Sun 110227 祝!! 第998回  祝!!!「スクール・オブ・ロック」生出演 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 110227 祝!! 第998回  祝!!!「スクール・オブ・ロック」生出演

 2月28日、ホテル日航福岡で午前9時起床。ブログ1本アップしてから、ゆっくりお風呂に浸かって、ポッポグマになったところで11時。飛行機が12時半だから、すぐホテルをチェックアウト。ギリギリの時間になってしまった。
 外は雨。いつもならホテル前から颯爽とタクシーに乗り込むところだが、ホテル日航福岡の場合、タクシーはみんな福岡空港の方向とは反対側に鼻先を向けて並んでいる。せっっかく「西に向かって、出発完了!!」「いつでもOK!! 『西へ』と命じてください」と頑張っているタクシー諸君に、「では、東へ向かってください」とオズオズ申し出るのは億劫である。
放送中1
(2月28日TOKYO-FM「School of Lock」生出演中のクマ蔵1)

 以上のような、「妙竹林な」という形容動詞がピッタリの理由で、今井君は久しぶりの福岡市営地下鉄に乗った。15年前、駿台福岡校に週イチ出張していた頃は、大人しく地下鉄に乗るのが普通。「颯爽とタクシーに」的な生意気な行動が目立つようになったのは、週イチ出張の2年目ぐらいからである。
 そういえば、「生意気タクシー」が普通になった頃から、今井君はホテルにも生意気を言うようになった。最初は「博多アークホテル」というビジネスホテルに宿泊。やがて、週イチのビジネスホテルがつらくなって、駿台のすぐそばの「西鉄グランドホテル」に代えてもらった。おお。クマ蔵が生意気グマになったのは、まさにあの頃だったのだ。
放送中2
(2月28日TOKYO-FM「School of Lock」生出演中のクマ蔵2)

 その種の感慨にふけりながら、12時半の羽田行きに乗った。羽田着14時。東京上空に厚い雨雲がかかり、そのせいで飛行機はずいぶん揺れた。東京到着も10分遅れ。羽田に着いてみると、飛行機の窓にぶつかる雨滴の半分が凍っている。「みぞれまじり」というヤツである。みぞれは、今井君が代々木上原に帰り着く頃には、白い牡丹雪に変わっていた。
 おウチに帰って、あんまり寒いので、もう一度お風呂に入り直すことにした。寒いから入ったので、イヤというほど温まるまで、湯船から絶対に出ない。1時間タップリ温まって、再びポッポ&ポッポグマに。お風呂を出て17時。あとは20時におウチを出て半蔵門のTOKYO-FMに向かうのを待つばかりになった。
放送中3
(2月28日TOKYO-FM「School of Lock」生出演中のクマ蔵3)

 19時45分にタクシーを呼んだ。いいじゃん、そのぐらい贅沢したって。さっき福岡でホテルから空港までチャンと地下鉄で行ったんだから、ラジオの生放送にタクシーで乗りつけるぐらい、許されていい贅沢じゃん。雪は雨に変わったけれども、気温はどんどん下がってきていたんだから、風邪を引かないようにちょっとぐらい贅沢したっていいじゃん。そういうことである。
 何故か奇跡的と言っていいほどに道路が空いていて、普段なら必ず渋滞している新宿駅付近も四谷駅付近も、渋滞は全くナシ。代々木上原から半蔵門まで15分もかからずに着いてしまった。
 すぐに、電通やTOKYO-FMの担当者と合流。久しぶりにオトナの名刺交換を目撃して感激するうちに、「以前、今井先生の授業に出ていました」というTOKYO-FMの若手社員が顔を出してくれた。代ゼミで今井君の授業に出ていて、東京外国語大学に合格。卒業後、無事TOKYO-FMに入社したというのである。「受験当時、一番お世話になった先生です」とまで言ってくれた。おお、こちらこそ感謝感激である。
校長教頭と1
(スタジオで生放送中。「校長」「教頭」と対等に渡り合う)

 20時半、ミーティング開始。帽子をかぶったディレクター氏、帽子をかぶった放送作家氏などから、番組進行の説明を受ける。帽子、メディアで大流行中なのだ。ミーティングは、今井君の理解力と吸収力が余りに高いので、一切滞ることなく15分で終了。局が用意してくれた豪華お弁当を食べた後、21時半からスタジオに移動した。
 生放送というのは、厳密に「言ってはいけないこと」がたくさんあるので、その意味で非常に緊張するものらしい。文字なら、推敲すれば消せる。収録番組なら、マズい言葉やマズいシーンを消去して編集すればいい。しかし生放送だと、いったん口から放たれた言葉は、もう一度口の中に吸収してゴマかすことは出来ない。
まもなく終了
(放送終了1分前。黒板に「鎧袖一触」「宇宙征服」を書く)

 けれども、そういうことで緊張するのは、普段からそういうイケナイことやマズいことを考えている証拠である。普段からそういう事柄が頭の中にあるから、ふと口をついて出てしまうのである。
 今井君は、ポスター写真の顔はコワいが、頭の中は優しさのカタマリなので、もともと頭の中にも心の中にも「言ってはイケナイこと」の片鱗さえ存在しない。存在しないものが口をついて出たりはしないから、その意味の緊張は一切必要ない。ホントに自然体でいいのである。
 一方、「言わなければならないこと」「告知しなければならないこと」の方は、絶対に忘れてはならない。東進の提供で番組が成り立つのだから、東進からの告知を忘れてはならないのは当たり前である。そのあたり、遊びや物好きや趣味で番組に出演するわけではないのだから、大いに注意を要する。
校長教頭と2
(校長&教頭と今井君)

 こういう場合、必要事項をメモって、そのメモを後生大事に抱えてスタジオに入ってもいいが、メモにガチガチで言及した告知事項は、視聴者からみても「おお、メモにガチガチで読み上げてるな」とわかりすぎて、滑稽にしか聞こえない。政治家の答弁と同じことである。「宣伝してるな」と見え透いてしまう宣伝は、むしろ逆効果。宣伝を嫌がっているように思わせながら、しかし自然体で軽々と身軽に宣伝して、初めて広告の効果は上がる。
 だから、今井君はメモなしでスタジオに入った。そこから50分、「いかにも吉本の芸人さんだな」という激しいノリの「校長」「教頭」の2人と、どれほど対等に渡り合ったかは、放送を聞いたヒトなら口を揃えて絶賛してくれるはずだ。でも、ちょっと短かったねぇ。せっかくの全国ネットなんだから、もっと長くしゃべりたかったねぇ。
スタジオ
(スタジオ、外観)

 24時、生放送は無事に終了。スタジオの外で固唾を飲んでいた電通スタッフ&東進スタッフ&局スタッフの、盛んな拍手に迎えられた。校長&教頭とともに写真を撮影してもらい、サインもいただいた。
 ネットに寄せられた反応も、その場でたくさん見せてもらえた。「今井先生、いいじゃん」「絶対に今井先生を受講します」「出たぁ、サマンサ♡」「出たぁ、てんてんプルプル♡」「音読、頑張ります」「宇宙征服します」など。オンタイムでどんどん帰ってくる反応は、ほとんどが好意的なものである。諸君、感激しやすいタイプの今井君は、ここでまた胸が詰まって、言葉が出なくなってしまった。
サイン
(校長&教頭からいただいたサイン)

 24時半、タクシーに乗せられ、スタッフに見送られながら、代々木上原に戻った。今井クマ蔵は、是非また近いうちにラジオに出たい。テレビもどんどん出たい。この種の広告媒体に乗れば、今井君はほとんど緊張することもなく、決して失敗することなく、どんどん青年たちに貢献することが出来そうだ。
 1回10分ぐらいの英語学習悩み相談コーナーでも作ってくれないだろうか。それならラジオのほうがいいかね。スクール・オブ・ロックにそういうコーナーでも出来ないかね。そういう夢を限りなく膨らませながら、25時帰宅。一人、感激を噛みしめながら、深夜まで酒を飲んだ。
黒板
(今井クマ蔵の板書)


追伸: School Of Lockのwebページ内に、当日の放送採録が掲載されております。聴いたヒトも、聴きのがしたヒトも、是非ご参照ください。

  http://www.tfm.co.jp/lock/staff/index.html

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1E(Cd) Ashkenazy & Philharmonia:SIBELIUS/SYMPHONIES 3/4
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4E(Cd) K.Simizu:LISZT/SONATA IN B MINOR など
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