Mon 191216 東京FMの思ひ出/「赤本の間違い」/天満橋と梅田の大盛況/淡交 3895回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Mon 191216 東京FMの思ひ出/「赤本の間違い」/天満橋と梅田の大盛況/淡交 3895回

 11月から12月にかけて、ずいぶんたくさん東京ウォークを楽しんだ。昨秋は何故か連日の京都ウォークを満喫して「京都すみずみ」というタイトルのシリーズ物まで書いたが、今年はまさに「東京すみずみ」であって、山手線内の中央線南側をくまなく散策したのである。

 

 それというのも、今年の秋冬シリーズが若干控えめだったおかげであって、確かに回数を数えると凄まじいものがあるけれども、例えば11月下旬にはポッカリまるまる1週間もお仕事がない時期もあった。

 

 明治神宮やら、完成したばかりの新国立競技場やらを起点に、恵比寿や中目黒、麻布十番や銀座まで、延々2時間の散策を連日楽しむことができた。

   (12月13日、大阪梅田 260名の大盛況 1)

 

 しかし諸君、私としてはぜひ全国の皆様に、もっともっと積極的に今井を活用してほしいのだ。確かに入試制度改革の失敗やら、土壇場での民間試験の利用中止やら、あまりにいろんなことがありすぎて、「今井を呼んで使い倒そう」という機運にならなかったのかもしれない。

 

 文部科学大臣のコトバを使えば「ずいぶん非積極的」なのであるが、「非積極的」とはまた珍しいコトバをおつかいになった。積極的でないありさまを、普通の日本語では「消極的」と形容する。諸君、ここで消極的になってはならない。どこまでも積極的に押せ押せ、来春からは是非また今井を使い倒してくれたまえ。

    (大阪ウェスティンホテルのクリスマスツリー)

 

 今井はマコトに積極的で粘り強く、どんなに使われても、疲れも壊れも倒れもしない。どこまでも精密に機能して、どんな授業でも講演でも異様に高い確率で大成功を収め、その結果は受講者アンケートにも如実に現れる。 

 

 しかし最も大切にしているのは、我々の生徒をどれだけ増やしたか。どんなにいい授業を繰り返しても、それを受講してくれる生徒が増えないんじゃ、何だか激流の中でもがいているだけみたいじゃないか。いい授業をしている自信が猛烈かつ強烈にあるから、そのぶんだけ自分の生徒を増やすことに夢中になれるのである。

 

 晩秋から初冬にかけて、東京中を歩き回って実にいろんなものを貪った。釧路からの帰りには、大好きな「銀座デリー」のカシミールカレーで汗まみれになったし、「宮川本廛」のうなぎは3回、「恵亭」のヒレカツ定食も2回。麻布十番の立ち飲み屋にも出入りした。

  (銀座デリーでいつものカシミールカレーを味わう)

 

 歩き過ぎて疲れたせいか、一時は甘味屋で甘いものを食べるのが好きになった。大阪では「京都 つる家」のかき氷を2回も食べたし、東京ウォークでは半蔵門あたりで疲れをおぼえ、東京FMビル内の甘味処「おかめ」に入っておでんを貪った。

 

 東京FMのビルに入ったのは、ホントに久しぶりだった。記録をたどれば、あれは2011年のことである。東京FMに「スクール・オブ・ロック」という超人気番組があって、生で2時間出演させてもらったのである

 

 当時の模様は、以下の記事をポチッとしてくれたまえ。写真に残った今井の写真を眺めてみるに、おお、今とそんなに変わらない。10年近くが経過しても、私はちっとも成長していないようである。ま、今より若いだけあって、いくぶんイケメンである♡のと、少し意地悪というか、性格が悪そうに見えるぐらいであるね。

 

Sun 110227 祝!! 第998回  祝!!!「スクール・オブ・ロック」生出演

Mon 110228 祝!!! 第999回 ホントに999回目に到達 マッチョを目指すのが最高

Tue 110301 祝&祝!! 更新1000回達成に、祝!! 毎日10回分ずつ読んで3ヶ月

 

(東京FMビル内「甘味 おかめ」のおでん。有名店であるらしく、テレビ取材依頼の電話がかかってきていた)

 

 2011年の2月末だから、東日本大震災の約10日前のことなのだ。ニュージーランドで大きな地震が起こり、日本近海では深海魚「リュウグウノツカイ」が連日のように網にかかり、宮崎では新燃岳の噴火が激しくなって、火山灰の被害が出ているころだった。

 

 もしまたああいう機会があれば、ラジオでもテレビでも是非また出演させていただきたいが、何しろ諸君、あれから8年、性格の悪さにも意地悪さにもいっそう磨きがかかって、ホテイ様のお腹みたいに黒光りしている。出たら出たで、かなり辛口の発言をするかもしれない。

 

 いや、無駄な辛口というんじゃない。滋味溢れる辛口、栄養たっぷりの辛口、騒がしいだけのグルメ番組とは正反対の落ち着いた辛口オジサマ。しかも何しろ話が抜群に面白いから、笑って笑って爽快感が長く持続する上級日本酒の辛口だ。「滋養強壮に今井ドリンク、爽やかな辛口です」。ま、そんなところである。

    (うなぎ屋の日本酒。熱燗でも、辛口だった)

 

 例えば10年も前に書いた、「赤本に間違いが多いという噂で悩むな」という記事がある。今でも「赤本 間違い」でググってみると、すぐに今井ブログの記事が出てくる。

 

 いやはや、マコトに爽快な辛口記事でござるよ。諸君、今年の受験生も、受験生の周囲にいらっしゃる皆さまも、どんどん読んでくれたまえ。「もしも赤本に間違いがあったとして、それがどうかしましたか?」という落ち着いたスタンスは、10年が経過した今もちっとも変わらない。

 

Fri 081010 赤本には間違いが多いという噂で悩むな 過去問の正解で右往左往するな

 

(青山で、あんどんがサクラ色の日本交通タクシーに遭遇。たいへんな希少価値であるらしい)

 

 さて「大阪5連戦」であるが、前半の2日間に宿泊していたのは「ウェスティン」。この5年ほど、大阪での宿泊はずっと「何が何でもインターコンチネンタル」であったが、うーん、ちょっと疲れたというか飽きちゃったというか、今年はウェスティンがスタンダードになった。

 

 それというのもワタクシは、あんまり付き合いが濃くなってくると、「濃厚すぎてメンドーだ」「濃密すぎて恥ずかしい」と感じるタイプの人間なのである。

  (12月の富士。「淡交」のシンボルと言っていい 1)

 

「荘子」の中に「君子之交淡若水」の一行がある。「君子の交わり、淡きこと水の若し」と読む。あっさりした交わりを指し、あんまりべたべた濃厚濃密に付き合うのは、君子にふさわしくないというのである。

 

 べたべた連日のように連絡を取り合い、連日連夜お互いを訪ね、ともに飯を食らい、深夜に至るまで酒を酌み交わし高歌放吟に及べば、やがて好ましからざるシガラミも生まれる。

 

 場合によっては、徒党を組んで悪事を企てたりすることもあるだろうし、見苦しい内輪もめが発生したりもする。わだかまりも様々に生まれて、せっかくの交わりが見苦しく腐蝕しかねない。

  (12月の富士。「淡交」のシンボルと言っていい 2)

 

 というわけで、私は常に「淡交」を旨とする。誰とでも淡い付きあいが理想なので、人との付きあいが見苦しく濃厚&濃密になりそうになると、それ以上の次元はご遠慮申し上げることにしている。

 

 だから諸君、ホテルなんかでもやたらに親密になって、ロビーに顔を見せるか見せないかのうちに「今井さま♡」「今井さま♡」と従業員がお迎えに飛び出してくるようになると、やっぱり少しイヤなのである。

 

 特に最近流行しているらしい「おかえりなさいませ」というホテルの挨拶がキライ。私は別にホテルに住んでいるわけじゃないし、ホテルのフロントで「帰ってきた」というデレデレした感覚もない。ホテルはあくまで訪ねてきて滞在する場である。

    (12月12日、大阪天満橋、300名の大盛況)

 

 その「今井さま♡」「お帰りなさいませ」が、大好きなインターコンチで連発されるようになった時、私は思わず「困ったな」と呟いた。オープン以来、すでに100泊以上はしたホテルである。もしかすれば私の方で「淡交」という自分の原則を踏み越えてしまったのかもしれない。

 

 そこでこの秋の今井は、ちょっと不便なロケーションを我慢してでも、定宿を「ウェスティン」にかえてみた。梅田まで歩いて7分かかるから、確かに不便なのだが、こちらではまだ「今井さま♡」「お帰りなさいませ」の洗礼を受けずに済んでいる。

   (12月13日、大阪梅田 260名の大盛況 1)

 

 というわけで、1212日大阪天満橋(300名)、1213日大阪梅田(260名)の2回の公開授業は、ともに安らかで爽快な気分で90分、大盛況&大喝采のうちに終了した。合計600名近い参加者の満足度は極めて高く、間違いなく来年度の生徒数に強烈に反映されるはずだ。

 

 13日、梅田の会の終了後に祝勝会があって、会場だった大阪工業大学・梅田キャンパス1階のオイスターバーで2時間、実に楽しく語り合うことができた。中学部数学科エース、同じく中学部英語科のエース、今回の大阪5連戦を主催してくださった「馬渕教室」幹部の先生方も加わった。

 

 こういう会は、何と言っても今井自身の勉強になるのだ。あくまで「淡交」を旨とする今井だから、懇親会で知り合った先生方との付きあいをプライベートにまで持ち込むつもりは一切ないが、とにかくその場でのやりとりが今井の滋養強壮になり、次の授業をますます向上させる何よりの手がかりになるのである。

 

1E(Cd) Wand & BerlinerBRUCKNERSYMPHONY No.9

2E(Cd) RicciTCHAIKOVSKYVIONLIN CONCERTOPAGANINICAPRICES

3E(Cd) Maazel & WienerTCHAIKOVSKYSUITE No.3  R.STRAUSSTOD UND VERKLÄRUNG

4E(Cd) Dorati & Washington D.C.TCHAIKOVSKYSYMPHONY No.4

5E(Cd) Barenboim & ChicagoTCHAIKOVSKYSYMPHONY No.5

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