LA400K いつでもオープン化と車速キャンセラーもどき | ガレージ 一狐亭

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どうもこんにちは、一狐です

めっちゃ寒いので春はまだもうちょっと先っぽいですね

今回はコペンの買ったときから不満だった部分をようやく変更です

 

電動ハードトップで気軽にオープンにできるコペンですが、ATだとシフトレバーをPに入れる必要があり、信号待ちの間に屋根を開閉したくても間に合うかギリギリだと厳しい

そんな訳でもっと気軽に開閉できるようにします

 

いつでもオープン化で検索すると出てくる方法だと本当にいつでも開閉できるので、

高速道路でウインドウと間違えてルーフのスイッチを押すと電動ルーフがぶっ壊れます

コペンの電動ルーフは車速信号が入力されており、時速5Km/h以上だと動作しない様になっているのですが、いつでもオープン化すると車速信号もカットするためです

 

何度かルーフとウインドウのスイッチを間違えて押したことがあるので流石に怖い

そんな時に便利なのがこれ

LA400Kコペン専用 車速キャンセラーキット LA400Kコペン専用 車速キャンセラーキット

走行中でも30Km/h以下なら開閉できるようになるキット

 

でも1万円か~って事で迷っていたらもっと安い物を見つけました

12V用車速スイッチキット 12V用車速スイッチキット

お値段半額以下

 

これを使って30Km/h以下なら車速信号をカットするようにすれば専用品買わなくていいんじゃねーって思ったんですが、コペン専用品と何が違うのかなーと調べてみると、

専用品はルーフ開閉中なら30Km/hを超えても開閉が終わるまでキャンセルし続けるでした

汎用の車速スイッチキットの場合、設定速度を超えると警告音と共にルーフの開閉が中断するので、減速する必要があります

スマートルーフを付ける場合は専用品を付けないと不具合が出る可能性があります

 

車速スイッチキット

2回路入っていて別々の速度を設定できるので、ルーフ以外にも応用したり、同じ速度に設定して開閉可能かのインジケーターランプを付ける事もできます

 

早速取り付け

エアコンパネルを取り外し奥にあるパワーウインドウECU真ん中のコネクタの配線に加工します

車速パルス線(灰)とパーキング信号(緑)をカットして端子を付けます

MTの場合パーキング信号(緑)ではなく、位置は同じでサイドブレーキ信号(赤)になります

配線に余裕が無いので、ギボシ端子を使うなら後入れスリーブでないと厳しいっす

エーモン ギボシ端子セット(後入れスリーブ) 5セット 1153 エーモン ギボシ端子セット(後入れスリーブ) 5セット 1153

パーキング(サイドブレーキ)信号線の車体側はカットしたまま絶縁し、ECUコネクタ側は上のナビか、グローブボックス奥のボディアースに接続

これでシフトポジションがP以外(サイドブレーキ解除)でも開閉が可能

 

車体側の車速パルス信号線は車速スイッチのリレー入力(緑)と車速入力(灰)両方に接続し、ECUコネクタ側は車速スイッチのリレー出力(紫)と接続

車速スイッチの電源(赤)はナビのACCかグローブボックス奥のヒューズボックスIGN、アース(黒)は同じくボディアース

 

購入時は速度設定がされていないので、走行中に車速スイッチ車速設定(茶)を設定したい速度になった時一瞬ボディアースに繋げると設定されます

パルスジェネレータを持っているなら、21Hzを入力でも代用可

 

 

動作の確認方法

1.P以外の位置でもルーフが開閉できる

2.運転席側のルーフロックを開けたまま速度を上げ、設定速度を超えたら警告音がなる

1.2.共OKならルーフを開閉してみて正常ならこれで完成です

 

なおこれを付けれから寒かったり雨の日が続き、まだ本領は発揮できません…

車速スイッチキットは設定したパルス以上でリレーをONOFFできる物なので、車速以外にも色々利用方法がありそうです

 

周波数カウンターなら山程あるのに、リレー付きって有りそうで無いんですよねぇ

当初はF/V変換モジュールと電圧検出モジュールを使ってできないかやってみましたが、10Khz対応の安いF/V変換機だと20Hz程度の超低周波では応答速度が遅すぎて使い物になりませんでした

F/V変換するなら自動車用に設計されたLM2917Nが最適なんですがディスコンになっちゃったんですよねぇ

今どきArduinoとかでやったほうがスマートなんでしょう

 

それではまた