食で大切な人を守る!ママのおうち薬膳ご飯♡

食で大切な人を守る!ママのおうち薬膳ご飯♡

スーパーの食材で作るいつものご飯を薬膳にするコツをお伝えします。食べたもので体も心も出来ています。後回しにしがちな自分のことも大切な家族も、毎日の食事で守れます!/予防医学食養生士、看護師:今栄千加子

予防医学食養生士の今栄千加子です。
薬膳学校で中医学と薬膳を学んでいる真っ最中!
日々の学びを実践して、体と心の変化を綴っていきます!



薬膳は“いつものご飯”です。
特別な食材や難しい調理は必要なし。
スーパーで買える食材で、馴染みの調味料で作れます。

自分や家族の体質を知り、食材の持つ力を知り
体質に合った食材を使う。

ただ食事を食べるだけなんてもったいない!
食べたもので体は作られているからこそ
知っているか、知らないかで人生は大きく変わります!




病院に行くほどではないけれど、
朝からだるい、疲れが取れない、生理痛が酷い、不妊に悩んでいる、冷え性など…
いつも体がスッキリせず不調を抱えていたり

イライラ、モヤモヤ、オドオド、不安が止まらない、感情の波が激しい…
そんな心の不調に

中医学の養生と薬膳は体質改善の強い味方になってくれます!





看護師歴18年、集中治療室から小児科クリニックまで幅広い分野で働いてきました。

そんな、西洋医学にどっぷり浸かった私が
東洋医学の世界に入ったのは私自身が経験した大病がきっかけでした。



子どもの頃から4人兄弟の中でダントツで怪我や病気が多く
常に病院に通い薬を飲んできました。



病気が見つかれば薬を飲み
薬が効かなければ手術をして
手術が出来なければ放射線治療をして
西洋医学で病気の対処をしてきました。





3年前、2人目を妊娠しましたが
胞状奇胎となり流産しました。
その後、大量出血し意識を失い、検査の結果
肺に転移した浸入奇胎となりました。


きつい副作用に耐えながら抗がん剤治療をしましたが
わずか5ヶ月で再発。


2度目の抗がん剤治療に違和感を感じていた時に出会ったのが中医学と薬膳でした。





そこから中医学と薬膳にハマり、勉強しながら日々、実践していく中で
体と心がどんどん整っていき、不調が軽くなってとても生きやすくなりました!

再発した胞状奇胎も、漢方と薬膳と養生で改善しました。






中医学と薬膳のことをもっと早く知りたかった…
そんな想いから、必要としている人に伝えたい!と思い発信しています。


薬膳って年齢層が高いイメージを持っていましたが
若い世代の女性にこそ知って欲しい!!
就職、結婚、妊娠、出産、子育てなど、ライフスタイルの変化が大きい時こそ
いつもの食事を味方につけて欲しいのです。



自分の事を後回しにせず、家族や大切な人の健康も守る!
お母さんが笑って楽しんでいる事が、家族の幸せの土台だと思っています♡




こんにちは

予防医学食養生士の今栄千加子です⭐︎





    







  ​連休中を元気に過ごすために!







ゴールデンウィークに入りましたね!

お休みは嬉しいですが

台所に立つ時間がいつもより長くなる

お母さんたちも増えますよね指差し






ご飯を作っては洗い物をする、の繰り返しで

ずっと、「ご飯何にしよう?」って考えてる…

みたいな時間が増えます泣き笑い






せっかくの連休、体調を崩さずに

楽しく&ゆっくり過ごせるに越したことは

ありませんよね!

この時期、病院もほとんどがお休みですし。






そんな時こそ薬膳の出番です!ウインク

不調の気配を感じたら

早めに対処すると改善も早いですよ!






ただ、毎食のご飯を作るだけでも大変なのに

家族の不調に合わせて

別メニューを用意するなんて

やってられないですよねえー






今日は、同じメニューを食べていても

体質別に薬膳を取り入れられるコツがあるので

それをご紹介します!

外食の時にも使えますよ指差し












  ​今の体質はどっち?





まずは

体質チェックからしてみましょう。

今回は冷えタイプor熱タイプに分類して
見ていきます!





自分や家族がどちらに当てはまるか
下のチェック項目で確認してみてください!





【冷えタイプ】

☑︎どちらかと言うと寒がり
☑︎冷房が苦手
☑︎冬に調子が悪くなりがち
☑︎温かい飲み物が好き
☑︎いつも眠い
☑︎落ち込みや不安感が強い
☑︎肌の黄ぐすみや艶のなさが気になる
☑︎下痢をしやすい
☑︎水のようにサラサラの鼻水が出る
☑︎尿の色が薄く量が多い
☑︎舌の色が白っぽい、苔が白い






【熱タイプ】

☑︎どちらかと言うと暑がり
☑︎暖房の風が苦手
☑︎暑い夏に体調を崩しがち
☑︎冷たい飲み物が好き
☑︎眠れない事が多い
☑︎イライラ、カッカしやすい
☑︎赤みのある湿疹やブツブツが出来やすい
☑︎粘りのあるおりものがでる
☑︎尿の色が濃く量が少な目
☑︎黄色い粘りのある鼻水が出る
☑︎舌の色が赤く、苔が黄色い









人の体は0or100ではないので
両方にチェックがついてもOKです!





大切なのは
バランスがどちらに偏っているかなので
「今はこっちが多いな」
で判断してみてください。






チェックをしてみて

私は冷房が苦手で羽織ものが必須だけど

子どもは黄色い鼻水垂らしてる、とか


私は肌の艶のなさが気になるけど

夫は赤みのあるブツブツが出来てるな、とか

家族によって今の体質が違ってくることは
よくある事です指差し





  ​体質が違う時の薬膳のコツ






そんな時に、
同じメニューを食べていても
それぞれの体質に合わせたコツがあります!




冷えタイプの人
 生姜、ニンニク、山椒、ネギなどを薬味に使う
シナモン、香辛料をちょい足しする
など体を温める食材をプラスする





熱タイプの人
冷や奴をプラスする
飲み物を緑茶にする
食後に果物を食べる
など余分な熱を冷ます食材をプラスする





外食でトンカツ定食を食べる時

冷えタイプの方の一口目はお味噌汁から
熱タイプの方はキャベツの千切りから

薬膳では
“空腹時に一番先に入ってきたものを
最も吸収する”と考えます。




風邪っぽい時は
冷えタイプでも熱タイプでも
葛粉が使えますよ!
葛湯や餡掛けにしてみて下さい指差し




こんな感じで
違う体質の人が同じメニューを食べる時でも
体質に合わせた薬膳が簡単に出来ますよ♪




是非参考にしてみてください{emoji:004_char3.png.ウインク}