思えば、夕暮れからも雨模様の東京を、渋谷から駒場を経由して東北沢まで、いやはやまさに「闊歩」という表現が相応しい笑顔で合計9km、平気で踏破したのである。
(記事は横浜のバラだが、写真は4月24日、京都府立植物園。サクラソウもキレイな花を咲かせていた)
ホンの少々問題になるのは「知力」なのかもしれないが、知力だって諸君、少しダジャレが多すぎるとしても、まあこんな長文のブログを連日書いてみせているのだ、他人にそんなに衰えを指摘される筋合いはない。
テンプレートなんか全て拒絶して、ということはAIの介入を完全に拒絶し、「AI要約も全て拒絶」、おそらく誰も思いつかない非論理と飛躍を旨として日々を過ごしている以上、知力についてはどこの誰より大きな自信を持って生活を続けている。
ってことは諸君、ワタクシは今こそまさに男盛りなのであって、そのことについては誰にも文句を言わせない。もっとも、その「誰にも文句を言わせない」という強がった姿勢そのものが、実は衰えの最も確かで大きな証拠であるとニヤニヤ指摘されれば、さすがの今井君もグーの音も出ない。
(4月下旬、すでに比叡山もすっかり夏モードになっていた)
ま、無理な強がりはヤメにしといて、要するに今井君は「男盛り後期」、いやもっと正直に言えば「男盛り末期」という状況なのかもしれない。
それでも諸君、大好きな授業さえさせてくれれば、ナンボでも「男盛りのそのまた盛り」に戻れるが、しばらく授業から遠ざかっていると、ココロも肉体もしょんぼり萎びはじめてシワだらけ、男盛り末期に特有の情けない中高年の哀れな姿を露呈する。
いやいやそれでも、これから始まる夏だって、今井センセは「いかにも男盛り」な大活躍をする予定、というかそういうスケジュールになっている。7月から8月にかけての全国行脚、すでにほぼスケジュールが確定しかけているが、それを見れば若い諸君も「おおお、なるほど男盛りだ」と納得してくれるに違いない。
(大きな花は萎れるのも速い。ワタクシは小さめの花のほうがいい 1)
博多でも熊本でも長崎でも、小倉でも久留米でも那覇でも、連日連夜の公開授業をこなすのである。那覇なんか、3回も行く。小倉なんか、2回も訪問する。金沢にも行くし、富山にも行く。沼津にも行くし、留守がちの首都圏でも池袋に横浜、いやはや男盛りの真っ盛りでなきゃ、こんな激烈な全国行脚は不可能だ。
そのスキをついて、京都でハナショウブやらホタルやら天ぷらやらも満喫する。ついでに大阪にも姿を現して、文楽ばかりか「素浄瑠璃」だなどという難しいコマシャクレたものも堪能する。おやおや困った中高年だ、こんな大活躍じゃ、とても「男盛り末期」だなどという寂しい次元には程遠い。
しかし諸君、ふとワタクシ、今から11年前の我がブログ記事を参照する機会があった。どういうわけか一昨日いきなり、ここに貼りつける2015年の記事にアクセスが集まって、書いたワタクシ自身も11年前の2015年夏のこの記事に興味を惹かれたのである。
(Wed 150805 攻撃性 暫定・秋冬スケジュール 雨のプローチダ島を激走(ナポリ滞在記40))
(大きな花は萎れるのも速い。ワタクシは小さめの花のほうがいい 2)
そこに示されていたのは11年前、まさに間違いなく今井君の「男盛り中の男盛り」、秋冬の全国行脚スケジュールである。その部分だけを、ここに引用してみよう。その凄まじさには、おそらくどんな予備校講師だって驚嘆の声を漏らすはずだ。
むかしはまだ治安がよかったから、こんなスケジュールを公開しても、別に治安の問題は起こらなかった。特に11月、こりゃさすがに凄まじい。
9月20日 熊本
9月21日 金沢
9月27日 岩手県 盛岡
10月12日 埼玉県 川越
10月15日 沖縄県 浦添
10月18日 北海道 小樽
10月23日 徳島
10月24日 静岡
10月29日 練馬
10月30日 神奈川県 藤沢
11月2日 千葉
11月3日 神奈川県 藤沢
11月4日 神奈川県 平塚
11月5日 大阪府 光明池
11月6日 大阪府 堺東
11月7日 広島
11月8日 北千住
11月9日 静岡
11月10日 神奈川県 青葉台
11月11日 府中
11月12日 巣鴨
11月13日 京都
11月15日 町田
11月16日 横浜センター南
11月17日 立川
11月18日 大阪府 泉大津
11月20日 神奈川県 新百合ヶ丘
11月22日 鹿児島
11月23日 広島県 福山
11月29日 札幌 ①
11月29日 札幌 ②
12月5日 三重県 津
12月11日 埼玉県 草加
12月12日 調布
12月14日 金町
12月15日 人形町
12月16日 武蔵小金井
12月17日 北千住
12月18日 神奈川県 武蔵小杉
12月19日 埼玉県 大宮
おお、おお。おお、おお。中島みゆき先輩だって、それこそ「そんな時代もあったね」ときっと笑ってくれるはずだが、今井君の正真正銘の男盛りは、どうやら11年前ぐらいにやってきて、その11年前に「そろそろこのぐらいで限界なんじゃないのかい?」と、ニヤニヤ笑いながら南の空に消えていったのかもしれない。
(大きな花は萎れるのも速い。ワタクシは小さめの花のほうがいい 3)
しかし全国の予備校関係者諸君、今井自身はまだまだ丸っきり男盛り気分であり、男盛りの体力と気力と知力を持て余している。まだまだどんどん使ってくれたまえ。
ワタクシまだナンボでも、諸君のご期待を遥かに上回る成果を生み出す自信がある。力こぶもむんむん、握力もむんむん、冷蔵庫の中で5年も10年も放置され賞味期限5年過ぎの瓶詰めでも、ワタクシの手にかかれば「カーッ!!」の掛け声1つでスパッとフタが開く。
同じようにどんな頑固な受験生でも、ワタクシの授業1つであっという間にココロが開き、今井の「カーッ!!」の掛け声1つで思い切り受験勉強に夢中になってくれると信じる。夏も、秋も、冬も、遠慮なく今井の公開授業を企画してくれたまえ。
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