動きたいけど動けない、
30代40代女性のための
直感開発カウンセラー ヒューズ夕子です
昨日は終戦記念日でしたね。
夏になると毎年、テレビで戦争体験者の話が紹介
されます。
子供の頃はその意味がよくわからず、口を開けて
画面を眺めていたような気がします。
でも、学校の学級図書にあった『はだしのゲン』
を読んで、戦争とはどんなものであるか感じることが
出来ました。
「まったく見ず知らずの者が、殺し合う」
という不自然な状況。
「家族が戦地に赴くことに異議を唱えてはいけない」
という奇妙な環境。
私が子供のころ住んでいたお向かいのオウチの
おじいちゃんは夜寝ていると戦地での記憶が蘇って、
苦しんでいたそうです。
いつ死ぬかわからない。
そして、喜んで死ぬことを求められている。
本当に、異常ですね。
でも、ただその過去を忌み嫌い、批判するだけでは
本当に大切なことを見逃している気がするのです。
戦争で苦しんだ全ての人の苦しみを
「悪い記憶」
として保持するのではなく、
その時に彼らが体験した苦しみを受け入れ、
愛と優しさの想いを送ることが
必要なのではないか…
そう感じるのです。
私達の想い、優しさは時空を超えて彼らの元に
届きます。
生きているか、亡くなっているかということは
関係ありません。
あなたに直接関係がない人だったとしても、
その人に愛と慈悲の気持ちを送ったら…
確実に癒しが起こるのです。
戦争体験によって傷付いた魂が新しい世界へと
旅立つのです。
戦争を体験していない世代の私達が今、求められているのは、
『戦争を選択する必要が全くない』
という意識なのでしょうね。
全ての人が平等で、愛されている世界。
争いよりも、許し合い分かち合うことを選択
している世界。
そこにフォーカスしていきたいものです。