建築基準法の構造安全性 に対する考え方
マイホームを手に入れようと思っている方は、建物の安全性についても気にしていると思います。そこで、建物構造について連載していきます。ik 高橋 です。前回の地盤の見方に続き、今回は建築基準法の構造安全性に対する考え方です。建物の安全性とは?一般の住宅で言うと、A.常に働く重力に耐えられること。 歩くと床がたわみ、音はするし、気持ちが悪い。 丸い物を置くと勢いよく転がってしまう。 ・・・等々がないようにする。B.希に発生する外力に耐えられること。 ①年に数回来るかもしれない、台風(強風)に耐えられること。 台風で屋根が飛んでしまう。 台風で建物自体が損傷・倒壊する。 ・・・等々がないようにする。 ②建物が建っている間に、遭遇する確率が高い、中・小の地震に耐えられること。 地震で基礎や壁にひびが入る。 地震で屋根が崩れる。 ・・・等々がないようにする。 ③建物が建っている間に、遭遇するかもしれない、大地震に瞬時に倒壊しないこと。 大地震で逃げる間もなく建物自体が倒壊しないようにする。 言い換えれば、人命が助かれば、建物はその後使えなくても良い。 ④積雪に耐えられること 大雪で屋根が落ちる。 家が傾いたり、壁に損傷が出る。 ・・・等々がないようにする。 が考えられます。建築基準法では各事象に対し、過去の気象条件等を考慮して、詳細に基準があり,一定の安全性は確保されています。ですが、忘れてはならないのは、建築基準法は安全性を保つ最低限の基準です。基準を守っているからと言って、想定外の外力には、対応していません。あくまでも、建物の安全性の最終的な責任者は、当人なのです。では、どこまで丈夫にすれば安全なのか?行き過ぎると、扉や窓のない家になっても、住むことは出来ません。その建物が建っている土地や気象条件によって、総合的に判断する必要性があります。もし、疑問や不安があるようでしたら、工務店や建築士に是非相談してください。もちろん、インスペクション関西( ik ) でも、ご相談にのりますので、ご一報をお待ちしております。