女性向け商品・サービスのための集客マーケティング -120ページ目

相手の「胃袋」を握ったものが勝ちである

こんにちは。

 いつもありがとうございます。


 WoRM(ウーマンレスポンスマーケティング)の中から、

 『ロクシタンカフェの秘密』というお話を
 したいと思います。



【今日の目次】~相手の「胃袋」を握ったものが勝ちである~
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 ◆化粧品メーカーが、カフェを出した

 ◆プロバンスの香りがする、カフェへ

 ◆そしてついに・・・ビジネスモデルが。

 ◆カフェと化粧の組み合わせ?

 ◆顧客導線の引き方が勝負の分かれ目

 ◆相手の「胃袋」を握ったものが勝ちである

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 それでは、今日も
 さっそくお話したいと思います。



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 ◆化粧品メーカーが、カフェを出した
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 ロクシタンとは、
 南フランスの、プロバンス地方、
 明るい太陽と豊かな自然に育まれた土地から
 うまれた化粧品です。


 その化粧品メーカーが“カフェ”を出しました。
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忍田博明のブログ



 大通りの角地に面した、ビルの1Fと2F
 その2Fがカフェになっています。


 なにが面白いのかと言うと・・・


 1F化粧品の化粧品コーナーを
 通らないと2Fのカフェにいけないのです!



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 ◆プロバンスの香りがする、カフェへ
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 まずは1Fを横目にカフェに直行。

 店内は明るくガラス張りの壁面とベージュ系の
 家具でシンプルにまとめられています。

 メニューはドリンクのほかに軽食があります。


 せっかく来たので
 プロバンスの気分に浸ろうと思い、
 『生ハムサラダとパンのプロバンス風』というような
 メニューをたのみました。 



忍田博明のブログ


 もちろん美味しくペロリと完食しましたよ!


 ここは東京なのに、
 なぜか優雅な気分になってしまいます。


 他のお客さまも、
 なんだか優雅に過ごしているように
 見えてしまうから不思議です。 



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 ◆そしてついに・・・ビジネスモデルが。
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 そして、お腹もまんぷくになったので
 帰ることにしました。


 帰りはもちろん、
 1Fの化粧品売り場を通らねばなりません。
 
 そこで近づいてきたのは、
 笑顔の素敵な化粧品フロアの店員さんです。


 ニコニコしながら
 お試しセットの説明などを丁寧にしてくれました。


 お腹も一杯膨れていたし、満腹中枢も
 満たされていたせいもあったかもしれません。


 気づいたときには、
 薦められた有料サンプル化粧品6点セットを持って
 レジの前に立っていました(笑)

(※もちろん、化粧品研究のために購入したのですが。)




忍田博明のブログ



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 ◆カフェと化粧の組み合わせ?
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 異質と異質の組み合わせのチカラを
 ご存知でしょうか?


 この世の中、なかなか新しい商品というのは
 出てきません。これ以上、新しい商品は
 必要ないのではないかというぐらい、現代の生活は
 便利になりました。


 それでも、どんどん商品が発表され
 ていくのはなぜでしょうか?



 商売とは、

 新しい顧客を捕まえてリピートしてもらうことが基本です。

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 そのためには、既存の商品やサービスだけでなく、
 新しい商品やサービスをどんどん生み出さねば
 ならないのです。


 このロクシタンカフェのサービスとして
 カフェと化粧品の組み合わせが生み出されたのでしょう。

 普通なら、カフェと化粧品を組み合わせると
 思いませんよね? 


 このように、異質と異質の組み合わせによって
 新しい商品やサービス、販売方法が生み出されていくのです。



 ご自身の商売において、
 何か別の商品やサービスを組み合わせることで
 集客したり新しい商品やサービスを
 生み出すことはできないでしょうか?



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 ◆顧客導線の引き方が勝負の分かれ目
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 さて次に
 「顧客導線」という言葉をご存知でしょうか?


 顧客導線は、商売をする上でとても
 大切な考え方になります。


 簡単に言えば、顧客導線はお客さまが歩く道です。
 その道に沿ってさまざまな提案を行う
 基準となる道といえます。



 このロクシタンカフェの場合は、
 一番最初に一階の化粧品を「チラ見せ」をして
 すぐに2回のカフェに誘導します。


 場合によってはパンフレットなどを
 取ることも可能で、その後のカフェでお茶をのみながら
 パンフレットを眺めたり、話題になったりするでしょう。


 メニューもプロバンス風のものが中心になります。
 化粧品「ロクシタン」のイメージであるプロバンスを
 十分堪能させるのです。


 そうやってカフェフロアでは
 食欲と化粧品がリンクして融合していきます。


 そこでお客さまの頭の中に「ロクシタン」が
 刷り込まれ、お会計後には化粧品フロアで
 商品と対面する、

 というスムーズな導線が引けるのです。



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 ◆相手の「胃袋」を握ったものが勝ちである
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 なかなか考えたものだとは思いませんか?


 繁華街に出かければ、ちょっと休憩がてらに
 喫茶店にはいることも多いはず。


 せっかく来たんだからちょっとは
 オシャレなところでという気にもなっています。

 目の前にあるロクシタンカフェに入店。


 そこでは、満腹中枢も満たされているので、
 当然気も緩んでいるから、有料サンプルでも


 「まあいいか」


 と購入してしまうかもしれません。



 フロント商品がカフェで
 バックエンドが化粧品。


 お茶と食事で1000~1200円ほど
 今回の有料サンプルは5000円ほど。

 こうしてみごとに客単価が跳ね上がりました。


 たんなるお茶だけだったら
 500円前後で済むところだったのに・・・



 
 <今日の格言>


  恋愛だけでなく、商売は

  相手の「胃袋」を握ったものが勝ちである



 結婚する女性に対して


 「旦那の胃袋つかまないと、外で浮気するよ」


 といいます。


 おいしい料理を出さないと、
 「飲み会だ、接待だ」といって
 帰ってこない理由をつくってしまうからです。



 思い当たることはありませんか?

 どんな人でも
 自分の「欲」を理解して望み通りにしてくれるなら
 その人のもとから離れる理由はなくなります。



 そうでないから、「離れる」のでしょう。


 これは
 ビジネスにも言えることなのかも知れません。

 あの手この手でお客さまの心をワシづかみにする
 戦略を練っていきましょう。




 本日私がお話した内容は


  ・異質と異質の組み合わせで新しさを

  ・スムーズな顧客導線が大切

  ・フロントとバックエンド商品で客単価アップ

  ・相手の「胃袋」を握ったものが勝ちである


 などについてお話させていただきました。
 いかがだったでしょうか?

 「胃袋」を握る戦略、考えてみませんか?




自分自身の判断基準の作り方


こんにちは

いつもありがとうございます。


さて昨日、ビジネス占いのマホさんと

打ち合わせをしました。



マホさんと打ち合わせをしていると

すぐに話がそれていってしまいます。


だいたいテーマの方向は



『人の欲望』


『自分とは何か』



多くの情報が、加工され演出されていることに

人々は気づいていません。


そのように操作された情報を元に

人々は行動し、生きています。



情報過多の時代。


自分自身の判断基準を持つ方法を

誰にも教えてもらうことなく、流れ出る情報を

そのまま鵜呑みにする若者たち。



不況からくる不安の時代。


大人たちでさえ、甘い言葉に自身の価値観を

ゆさぶられてしまい、右往左往しながら

情報の濁流に飲み込まれていく始末。



マスコミニュースですら

エンターテイメント化し歪曲されるから

何を信じていいのか・・・



ますます本物の情報が

必要とされてきている時だからこそ

私たちはどうすればいいのだろう?



そこでマホさんにこんな質問をしてみました。



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◆自分自身の判断基準をもつ方法

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どうすれば自分自身の判断基準を

持つことが出来るのでしょうか?  と。



すると答えは


「心が叫ぶものを受け止めることが

 正しい判断になります」



情報過多の中生きている人は

自身の感度が、にぶっているのでしょう。


心の中で、ふつふつと沸き起こる

自己欺瞞や自己弁護、利己的保身ではなく、


本当の『心の叫び』。




どれだけの人が本当の心の叫びを

受け取っているのでしょうか。  と質問を続けました。



「自然はいい。それと本物の芸術。

 これに触れることで、心が開放され、感度が甦り

 エネルギーがみなぎってきますね」



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◆「まじめが面白い、本質が面白い」

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日々情報を発信する私たちには

本物の情報を提供する責務があります。


しかし多くの場合、


人々が喜ぶのは本物の情報ではなく、

面白おかしく、楽しく演出された情報です。


このような情報なら誰もがなびくので

ビジネスとしてこのような情報を流さねば

ならなくなる。 負のスパイラルです。


本物の情報は人の目につかない。

だから貴重だし、本物がわかる人だけが

自分自身を確立し成功していく。


このブログも、人々に受けるかと言えば

はっきり言ってノーでしょう。


それでも「まじめが面白い、本質が面白い」

と思ってくれる人のためのブログが

あってもいいなと。


そして情報やノウハウを受け取った方が

本物の情報を嗅ぎわけるセンスを取り戻し、

生活やビジネスのお役にたち、幸せになっていただきたいと

あらためて思った一日になりました。



最後に、


自分の心に、正直に生きよう!


そうすれば心の苦しさと体の苦しさから開放れる。



忍田博明(おしだひろあき)



マンマミーア



こんばんは。

いつもありがとうございます。



今日、映画「マンマミーア」を見てきました。





マンマミーアといえばミュージカルにもなり

世界的に大ヒットした映画です。



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◆お父さん探し 映画「マンマミーア」

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結婚式前日、

自分のお父さん探しをするために、お父さんと思われる

3名の男性に結婚式の招待状を贈るところから

話は始まります。



そして、誰が自分と一緒にバージンロードを

歩いてくれるのか・・・



そんなストーリーなのですが

特筆すべきは、アバの名曲にのせて

歌と踊りでつなぐストーリー構成でしょう。



前編にわたって、歌とダンスを披露してもらえるので

とても明るく、勇気をもらえる映画でした。



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◆自分という存在の“源”を知りたい

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この映画を見ていて感じたのは、



「人は皆、自分の源流、

自分という存在の“源”を知りたいのだ」



ということでした。



自分とは何者なのか、

どこからやってきて、

どこへ行くのか・・・



この欲求、探求心は、

誰にでも内在している、根源的欲求なのでは

ないでしょうか?



自分の人生という時間をかけて

その答えを導き出す。


日常ではなかなか感じることができない

命題を、私は映画やエンターテイメントなどを

通じて振り返ることがあります。



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◆たかが映画、されど映画

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映画一つとっても単なる娯楽映画だけで終わらず

何かしらの意味、意義をみつけることができたなら、


その発見の喜びは、人の倍以上の

恩恵をうけると思っています。



心のあり方一つ、どんな状況であっても

感性のアンテナを張り巡らせて、感度をアップ

することはできる。そう信じています。



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◆自分の立ち位置と、羅針盤

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不況のご時勢、世の中はますます殺伐としてきています。


ある日の電車で

平気で優先席にすわる若者たち。


前後左右の優先席を

10代から20代前半の若者だけで

占領していることがありました。


他のところが混んでいたわけではありません。

ぽつぽつ席があいています。

それでも、何も気にせず、悪気も無く

優先席に座ります。


本来であれば敏感な若者たちが

こんなにも鈍感なのかと目を疑いたくなります。


無意識の罪


とまで言うといいすぎかもしれませんが(苦笑)



他人へのいたわり、思いやり、

他人の痛みがわかる心


知らずに人を傷つけてしまうことがあるので、

敏感ででいたいなと思ってしまいます。



大分それてしまい、

なんだか話が重たい方向へいってしまいましたが



自分の立ち位置と、羅針盤を失うことなく

自分の存在やその意義、未来の方向性を探って生きたいなぁ

と思わせてくれた映画でした。




とにかく、元気になりたい、勇気をもらいたい方、

マンマミーア、はオススメですよ!





忍田博明(おしだひろあき)