絵本の読み聞かせ」どころではなかった
息子の幼稚園時代の私のメンタル

 

ひとつ前の記事で、

 

絵本の読み聞かせが良いとわかっていても、

それでつらくなるなら

無理しなくてもよいのでは?

 

と書いていたら、

 

その当時の、

息子が幼稚園児だったころの

ドイツ駐在帯同家族時代のことが

あれこれ思い出されてきたのですが、

 

 

当時、

かわいい盛りの息子は

とても育てにくくて、

しかも日本ではないという特殊な環境で

 

あのころは、

絵本の読み聞かせだけでなく

あれも、これも問題だらけ、

 

絵本の読み聞かせが

うまくできないことで

悩む余裕がないくらい、

 

ほかの心配と悩みで

あたまがいっぱいの

毎日だったなぁ…

 

ということを思い出しました。

 

 

 

 

  ドイツの川辺でたそがれる母子

 

 

 

image

 

ドイツ・ハンブルクを流れるエルベ川の川岸。

 

2022年9月のヨーロッパ親子旅で

じつに14年ぶりにこの場所を訪れました。

 

 

当時、暮らしていた家から少し車を走らせた所で、

この近くには遊具がある公園や森などもあり、

家族で時々遊びに来た懐かしい場所。

 

息子も遠い記憶がよみがえったのか、

「この砂浜で砂遊びしたよなぁ」

と、懐かしそうにしていました。

 

 

そう、5~6歳の頃の息子は

砂遊びが大好きでした。

 

そして、

お友だちと関わりあって

遊ぶことは苦手でした。

 

日本人学校幼稚部の

お友だちやお母さんと

誘い合わせて

この川辺に遊びに来たこともありましたが、

 

他の子どもたちが

仲良く関わりながら遊び、

そんな子どもたちを

遠目に見守りながら

お母さんがたはベンチに座って

楽しそうにおしゃべり

 

そんな幸せそうな親子の集団から

うんと離れたところで、

 

ぽつんとひとり

砂遊びをする息子と、

離れたところで一人遊ぶ息子

に付き添うわたし。

 

 

「みんなのところに行こうよ」

と息子に声をかけても

無視されて、

 

この子は、どうして

みんなと一緒に遊べないのかな。

自閉症だから仕方ないのかな…

 

と、無性に切なくなり

涙をぽろぽろと流したなぁ、とか、

 

そんな私の様子を気遣ってか

「何して遊んでるの?」といいながら

優しいママ友の一人が

私たち親子のほうへ

近づいてくるのに気づいて、

慌てて涙を拭いて

ごまかしたっけな…、とか、

 

当時は、わが子の行く末が

どうなるのかの見通しがつかなくて

 

不安で仕方なかったんですよね。

 

 

でも、息子が自閉症の特性があるという

事実は変えられないと腹をくくって

少しずつ、受容してと、

 

そんな悲喜こもごもな思い出を重ねつつ

長い年月の積み重ねの末に

 

今、息子は

それなりに社会に適応しながら

がんばって生きる大学生に成長てくれました。

 

 

このブログを読んでくださっている

幼いお子さんを抱えて

孤軍奮闘している若いお母さんへ。

 

時間が解決してくれることは多いです。

だから、いま

この瞬間にできることを

無理ない範囲で少しずつ

コツコツと積み重ねていけば

大丈夫。

 

少しずつ、ゆっくりと

あなたが心身ともに健やかでいる、

あなたが笑顔でいられることを

何よりも大切になさってくださいね。


 

 

 

 

 

 

 

image

 

ヨーロッパ屈指の貿易港でもあるハンブルク。

このエルベ川を通って北海へと大きな船が行き交います。

 

…と書いておきながら、

たまたまタンカーなど全くないタイミングで

撮影してしまったのですが(笑)

 

 

 

 

 

 

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