高座としましたが
落語みたいに面白くはないかも
快適な家に住うことができますよう
授業形式で書いていきます
(給食はありません 手弁当と飲み物持参で受講ください)
(比喩やジョーク、チクッ)入り
28年前に設計したエの字プランの住宅
中庭は友達が集まりワイワイするためのもの
建築士はこんなことできます
設計って何、監理ってなに?
設計士??? そんな資格はありません
建築士の資格を持ち住宅の設計をする人を知ろう
1時限:建築士って何だろう?
2時限:建築士が設計と工事監理をできる範囲
3時限:設計監理業務(設計監理の仕事内容と契約範囲)
4時限:設計監理報酬(俗に言う設計料)
5時限:設計事務所ってどんなところ? 設計事務所選び
6時限:建築家と建築士の違い
1時限:建築士って何だろう?(建築家とは違います 設計士でもありません)
法律によると
法律(建築士法)で建築物の設計、工事監理を行う技術者の資格が定められていて
その免許を持っている人
一級建築士:国土交通大臣の免許を受け、一級建築士の名称を用いて
設計、工事監理等の業務を行う者を言う
国土交通大臣が行う一級建築士試験に合格し
実務経験を積み手続きをしないとなれません
二級建築士:都道府県知事の免許を受け、二級建築士の名称を用いて
設計、工事監理等の業務を行う者を言う
木造建築士:都道府県知事の免許を受け、木造建築士の名称を用いて
木造の建築物に関し、設計、工事監理等の業務を行う者を言う
二級と木造は都道府県知事の行うそれぞれの試験に合格し
実務経験を積み手続きをしないとなれません
建築士又は建築士を使用して設計監理などの業を行うものは
建築士事務所の登録を所轄の都道府県知事に行わないといけません
Q:免許さえもっていれば建築士ですか?
A:そうです。一度、試験に合格して免許を取ればズ-ッと建築士です
自動車の運転免許みたいに更新はありません
取り消しや業務停止の規定はあります」
ただし、設計監理を行うには、3年ごとに、建築士の定期講習を受講し
考査に合格し修了証を持たねばなりません
単なる建築士はその人の責任で設計監理を行うことができません
Q;設計や工事監理に慣れていない建築士もいるのですか?
A:はい 建築士の中でも設計や工事監理を主にやっている(長年やっていたことがある)
人は少ないのが現実です
施工管理に従事している人も多いんです
(この頃は 監督さんにしかなるつもりがないから建築士でなく、建築施工管理技士の
資格をとる方も多くなりました)
建築士の状況を少しオシャベリします
全国に建築士は統計上令和2年4月で116万人程
一級建築士は37万人位かな?
このなかで設計業務に従事している人は多くはありません
(10万人はいないのでは)
ちなみに建築設計事務所の登録数は1,2,木で10万ほど
(建築士の実数は建設省も把握していないかも 現役引退者もいるし
お亡くなりになった方でその届けがなされてないこともあります)
施工管理(現場の監督さんなど)の業務をしている人は
昔は専門の資格がなかったので建築士の資格をとっていました
今は監督業だけなら「建築施工管理技士」という資格で
一級と二級があります
両方持っている人もいます
資格を持っていても設計ができない人
一級の資格はないが設計がうまい人
(事務所に所属していて業務はできるが
どういう訳か 試験に合格しなくて受験をあきらめた人)沢山います
設計監理能力もピンからキリまで
資格をとってすぐ開業など普通はとても難しい
(開業しても仕事できない? 実務は甘くない!)
家の設計を依頼しようとしている貴方!
建築士だからと安心しないように
とにかく、御見合いしてから判断しましょう