こんにちは
予防医学食養生士の今栄千加子です⭐︎
何で二日酔いになるの?
週末は雨予報だった関西地方ですが
めちゃくちゃいい天気で
絶好のお花見日和でした〜♪
暑くて汗ばむくらいの気温で
半袖でもいいくらい!
周りでもお花見をしている人達が
たくさんいて
お酒を楽しむ大人もあちこちに^ ^
4月に入って新年度になり
お酒を飲む機会も増える時期ですね!
気候も良くて楽しくなると
ついつい飲み過ぎてしまい
翌日の二日酔いが辛い…なんて人も
多くなりそうですね〜^^;
中医学的にみた二日酔いは
お酒によって「肝」と「腎」に負担がかかり
頭痛、吐き気、むくみ、体の重だるさなどの
不快な症状を引き起こすと考えます。
過度なアルコールを解毒&分解するために
「肝」はオーバーワークになり
多量の水分や塩分を代謝するために
「腎」も疲労困憊…T_T
余分な水分やアルコール分が停滞し
消化を担当する「脾」にも
負担がかかります。
「腎」が排出しきれなかった「水分=湿」が
体の中に停滞することで
頭痛、吐き気、むくみ、体の重だるさが起き
体を熱する作用のあるアルコールを
「肝」が解毒&分解しきれずに
体の中に停滞することで
喉や口の渇き、火照りが起きると考えます。
なので、二日酔いには
「湿」と「熱」を出してあげる食材が
ぴったりです!
酒毒を取り除く食材
薬膳では二日酔いを解消することを
『解酒(げしゅ)』と言います。
そんな効能があるのが
枝豆、緑豆もやし、シジミ
グレープフルーツ、パイナップル
などです!
ビールのおつまみの定番と言えば枝豆!
ですよね^ ^
胃腸の調子を整えて、湿を排出してくれるので
この組み合わせは薬膳的にも
ものすごく理にかなってるんですね!
あと、二日酔いにはシジミのお味噌汁
というのもよく聞きませんか?
これも、肝と腎を労り
水分代謝を促し熱を冷ましてくれます。
なので、悪酔いしないためにも
お酒を飲みながら解酒の効能を持つ食材を
一緒に食べるのも良いと思います^ ^
悪酔いしないようにする為に
お酒と同じくらいのお水を飲んだ方がいい、と
聞いたことありませんか?
和らぎ水とかチェイサーとか言いますよね。
色んな方向からの見方があると思いますが
中医学の視点から見たら
水分代謝が追いつかなくて
腎への負担は大きいし
胃腸は水分でチャポチャポになって
脾の働きは落ちて冷えてしまうし
うーん…ちょっと考えモノだなぁ…と
思いました。
美味しく賢くお酒の席を楽しめるように
薬膳の知識を使ってみてください^ ^♪
(はしゃぎ過ぎてヨダレが垂れる息子 笑)