日常の一コマを、あなたの生涯の記念日に 白馬写真撮影オフィス「Image Create AH-UM」 -5ページ目

日常の一コマを、あなたの生涯の記念日に 白馬写真撮影オフィス「Image Create AH-UM」

何の変哲もないような日常の一コマが人生の忘れられない瞬間に変わる!! 北アルプスの稜線から田んぼのアゼ道まで、白馬の大自然を舞台にあなたの大切な記念日を移り変わる季節と共に写真に収めます。

こんにちは。

長野県、白馬村の大自然の中で、季節の遊びを通じて家族の絆と笑顔を増進するスーパープロモーター&フォトグラファーのMIHOこと、古瀬美穂です。

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先日、長野県のテレビ局、テレビ信州の「夕方Get!」という番組で、「山の写真を撮っている写真家」としてご紹介いただきました



そのときの取材の中で、解説させていただいたことで、普段から私が撮影するときに意識していることなどを、こちらに記載していこうと思います。

テレビ局の撮影意図としては、今年は「信州山の日」が制定される新世紀元年ということで、「山(=北アルプス)を撮影している私」を報道したかったみたいだったけど

あいにく梅雨まっただ中のこの季節、北アルプスの稜線が見えるのってあまりないんだな~

残念ながら前日までの天気予報は雨
一体どこで撮影をするんだろう…と一抹の不安すら感じていましたが…

なんと!当日にお天気がチェンジ 曇だったけど、雨に降られる心配はひとまずなさそうで一安心。でも、北アルプスは厚い雲の中に隠れっぱなし…さて、どうしよ。

撮影のアテンドを頼まれていた訳ではなかったのですが、やっぱり地元住民だし、「ここ」の写真を撮ってるんだし、一番良い場所に行きたいですよね^^

お山が見えない、そんなときはお山以外に魅力のある場所を探す!

ただ、今回は「山の写真」っていう条件があったので、少し足を伸ばして小谷村の雨飾り山山麓にある「鎌池」に決定

雨飾り山は日本百名山の一つで、ブナやダケカンバの森がとっても綺麗な山
そして山麓の鎌池にはいろんな広葉樹の植生が広がっていて、紅葉の時季は多くの人で賑わう撮影スポット 

だけどお天気もどんよりとした平日ということもあって、ラッキーなことに人が全然いない、静かで穏やかな絶好の撮影日和だったのでした

【今日の撮影ポイント】
曇のときは、森の木々を狙え!

曇のときは、光のコントラストがニュートラルになるので、木々の緑がとても鮮やかに浮かび上がるんです。


太陽光が強すぎると、葉っぱの表面に反射して白飛びしやすくなりますが、曇のときは葉っぱの本来の色が反映されるので、緑に深みが増します。

明るい空を背景に、葉っぱ通しが重なるように、葉っぱを下から見上げるように撮ると、光に透けて葉の葉脈がハッキリと映し出されます。

まるで木が吸い上げた水分が葉脈を通って葉の隅々まで行き渡るすべが見えるように、「生きている」命の感じが見えますね

森や林の中を散策しながら、ぜひ、自分好みの「美人さん」を見つけてください
出会った美人さんを「どんな風に”魅せる”か」がキーワードです。



湖畔や池などの水面を入れて撮影するときは、できるだけ、風で水面が揺れないときを狙いましょう。



写真は「そのとき」「その場所に」居なければ撮影は出来ません。
スナップ写真にももちろん楽しみはありますが、「Right Time, Right Place(適切な時間と場所)」を意識して撮影してみてください。

一期一会の瞬間が、切り取った一枚の作品が、
あなたの人生にとって、より魅力的なものになりますように…










こんにちは。

長野県、白馬村の大自然の中で、季節の遊びを通じて家族の絆と笑顔を増進するスーパープロモーター&フォトグラファーのMIHOこと、古瀬美穂です。

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今回の「フォトレ!」第一回目のお宿としてご協力いただいた「旅館 木塵(もくじん)」さんは、「和装 de ランチ & 撮影会♬」でもお邪魔させていただいたりと、日頃から大変お世話になっているのですが(余談ですが子供が同級生だったり

なんと

実は、その昔、白馬の三日市場にお城があった頃(三日市場城)から代々、お城のある城山をお守り(?)する地主さんだそうで

木塵さんの裏山(いや、表かな?)にある神城(三日市場城)の城跡を後世に引き継ぐため、オーナーさん自らが山の整備を担っている、ということでしたので、特別にご案内していただきました~


室町時代1486年~1530年ころ築造、修築。今から約500年前、仁科家、沢度家が地区住民に工事要請し、人馬で石や砕石を運び、山を切り開いて建築された。

この地区にある国指定重要文化財の「大宮神明社」の上に位置することから、仁科盛明によって“神城”と命名され、それが後に地名となったそうです



オーナー自身、小学生の頃から山に入ってはかけずり回り、歴史をひも解きながら昔の人が建造したお城の仕組みを研究していたのだとか。

第一の郭(くるわ/本城や見晴し台があったところ)、第2の郭(兵糧庫、武器庫、寝所、台所など)、馬舎や城門などがあった、第3の郭などの地形を復興し、私たちのように訪れた人たちに伝えてくれます。

知らなければ、ただの里山の一つに過ぎなかった小さな裏山。
でも、その土地に残された先人たちの生きた証を知り、そして守り、伝えることは、現代人の大きな使命なのかもしれません




オーナーは近い将来、お城があったころのように森を開き、白馬三山が眺められる眺望に整備し、小さな孫たちが遊べるようなツリーハウスを建設するのが夢だとか
素敵すぎる

ぜひ、その夢を実現出来るよう、微力ながら応援したいと思います

こんにちは。

長野県、白馬村の大自然の中で、季節の遊びを通じて家族の絆と笑顔を増進するスーパープロモーター&フォトグラファーのMIHOこと、古瀬美穂です。

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第1回 「フォトレ!」自然を歩こう!自然を写そう企画☆
お天気の不安もありましたが、2日間とも雨予報を一変
梅雨の晴れ間を心地よい森林の風と共に満喫することができました



初日は北アルプスの反対側、地元では通称「東山」と呼ばれている里山を散策。朝降っていた雨も、出発前にはすっかり上がり(奇跡)私たちを歓迎してくれているようでした



今回のテーマ、「フォトレ!」とは、写真を撮りながら山歩きを楽しむフォト&トレッキング。次々に訪れる被写体をいかに写すかの腕の見せ所です

今回ご参加いただいたMさんは、「登山もカメラも始めたばかり」と仰っていましたが、写真教室などにも参加されているほどの生粋の「カメラ女子
」。

ある程度、撮影の経験もあるということだったので、撮影の目標を
「他の人に“魅せるための”写真を撮ろう」に決定

まずは宿泊先のすぐそばにある三日市場アジサイ園で、咲き始めの可愛らしいアジサイを撮影することにしました

うっそうとした梅雨の時期を一気に明るくしてくれる季節花「あじさい
アジサイとカタツムリを見れば、なんだか嬉しくなるのは私だけでしょうか

撮影の目標を決めたとしても、やみくもに、各々撮影するだけではありません。
「魅せるための写真」と一言で言っても奥が深い そこで、次なるミッションを撮影ポイントに加えることにしました。


撮影のポイント

 景色の中から、まず撮りたい「美人さん(被写体)」を探す。
 自分が撮りたい、と思う主役(被写体)を引き立てる脇役を配置する。
 役者(被写体)を引き立てる背景を考える。
 ストーリー(場の雰囲気)が想像できる作品作りを考える。
など。



写真の撮り方はそのテーマによって様々です。
一言で伝えるのは難しい。

だけど、Mさんには目標がありました
いつか、アウトドアブランドの「Patagonia」や「モンベル」などのカタログのように、写真に一言言葉を添えるだけで、空気感が伝わるような独自の写真集を作りたい、のだそうです。素敵

ならば、今回の「フォトレ!」に参加された軌跡で、ぜひMさん写真集を作りましょう!と 

目的があれば、ガゼン意欲が上がります

それにしても、今回の企画。参加者のみなさんに初夏の白馬を満喫していただこうと、内容が盛りだくさんでした

宿泊の宿は、地元食材や厳選の食材を使った創作料理が好評の「旅館 木塵(もくじん)」。こちらに無理を言ってお弁当を持たせていただいたのですが、可愛らしいお重に手の込んだおかずがいっぱい鯛のコロッケなんて初めて食べました

向かいの北アルプスを眺めながらのランチタイム、これまた最高

それに、今回は地域に詳しい「山のガイド」さん同行フォトセッション
なので「きれい」「可愛い」「素敵」と右脳で感じつつ、Makkoガイドの解説で植物の生息背景や性質を知ることでより愛着を深めながら撮影を進めることができました



また、初日は里山歩きから集落、重要文化財の神社をめぐり、温泉にゆっくり浸かるころには北アルプスの稜線が少し見えて、翌日の北アルプス登山の意欲をかきたてられたのは言うまでもありません

お宿に戻ると待ちに待ったディナータイム
お昼にお腹いっぱい食べたはずなのに、帰った途端にお腹の虫がソワソワしていました


まずは食前酒、自家製梅酒で乾杯前菜は生春巻きと雪笹のおひたし。そして“岩魚の薫製”は日本酒に合う~


メインの鶏と夏野菜のトマト煮も美味しかったけど、中にお蕎麦が入った茶碗蒸しとコシアブラご飯がめちゃウマ ここに来たら、斬新メニューにいつも驚かされ、そして食べ過ぎてしまいます…


あんずジャムがかかったババロア(だったかなぁ)上に乗っているミントもお花も、木塵ガーデンで採れたもの  お料理一つ一つにとても心がこもっています


一日を振り返りながら美味しいお料理をいただいていると、若女将から「蛍、出てきましたよ」との声。

まだ季節的に少し早いかと心配しましたが、数匹の蛍たちの乱舞を見ることができ、蛍たちも私たちを歓迎してくれているようでした


おぼろ月夜に蛍の舞い。…写真のホタル、全く分かりませんが
 

「フォトレ!」2日目小遠見登山につづく


<お問い合わせ>
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090-2424-1717 (古瀬)


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旅館木塵(りょかん もくじん)
0261-75-2375
http://www.hakubagoryu.com/mokuzin/