イルジメ〔一枝梅〕 公式応援ブログ -11ページ目

拝啓 ヨン もとい イ・ギョム様

アンニ・ヨン・ハセヨン。


1日遅れましたが、「イルジメ」DVD-BOXⅡが昨日、72日に発売になりました!後半のレンタルも開始。購入された方、レンタルされた方は、どっぷり「イルジメ」ウイークエンド、っていうところでしょうか。

後半について語りたいことはいろいろありますが、地上波放送もまだ追いついていませんし、くだらない話をまじえつつ(最近はそればかりという噂もありますが)、ゆっくりネタをアップしていきたいと思います。

歴史背景解説もやりたかったのですが、今回はBOXⅡの発売記念ということで、少し違った形で書かせてください。それは…ヨン(イルジメ)へのお手紙です(笑)。いや、笑うところじゃありません。わたくし、いたって真面目です。誠意を込めて文(ふみ)をしたためさせて頂きます。



拝啓 ナ・ヨン もとい イ・ギョム様

初めてお便りします。が、心の中では幾度も想いを連ねておりました。
さて、どこからあなたにこの想いを伝えたらいいか……
「イルジメ」というドラマ、あなたが主人公ですが、何度も繰り返し見ております。自分でもよくまぁ飽きもせず見ていることだと感心しているほどです。

そして、なぜ何度も見てしまうのか、見るたびにもっと好きになるのは何故なのか、考えました。理由はたくさんあると思います。


まず、ややミーハーな話で申し訳有りませんが、わたくし、どうもあなたのお顔が好きなようです。「どうも…ようです」などと濁しましたが、照れ隠しです。この際なので、はっきり明かしてます。わたくし、あなたのお顔が好きなのであります。

黒く柔らかな髪型、しゅっと通った鼻筋、きゅっとしまったあごのラインに、イルジメに扮したときの仮面から唯一見える哀しげな眼、形のいい唇も、何もかもツボであります。あなたのお父さま、セドル氏がおっしゃるように「国宝級の目」だと思います。

そして、左頬にあるホクロ! その場所にホクロのある人に「スター」「天才」が多いことをご存知でしょうか? ホクロ・フェチの私が言うのだから間違いありません。その代表選手に福山雅治や吉井和哉、逆の位置になりますが、二宮和也という人がおります。なので、あなたの頬にホクロを発見したときの私の胸の高鳴り&興奮と言ったら!「ここに、天才ホクロ発見!」とドキドキしてしまいました。すみません、くだらない話でした…。

とにかく、顔全体の雰囲気がとても好きなのです。単純に「美しい」とかいう形容では済まされないのです。険があるのに、優しくて、切ないのに、愛らしくて…たくさんのものを感じてしまうのです。えぇえぇ、あなたの顔は素敵です。

でも、決して誤解をなさらないでください。何も、あなたのルックスだけを好きだと言っているのではありません。くるくると変わる表情も込みで惹かれるのです。おどけてみせる表情も、ふっと真面目に考え込むときに見せる表情も、喜怒哀楽を自由自在に行き来するその豊かな表情に、いちいち胸を掴まれてしまいます。


あなたの声も好きです。声のトーンといったほうがいいかもしれません。口調というのかなぁ。その時々によって、対する相手によって、違ったトーンの声になる。このあたりはもう少し分析して公表したいと思っています。


そうそう、あなたのアジトも好きです。山奥にある秘密の基地です。まるで、遊園地のアトラクションのようなシステムで基地の中に繋がる工夫は、あなたのアイデアなのですよね?秘密基地をもっている男の子は、何かちょっと素敵です。男の子の部屋を見ているようで、ときめきます。あなたが現代に生きているなら、パソコンがあって、我々、女子にはわからない機械機器があって……あなただけの特別の空間をうまく作ってしまうのだろうなと思います。そういう男の子が、やっぱりいいなと思うわけです。自分で何もかも作りあげ、快適で、斬新で、愛らしい空間をもっている男の子。あなたのアジトを見るたびに、話の筋とはまったく関係ないのですが、「男の子っぽさ」を感じて、心をくすぐられました。女子的理想、憧れです。

あなたの走る姿も好きです。南門市場を柔らかな髪をなびかせて疾走する姿!そうそう、藤色の服がよく似合いますね。水色の服も!イルジメに扮したときのあのスタイルも、ご自身のデザインなのでしょうか? 「ダサイ」ことが普段から嫌いなようですが、服装センスは抜群だと思います。渋谷や原宿、青山あたりで歩いていたら、ファッション誌の読者モデルにスカウトされると思います。すみません、また軽い方向に行ってしまいました。

走る姿に話は戻るのですが、第1話冒頭の屋根の上を颯爽と走る姿のなんと素敵だったこと!あんなに高いところをよくもまぁ、美しく速く走れるものだと思います。シビレました。ルックスもそうですが、動きもネコのようですよね。しなやかで、美しく、強靭で……芸術のようです。
カッコイイ走り、アクションも素敵ですが、実はあなたがお父様に塀の超え方を習ったときの、やや間抜けな姿もとてもとても好きであります。塀にカエルのようにべちゃっとへばりつく姿!あなたはこう言われるのを嫌がるかもしれませんが、めっちゃ可愛いと思います!

外見的なことばかり書いてきましたが、あなたを好きな理由はそれだけではありません。

あなたが春画を売った容疑で牢屋に入れられたときのことです。同牢の女性(お姉さんだったのですね)がエロ親父に絡まれるのをさりげなく助けていましたね。ウンチェが清の使臣の息子チョン・チホンにナンパされるのを助けたときも、そうでした。真っ向から対抗するのではなく、上手に口で言いくるめ逃そうとしましたね。チホンの時などは、うまく言いくるめられず殴られっぱなしになりながらも、決して自分から手を出すことはありませんでした。争い事を、暴力を振るうことを、あえて避けているのですよね?力づくで助けに入ることもできるはずなのに、そして世間一般ではそういう方がかっこいいと見られがちだったりするのに、あなたは敢えて「自分が情けない、軽い男」である風を装って、その場から女性達を、弱い者たちを逃そうとする。そういうところが大好きです。


あなたを「ギョムだ」と言って殺そうとするムイに追われたときもそうでした。追ってきたムイが逆に絶壁から落ちかけたときのこと。あなたを殺そうとしている相手にも関わらず、いざ彼がピンチとなると手を差しだし、助けてしまう。人を見殺しにできないのですね。ここでムイを助けたら、自分が殺されるかもしれないのに、無我夢中だったのですね。そういう持って生まれたあなたの優しさが大好きです。涙が出るほど、大好きです。


まだまだあります。が、書いていくと実はネタばれになってしまうので、困ってしまいました。なので、この手紙の後半は、またもう少したったら(放送がエピソードに追いついたら)書きたいと思います。

でも、韓国ドラマのセリフでよくあるように、「好きには理由がない」のです。理由をあげようとすればいくらでもあり、でも敢えてあげなくても、あなたが何をしようとも好きには変わらないのです。不思議ですね。本当に不思議です。

あ、あなたに聞きたいことがありました。大好きな両親がある日、実の親ではないと知ったとき、それはどんな気持ちなのでしょうか? 私は親元を離れて暮らして20年になりますが、それでも、40年近く実の親と信じてきた人たちに今さら実の親ではないと言われたら…どう接していいか分かりません。いや、それなりに上手く「フリ」をできるかもしれません。でも、たくさんの感情が生まれてきそうで、怖いです。だって、大学まで出してもらい、たくさんのお金と苦労をかけて育ててもらったくせに、いまだに頼み事をし、心配をかけ、親不孝ばかりしています。実の親だから遠慮なくしていることであって、もしそうでないとしたら、申し訳なくて仕方ありません。変に親孝行しようとか思って、ぎくしゃくした態度を取りそうです。というか、自分の親が実の親じゃないなんて、悲しいです。でも、親には変わらないと思うのですが、やっぱり泣いてしまいそうです。

だから、あなたはどんな思いで、ご両親に接しているのだろうと思うと、胸が詰まります。実の親の記憶があるからこそ余計に、私には想像がつかず、単純につらいだろうと思うくらいです。あなたはお父様が大好きなのですよね? お父様とのやり取りをみていれば、それはよく分かります。お母様に対してもそうです。科挙の時に、両班が使ういい紙を用意してくれたお母様。いいお母様ですよね。実の親じゃないというほうが、信じられませんよね。


親子って何でしょう? あなたの姿を見ていると、あなたたち親子の姿を見ていると、そんなことをよく考えます。


長くなりました。あと23回、あなたにお便りするかもしれません。

まだまだ伝えたいこと、聞きたいことがあるんです。

もうすぐ七夕です。お体に気を付けて、義賊活動、頑張ってください。お仲間によろしく。

かしこ。



勝手なお手紙を書かせて頂き、申し訳有りません。どうか笑って読み流してやってください。セドルやタンにもお手紙、書きたいんですがね。。

話は変わりますが、今、キム・レウォン関係の原稿を書いておりまして、ライター仲間に「役者として、イ・ジュンギとキム・レウォンはこの世代では群を抜くね」というメールを送ったところ、「そうだね。ま、(他と)レベルが違うかな」という返事が来て、ほくそ笑んでいたところです。この2人、小憎らしいくらい上手いです。


今日はこんなところで。皆さん、ヨンい週末を!

アンニ・ヨン!












イルジメと七夕と?

アンニ・ヨン・ハセヨン。

昨日に続き、本筋には関係ないユルい話から始めてしまうのですが…お許しを。


実は、このネタ、七夕に合わせてアップしようかとも思ったのですが、その日は別のネタが浮かぶかも知れないし、来日ラッシュでバタバタしそうだし…と、いうわけで、思いついたが吉日、ちょっと早いですがあげちゃいます。



さて、七夕に絡んだ話になります。第5話です。

冒頭、セドルは屋根の上のカササギ(韓国語ではカチ)に向かって、古い歯をやるから新しい歯をくれと投げていますね。第4話で両班の息子(シワン)に暴行を働いた罪で歯を抜かれたセドルですが、やはり歯がないことは多少気になるようで、カササギにお願いしていますこれは、朝鮮半島に伝わる一種のおまじない。日本でも、同じように抜けた歯を屋根の上に投げると新しい歯が生えてくるという言い伝えというか、おまじないというか、そういうものがありますね。私も幼い頃に母親に言われて、乳歯が抜けるたびに屋根の上に投げた記憶があります。


で、私が気になったのは、このカササギです。日本ではあまり一般的ではありませんが、カラス科の鳥で、カラスよりやや小さく、肩の羽とお腹の部分が白い他は黒い色をしているそうです。日本では北九州地方のみに生息する、なんと天然記念物!で、朝鮮鳥とか高麗鳥などという異名もあるように、17世紀に朝鮮半島から持ち込まれたものとされています。ちなみに、豊臣秀吉が持ち帰ったという説もありまして、それが事実だとしたらヨンが生きていた時代の少し前のことになりますね。

日本では貴重な鳥ですが、韓国では日本のカラスやスズメのようにポピュラーな鳥で、陰暦の大晦日を幼児語で「カササギのお正月」なんて言うらしいです。ま、これについて書いていると、話がどんどん横にそれていくので略しますが、とにかく非常に一般的な鳥なのです。


実はこのカササギ、朝鮮半島では七夕に重要な役割を担う鳥としても有名なのです。

朝鮮半島の七夕伝説はこうです。


年に1度しか会えない織姫と彦星ですが、逢瀬の日に天の川が2人を分かち、2人の涙で地上は大雨になってしまいました。2人を可哀想に思った国王は、国中のカササギを集め、天に橋を作るように命じました。以来、77日の七夕には国中のカササギの姿が見当たらなくなるそうです。

なんだかいい話だなぁ。



冒頭のセドルのセリフはなにげないもので、果たして「カササギ」にどこまで深い意味が込められていたかは、脚本家ではないので分かりません。なんの意味もない可能性も大です(苦笑)。でも、そこは妄想の醍醐味。セドルの抜けた(抜かれた)歯に絡めながら、今後のイルジメ(ヨン)の切ない恋模様を物語っているように、私は勝手に解釈し、キュンとなったりしていました。


織姫と彦星は互いに想いはあっても、遠くで想うだけで近づくことはできません。大きな川に分かたれている、その関係は、ヨンの恋路に似ている気がします。なので、七夕の日に2人を取り持つカササギが、さらりと会話の中で出てくるなんて、粋だなぁと勝手に想像を膨らませていたのです。ま、単なる偶然かもしれませんがね。


でも、こういう小さなセリフから、お隣の国の文化を発見するのは楽しいものです。

もうすぐ、七夕です。カササギは天の川に橋をかけたり、抜けた古い歯を新しい歯に変えたり、海の向こうの国で大活躍することでしょう。


そうそう、イルジメには「ウグイス(フィパランセ)」の哀しい逸話も入れ込まれています。ヨン(少年ギョム)が、ウンチェに語ろうとした逸話で、9話に出てきますね。

ものすごくアップしたかったネタがこれかい?って書き終わってみて、自分でも思ったのですが、まぁいいや、アップしちゃえ!



はい。そして、第5話から気になるのが、ヨンのセドル、タンに対する接し方の変化です。ご存知のように、第4話で記憶が戻ったヨンですが、それはイコール、セドルとタンが実の親じゃないと知ったということで、セドルとタンが「親のフリをしている」ことを知ったということでもあります(くどいですが、大事なことです)。

例えば、5話の後半で家に帰ってきたヨンが、繕い物をするタンに「ご飯ちょうだい」と言って用意していたご飯をかきこむシーン。一晩家を空けたヨンに、タンは「あきれた子(ハンシマン ノ)ね」と3度も言い捨てるのですが、いつもなら実の母親と思い込んでいるから、そう言われても聞き流すことができたでしょう。時にはムカつき、家出もしたでしょう。


が、本当の母親ではないと分かった今、その言葉は刃物のように刺さっていたかもしれません。また、実の親には多少心配をかけても、「ま、いいか」ですむのですが、そうでない赤の他人に心配や迷惑をかけたときに胸の痛みは非常に大きいものです。一晩、帰らず、セドルやタンに心配をかけたことを、心の底では申し訳なくて仕方なく思っているのです。


5話冒頭でも、セドルに「(タンに)どうして今日に限っておとなしく叩かれたんだ?」と問われて、「なんとなくさ。今日は叩かれなきゃと思って」と答えるヨンですが、ここには深くて複雑で繊細な感情がどっぷりと込められていますね。こういうなにげないやり取りにこそ、ヨンの気遣いが表れている。


で、戻りますが、5話のラストの方に、一晩家を空けて戻ってきたヨン、それを案じながら(ご飯を用意していたわけですから)「情けない子(ハンシマン ノ)」と非難するタン、非難を受け止め、いつも通り明るく振る舞うヨン(実の子のフリですね…)、そして心配して捜していた息子を見つけ叩きつけるセドル。その光景を少し離れたところから見つめるシフ。このシーンが、個人的には大好きです。

シフからすれば、楽しそうに、幸せそうに見えるヨンも、実は深い悲しみを抱えながら生きていて、シフはシフの悲しみを抱えている。同じ家族の光景も、その中にいるヨンと、その外から見つめるシフとでは、全く違う悲しみを彼らに与えているのですねぇ。


そして、このシーンでは、ヨンがタンにセドルのことを「過保護なんだよ」なんて言いながら飯を食べていると、後ろに気配を感じ、振り返るとセドルがいる。というコントのような展開もありますが、ここの、ヨン気配を感じる→振り返る→セドルを見つける→セドル、ヨンを追いかける→ヨン逃げる の間合いが絶妙なのです。何度も巻き戻して見ちゃう。いやぁ、この間(ま)を合わせるのは大変ですよ。で、大変な間を合わせてるから、見ているほうは快感と言うか、痛快と言うか。気持ちよく笑えるんですねぇ。


なので、表面的にはとても笑える微笑ましいシーンなのですが、奥深いところでは悲しい感情が流れている。そういう二重構造になっている名シーンだと思います。


ちなみに、タンの口癖?とも言える「ハンシマン ノ」は、嘆かわしい(ハンシマンダ)+やつ(ノ)という意味。さすがに、これを連発されると落ち込みますわな。ま、心の奥底ではヨンのことをものすごく気にしているんですがね。なかなか、素直じゃないです(笑)



今日もなんだかユルいネタで終わってしまいましたが…

また次回、アンニ・ヨン!

イルジメ、ベストファッショニストに勝手に認定!

アンニ・ヨン・ハセヨン。

今日は地上波では第6話の放送を終えたところですね。

私もこれに合わせて、今日は第56話を流しっぱなしで作業をしております。

話の筋とは関係ないのですが、私はヨンの髪型が大好きで、もう少し髪が伸びたら美容院に切り抜きを持参して同じにしてもらおうという野望があるのですが、髪質も顔の作りもちがうので同じにはならないと友人に諭されました。無理かなぁ。


さて。恒例のくだらない話で始まったついでに、もうひとつユルい話を。

先日、漫画家・西原理恵子さんのインタビューを読んでおりまして、そこにあった「男の子は自分を強くする鉄のモノが好きだ」という西原論にハッとなりました。

これって、ヨンじゃん! 

はい、わたくし、現在目に入るモノ耳に入るモノあらゆるモノが、ヨン、もしくは「イルジメ」(もしくはニノ)に繋がる思考回路になっております。

で、「男の子は自分を強くする鉄のモノを好む」という論がぴぴぴっとヨンに繋がってしまいました。

自分を強くする鉄のモノの例には、現代なら時計・クルマ・バイク(人によってはアクセサリー)、古くは甲冑(かっちゅう)、剣などがあげられます。そう考えると、確かに男の子は鉄のモノを好む傾向にありますねぇ。それを身につける(所持する)ことで「強くなった」気になるのでしょう。


イルジメが他に義賊もの、あるいは時代劇のヒーローものと異なる理由の一つに、そのスタイリッシュファッションがあげられます。義賊や怪盗特有の自分の正体を隠すスタイルは、大抵が黒頭巾だったり、布製のもので顔を覆うスタイルです。月光仮面(古い?)とか、「美賊イルジメ伝」のイルジメも布マスクでした。「必殺!最強チル」のチルは怪盗ゾロ風の仮面、「快刀ホン・ギルドン」のギルドンは特別マスクで顔を隠すことはありません。


が!イルジメときたら、鉄のマスクなんですねぇ。以前も書いたように、イルジメのコスチュームは韓国の人気ロボットアニメ「テコンV」がモデルになっています。元々は日本の「マジンガーZ」がモデルになっているアニメなので、イルジメの鉄マスクの源流は、「マジンガーZ」にあると言っても過言ではありません(多分…)。いかにも、男の子が好きそうなスタイルじゃあありませんか!しかも、ちゃんと現代風にアレンジされているので、非常にスタイリッシュなマスクに仕上がっている。強くなれて、スタイリッシュ! それは、メンズファッション誌「BRUTUS」や「POPEYE」で特集されちゃってもおかしくないようなスタイルなわけです。さすが「ダサイ」ことが大嫌いなヨンらしいスタイルです。

公式ガイドブックにも衣装について触れられているので、やや被りますが、以前のブログで以下のような説明をさせて頂きました。以下、エコ記事です。


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イルジメでお馴染みの、黒と赤を基調にした上下衣、半鎧&鉄仮面。戦闘着でありがなら美しく、時代衣装でありながら斬新だ。じつはこれらの衣装、鎧を含めて、価格は500万ウォン(約42万円)あまりするものである。大河時代劇で将軍が身につける鎧に比べて、はるかに高価なものなのだとか。

イルジメの場合は盗みを働くため、衣服も動きやすいものでなくてはならない。ゆえに、胸や手など主要部分だけを守る半鎧(簡易鎧)を着ける形になっているのだが、これは金属工芸家のパク・チュン氏が、イ・ジュンギの体に合うように4カ月も費やし、様々な試行錯誤の末、完全手作りで完成させた代物だ。また、リアリティを出すために、わざと腐食させて鎧のもともとの色をくすませたそうだ。

さ・ら・に!イ・ジュンギのイルジメ・ファッションが特徴的なのは、鉄仮面だ。過去の義賊たちは大抵が頭巾をかぶって活動するスタイル。しかし、ジュンギ・イルジメは目だけが出る形の鉄と布で作られたマスクをつけて活動する。ガッチャマン(古い?)などを連想させる非常に現代的かつポップなセンスなのだ。これもまた、イ・ジュンギが顔を石膏で型取り、フィットするように特製で作られている。

しかし、目だけでイ・ジュンギってわかるよなぁと思うのだが、劇中では昼の姿と夜の姿の性格的違いからか、周囲からまるで気づかれないのだ。そのたびに、「私なら気づくよ!気づいて昼の彼も優しく気遣うよ!」と切なくなるのだ。


そんなことはさておき。非常にクールで素敵なイルジメ・ファッションだが、じつはこれ、身につけて演じるのは生半可じゃなく大変だそう。以前、主要キャストにインタビューしたときのこと、劇中で偽のイルジメに扮するエピソードが出てくるポンスン役のイ・ヨンアと、新作ドラマ『家門の栄光』の予告映像のため偽イルジメに扮したパク・シフがそろって「マスクの演技は大変です!」と語っていたほど(笑)。

この苦労については、イ・ジュンギ自身も語っているが、その華麗なる見た目の裏側に、じつは隠された苦労、結構笑える話(本人には悪いが)があったのだ。


「撮影時は(夏で)暑い日が多かったし、僕はアクションも好きなので、そういうシーンを自分でこなすことも多く、いつも以上に汗をかくわけですが、汗をかくとマスク自体に汗が吸い込んで重くなるんです。それでマスクが重くなると、今度は鼻が押されてしまうんですよ。鼻が押されてしまうと呼吸が困難になり、あまり呼吸ができないため肩で呼吸をしてしまうと、今度は絵的に美しくないことになってしまう。本当はそうでもなかったですモと言いたいところですが、マスクをつけての撮影は本当に大変でしたね」


あの美しきマスク姿、裏側の苦労その1は、「呼吸困難」だった!マスクをつけてのセリフも多く、またハードなアクションシーンもあの姿でこなしているのだが、その裏では「呼吸困難」というつらさがあったとは、露も感じられない。イルジメは精神的なつらさと同様に、肉体的なつらさも隠していたわけである。知れば知るほど、胸を打ち、魅了されますなぁ。

そして、もうひとつ、イ・ジュンギはこんな裏話も暴露してくれた。


「毎日撮影があるので、一日終わったら洗ってというわけにもいかなくて、マスクをずっと同じものを使っていたんです。もちろん自分しか使っていないんですが、ちょっと匂うなと気になったりもしました(苦笑)。でも、僕はあのマスクについて重いとか臭いとかいう話は一切しなかったんです。ただ、あるとき監督がそのマスクを手にして、あまりの重さにびっくりされたとされたそうです(笑)。こんな重いものを文句ひとつ言わずに付けて演じてくれたんだ。みなさんが想像している以上に仮面は重くて大変だったと思います」

美しきマスク姿、裏側の苦労その2は、「匂い」。ま、これは念頭から外して頂いてもいいかも(苦笑)。とにかく、我々が「素敵!」と思って見ているその姿の裏には、結構大変な苦労があるのだ、ということを念頭に本編を堪能すれば、また違った見方ができるかもしれない。

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最近のマスクは大分、進化していて、長時間つけていても苦しくないようできているが、それでもマスクをしていると違和感もあるし、蒸れるし、人とうまく話せないし、快適なものではありません。イ・ジュンギ、いやイルジメは、そんなマスクをしたままでハードアクションをこなしていたんですねぇ。

オシャレには努力がいるのです!(って、半分冗談ですが)。

そうそう、ガイドブックにありましたが、鉄のマスクにデザインされている模様は、ヨンの涙だということでした。幼い頃に体験した悲しさを表そうとしたのだとか。深いっ!


まぁ、いずれにしても、イルジメのファッションセンスは抜群にいいことは間違いないありません。私が選ぶ(笑)過去の韓国ドラマのベストファッショニスト、3本の指に入ると思います。しかも、男の子が好きなスタイルです。なにせ「自分を強くする鉄のモノ」ですから。

「ダンナもはまった」という話をよく聞きますが、そんな男子が好むスタイルが、このドラマを男性陣にも受け入れやすいものにしているのかもしれません。

なので、ぜひ「BRUTUS」や「POPEYE」、あるいは「PEN」なんかで特集してほしいものですねぇ。あ、「Tarzan」でもいいかも。イルジメアクションで体を作る!みたいな特集で、セドル式盗人トレーニング法なんかを載せちゃったりして!

すみません、暴走しました…。


あれ…前置きのつもりが、こんなに長くなってしまった。ので、今日は前置きで終わりになります(苦笑)。
明日はもう少し真面目なネタを書かないと、皆さんから呆れられそう…? というか、布教活動にならないですよね…

が、がんばらねば。

では、アンニ・ヨン!