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多剤服用という言葉をご存知でしょうか?最近ではNHKのクローズアップ現代でも特集を組む問題です。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4343/index.html
AGA治療薬とサプリの多剤服用問題の別の記事
ミノキシジルタブレット(降圧剤)とサプリメントの併用による、多剤服用のトラブル 3
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12552194654.html
AGA治療薬やミノタブの増量やサプリ追加の多剤服用問題 2
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12551125134.html
認知症や精神疾患など、症状が重症化するにつれ、症状に合わせて薬を増やしていくという治療です。
育毛治療に比べると、認知症や精神疾患は、認可されている薬が多い為、薬の種類を増やす傾向が強かったのですが、これを根本的に見直す傾向が強くなっています。
育毛医療において、日本ではザガーロ、プロペシアが認められており、それ以外には日本皮膚科学会は推奨できないと、発表しているミノキシジルタブレット(以下ミノタブ)が支流です。
上記のいずれかの組み合わせを内服しても期待していた効果が見込めなかった場合、一部の育毛病院では、成分濃度を上げるなどを進めるケースや、付随してリジンやノコギリヤシ、亜鉛などを追加で処方するケースが増えています。
病気を早めたり、確実性を高める為に、多剤服用が良いと考える人が多くいるようですが、認知症や精神疾患の治療においては、薬の種類や量を減らす、減薬によって、それまでの認知症状が一切なくなった例もあります。
プロペシア、ザガーロ、ミノタブは医薬であってもサプリメントは無害であると誤解されています。
またサプリメントは明確な薬効は明記することがない為、健康食品の延長のようなイメージが強くありますが、単体では、影響はなくても、同じ目的をもった医薬品とサプリメントを組み合わせてしまうことで、本来よりも大きな影響が出てしまい、重症化する恐れがあります。
実際昨年発表された最新の論文でも多剤服用は医薬品だけではなく、サプリメントなどの混合服用でも起こることが公表されています。
日本皮膚科学会がミノタブの処方を反対して以降、自院のオリジナル治療薬と名前を変え処方されているケースや独自のパッケージングなどで、ミノタブとわからないようにしている医療機関が急増しています。
病院で処方を受けた、育毛薬に加え、サプリメントであれば大丈夫だろうと、自身のサプリメントを追加している場合がありますが、これも多剤服用に当たります。
認知症の場合、一般の基準としては6錠を目安としているようですが10錠飲んでも大丈夫の人もいれば、4錠で異常を致す場合もあります。
ところが、想定されていなかった医薬品の飲み合わせによる、反応により、薬を増加していたほうが認知症が酷くなり、徘徊や、ボケが急速に進み、手の施しようのなかった方が、薬を減らすことで、大幅な軽減や完治したケースが増加していることから、認知症治療のガイドラインが根本的に見直される傾向が強くなっています。
安易なミノタブやAGA治療薬のフィナステリド、デュタステリドの増量が一番の問題ですが、サプリメントに関する知識は医師よりも、薬剤師のほう詳しく、健康食品と医薬品を組み合わせることで有害になることを医師が承知していない場合があります。
特に育毛医療に用いられる薬ともなれば、調剤薬局で受け取るよりも、院内処方されており、普通の医薬品のように薬剤師に相談できないまま、処方されます。
患者自身も、サプリは無害と勝手な想像から、サプリの内服を医師には伝えず、多剤服用になっている7割を超えるそうです。
認可されていないミノタブを処方し、安全性が確認されていない、基準量を大幅に超えた、治療薬を育毛目的で処方している、育毛病院でサプリメントについて相談をしても、「サプリメントであれば大丈夫」と回答する医師がほとんどかもしれませんが注意は必要です。
AGA治療薬のプロペシア、またはミノタブを服用している場合。ザガーロへの転用や薬の増量に不安があってもサプリは天然成分なので、効果増大の代用薬として利用する場合でも多剤服用に陥り、想像を超える、副作用や後遺症を発症しかねません。
認知症ではない、高齢者の7割が多剤服用が原因で、一見すると重度の認知症と判断されていた患者がが、12種類の薬を7種類にすることで、暴力行為などの問題が軽減され、家族も見放していた症状が、軽減され、日常会話ができるまで回復したケース。
薄毛に限らず、どのような病気でも、症状が酷くなれば、薬を増量することで、回復を増進する足し算医療が定着化していますが、健康であれば、服用をしない薬やサプリメントも、量や種類を増やせば、増大効果が期待できると考えるのは大きな誤解です。
ノコギリヤシも日本ではサプリメントとしての扱いですが近年では前立腺肥大などの治療に用いられるケースも多く、これはフィナステリドやデュタステリドが元々開発された目的と同じです。
実際、前立腺治療中はノコギリヤシなどを併用しないよう、推奨する専門家や国々があります。
また、プロペシアやザガーロを飲みながら、さらに、ノコギリヤシを併用しての安全な接収量がデータ化された臨床研究も存在せず、前立腺肥大は定期的な検査も行われますが育毛治療では検査をするような配慮されていません。
亜鉛にしても、近年の加工品を中心とした食生活でコンビニ飯などの出来合いの食品に、含まれる食品添加物の亜鉛キレート剤が多く含まれる食品の摂取増加により、小腸からの亜鉛吸収率は悪くなっているというデータが公表されています。
その為、成人男女の亜鉛摂取量も、厚労省が定める量に至っていない例は多いようですが、亜鉛の摂取量には推奨されている上限があり、食品添加物が含まれていない食生活にすれば、不足分は補える程度の量です。
それにも関わらず、サプリメントの容器に書かれた量であれば安心ではなく、場合によっては亜鉛過剰症や亜鉛中毒に陥る場合もあります。
何より、薄毛でお悩みの本人が亜鉛を欠乏しているのか?しているのであればどの程度で、
過剰摂取にならないのはどの程度かと、血液検査などをしないまま、サプリだから安全と飲み続ける問題。
それ以前に、亜鉛をバランス良い状態で保てば薄毛が治るという考え自体、医学的に証明されないまま、ネットなどでの書き込みを見てしまって、育毛目的で服用しているケースがとても多いです。
亜鉛は髪の三大要素のひとつとされていますが、薄毛の原因が亜鉛不足から起こっているか検査する方法も確立されていないのに関わらず、摂取したところで意味を持ちません。
認知症に限らず、育毛などの内服治療では何かクスリやサプリメントを足したら、ひとつ引くという考えも重要です。
特に、別の疾患をお持ちで、既に何らかの薬を服用している場合、育毛薬との飲み合わせもありますが、そこに加えたサプリメントで多剤服用に陥り、体の異常を引き起こす場合があります。
ミノタブは単体でも育毛薬として世界中で認可されておらず、製薬会社ですら、育毛目的での服用を推奨していません。
ザガーロにしても、育毛薬としての認可は日本と韓国だけであり、他国では副作用の発症率の高さから、治験する躊躇する状態です。
世界的なニュースメディアとして知られる、ロイターがプロペシアの副作用や後遺症の問題として、「メリク社の秘密を守る手助けを裁判所がする」というタイトルの記事を発表しました。
https://www.reuters.com/investigates/special-report/usa-courts-secrecy-propecia/
今回の報道はアメリカで起こる様々な裁判において、証人の証言やデータが原告または被告代理人の意見を元に、裁判官の判断で、一般に開示されない事例があまりにも多すぎること。
プロペシア記事の一覧
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/theme-10105970244.html
ザガーロ記事の一覧
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/theme-10105970246.html
プロペシアのように、ザガーロは育毛薬として世界的に承認された薬ではありません。デュタステリドは海外では、主に前立腺肥大治療薬としてのみ使用されています。
プロペシアなどのフィナステリドと比べ、ザガーロは1.6倍の育毛効果が期待できるという説明を見たまたは聞いた方は多いと思います海外で育毛薬として治験内容についてはあまり知られていません。
過去にも紹介しましたがザガーロによって育毛効果を得るには現在日本で処方されている0.5mgの5倍の2.5mgを内服しなくてはフィナステリドよりも優位に作用しないことがOlsen博士のメタアナリシスによる臨床試験
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ところがザガーロに関しては日本皮膚科学会が2017年に推奨度Aとして発表をしています。
ザガーロを推奨度Aと判定するに当たり、日本皮膚科学会は1件のメタアナリスによる検証。3件のランダム化比較試験。1件の非ランダム化比較試験などからその効果を認めたと書いています。
この中で多きな疑問が存在します。
3件のランダム化比較試験および、1件の非ランダム比較試験、7段階のエビデンスレベルの中でも上から三番目の(randomized control study)が3件で、1件はcohort study (コホート研究)レベルであることです。
そして、ザガーロを日本皮膚科学会が推奨度Aとした根拠として、メタアナリシスが1件含まれていると記載されていますがこれは2006年にOlsen 博士が発表した論文です。
韓国と日本で承認されて以降、またアナリティクスどころか、2番目に信憑性が高いと言われているシステマティックレビューもザガーロでは行われていません。
システマティック・レビュー(systematic review)とは、文献をくまなく調査し、ランダム化比較試験(RCT)のような質の高い研究のデータを、出版バイアスのようなデータの偏りを限りなく除き、分析を行うことです。
日本が参考にした2006年に海外で行われたザガーロのメタアナリシスの具体的内容です。
The importance of dual 5alpha-reductase inhibition in the treatment of male pattern hair loss: results of a randomized placebo-controlled study of dutasteride versus finasteride
https://vipadenievolos.ru/files/2016-07/research/dutasteride/Dual-5-a-reductase-inhibition.pdf
417人、21歳から45歳を対象に24週間, デュタステリド濃度は以下の4通りです。
005mg
0.1mg
0,5mg
2.5mg
注.1 メタアナリシスによって、ザガーロのデュタステリドがプロペシアのフィナステリドよりも効果的と説明されていますがもっとも注目するべきはこの論文ではフィナステリドがデュタステリドよりも優位に作用するのは2.5mgのデュタステリドであると結論つけていることです。
これは皆さんがAGA治療で処方されているザガーロの5倍の濃度で.はじめて、デュタステリドがフィナステリドよりも効果的だと結論が出されています。
ザガーロなどのデュタステリドを育毛薬として承認していないヨーロッパでは2.5mgのデュタステリドの服用が現実的ではないと考えているからこそ、日本と韓国以外の国ではAGA治療薬として承認されておらず、製薬会社も治験すら初めていない事情があります。
どちらにしろ、2006年に海外で発表された論文を元にしておりますが、それから12年経過した今でも日本と韓国を除いて、ザガーロを育毛薬として承認していない事実や、メタアナリシスではないにしてもシツテマティックレビューなどで効果の検証を行うべきだと思います。
ザガーロについては他にも数々の疑問が存在します。
ご興味のある方は以下にまとめているのでお読みください。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/theme-10105970246.html
他にもプロペシアについて日本では知られていない副作用などについての最新情報を以下にまとめています。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/theme-10105970244.html
2019年に新たに発表された低出力レーザーの育毛効果を証明する最新の2つの学術論文があります。
1つ目は国際毛髪学会で2017年に最優秀賞を受賞した研究者が追加の臨床試験を元に、新たな論文を発表。
その研究者の方は現在、市販用で最多のレーザーを搭載する、CapillusRX 312を研究にご利用いただいてます。
2つ目は「最強の科学根拠」とされるメタアナリシスで低出力レーザーの育毛効果が証明された2例目の学術論文が発表されました。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12463065109.html
日本で用いられているミノキタブレットやザガーロが欧州皮膚科学会がどのように考えているか以下でご紹介しています。
欧州皮膚科学会 男/女性型脱毛治療のガイドラインで低出力レーザー器を推奨とミノタブやザガーロなどの内服育毛治療の見解
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12360438448.html
アメリカでもっとも権威のある皮膚科学の医学論文を発表しているJournal of the American Academy of Dermatologyに2017年4月にAGA型脱毛の治療の有効性を過去に発表された学術論文をメタアナリスによって検証した結果が発表され、低出力レーザーの有効性が認められました。
The effectiveness of treatments for androgenic alopecia: A systematic review and meta-analysis
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28396101
メタアナリス(meta-analysis)とは、複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること、またはそのために手法や統計解析のことです。
ランダム化比較試験(RCT)のメタアナリシスは、根拠に基づく医療において、もっとも質の高い根拠とされる検証とされています。
この中でAGA治療として今回のメタアナリシスで検証が行われたのは塗布用ミノキシジル、フィナステリド、低出力レーザーです。
メタアナリスを行うに当たり、過去に発表された学術論文上のデータが明確であることが不可欠です。
さらにはそのデータはダブルブラインドテストなどを用いり、公平性が保たれていなくてはなりません。
低出力レーザー育毛器の役割とCapillus特有の効果について、一つの記事にまとめました。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12369252990.html
AGA 男性型脱毛症のメカニズムとDHTの抑制とATPの増加させる、低出力レーザーの育毛への役割の違い
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12369284172.html
低出力レーザーが承認され、改定された男性・女性型脱毛症治療ガイドラインの内容については以下で詳しく説明しています。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12347022098.html
7年ぶりに改定された日本皮膚科学会、男性型および女性型脱毛症治療ガイドライン2017年版に低出力レーザーが男性、共に有用性を示す十分な根拠があるとされる推奨度B。
育毛薬として世界で承認されている塗布用ミノキシジルやプロペシアのフィナステリド以外でAGA治療に対し、有効性が証明されたのはCapillusやTheradomeなどの低出力レーザーのみです。
2019年の国際毛髪学会の最高賞受賞ドクターと全米で自毛植毛手術のトップ10ドクターであり、同学会の前会長がCapillusを利用
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12547619891.html
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重要ポイント
Capillusは国際学会でも注目を浴びている為に、一部のメーカーが模造品のような製品や中国ではコピー製品などが販売されています。
1.本体や付属品を海外で製造し、梱包だけをアメリカで行うことでアメリカ製であると表示しているメーカー。
2.効果に疑問があり、商品の耐久性や説明書に記載されている、個々のレーザー照射装置の耐久テストが本来行うべき方法で検証されておらず、本体の強度不足も露呈しています。
Capillusと他の全頭型低出力レーザー育毛器メーカーの製品の臨床試験の結果, FDA510Kを承認を受けたCapillusと中立的な第三者による、臨床試験がされないまま510K承認を受けた、他社製品との違いや製品の耐久性や保証期間の大きな差について以下で詳しく説明をしています。
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12568674484.html
Capillusは国内の育毛専門病院でも導入状況や他社製品との違いについて、以下のサイトにまとめてあります。
AGA育毛効果.COM
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https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12372685561.html
Capillus202・Capillus82の割引と下取りキャンペーン 2020年6月30日をもって値額の減額が決定
https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12340924963.html
2019年6月 TBS「王様のブランチ」でCapillusをご紹介いただきました。
ブラックマヨネーズの小杉様が司会をされている読売テレビ 2018年11月9日放送の「マヨなか笑人」の企画で「人生コレを知らないと損をする!騙されたと思ってやってみぃ大会」で小杉様がCapillusをご紹介いただきました。
放送内容を紹介したブログの記事をご欄いただけます。
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Capillusはこれまで以下の7誌でご紹介いただきました。
詳しくは以下をご欄ください。
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