どうもこんばんは、一狐です
ようやく暖かくなってきてバイクの季節到来と言うわけで、そろそろ外に出る予定
フェンダーレスを貰ったので付けたいんですが、4年ほど前に変えたレギュレーターがでかすぎて邪魔なので小さいサイズの物に変えられないかなという事でちょっと買ってみました
カワサキ Ninja H2(H2 SX SE)用のレギュレーター
21066-0745 レギュレータ(ボルテージ)
新型のバイクでカプラーも防水タイプ、なのにSHから始まる型式という事でオープンタイプの小さいタイプなんじゃないかと期待をして買ってみて箱を開けて見ると
型番はSH866BAのSH800シリーズ!
オープン式の今使っているSH847なので期待大
サイズ的にもギリギリ許容範囲内のレベル
横幅はそんなに変わりませんが、SH847は縦がとにかくでかい
レギュレーターのサイズ
厚みはSH866が28mm、SH847が40mm弱と10mm差
コネクタ+配線を付けた場合、必要な空間は寸法図+25mm
SH866なら130mm、SH847なら150mmとしておくと大丈夫でしょう
コネクタはZZR1400、ZX-10R、YZF-R1、デイトナ675等と同じコネクタが使えます
このセットだけで4,000円以上するお高いコネクタ
これコピー品が出回っています
本物に比べて防水性で不安が残ります
水がかかる場合はコネクタセットは安い方を使い、ゴムキャップだけ正規品の購入をお勧めします
一応ギリッギリ入ります
んじゃ後は特性を見て見るだけだなーって事でオシロを接続してエンジン始動
・・・あれ?
普通のショート式じゃねーかYO
おまけにFETならFHから始まる型番がSHって事はサイリスタタイプ・・・
オープンタイプのレギュレータなら↓の様になります
電圧が60V付近まで上がっている時が電圧制御中
かなーりガッカリ(´・ω・`)
もちろん電源の出力はVTRの頃と比べればスパイクノイズも無く、安定した電源になっているのでLEDを付けても安心
もういいや、と思ってエンジンを切ろうとした時ふと電圧計の電圧を見ると、いつもはアイドリングで13.3V付近を表示しているのに、このSH866を付けている時は14.1Vを表示し、MOSFETタイプと同等にアイドリングからバッチリ充電してます
このSH866は従来のサイリスタショート式だけど、ショットキーバリアダイオードを使用しているのかもしれません
H2の諸元には5000rpmで最大30A出力と書いてあり、14.4V換算なら432W
VTRの諸元には5000rpmで280Wになっており、昔より電力要求は増えているのに効率の悪いままとは考えにくいです
追記
最新のZX-10R SEもSH866でした
近年MOSFETタイプは減りつつある事を考えると、コイル焼けの問題は無視できないレベルにある様な気がします
そんな訳で、ちょっと期待はずれな部分もありましたが、SH866は悪いものでは無さそうですよ?
アイドリングで充電が不足するけれど、MOSFETだとコイル焼けが心配と言ったバイクに合うのではないでしょうか
従来タイプでちょっと高性能、ノイズ対策もされているので、旧Z900や刀等の旧車~2000年初頭のFI車まで幅広く置き換えできそうです
なお今回の物は推測が結構含まれているので、流用の際は自己責任で