女性向け商品・サービスのための集客マーケティング -122ページ目

ウルトラ警備隊がパトロールするゲレンデ


こんばんは。

いつもありがとうございます。



先日スキーに行ってきました。


私は年に何回も暇を見つけてはスキーに行くのですが

スキーをしながらも、そのスキー場の

経営やマーケティングなど

なにかヒントが無いか常にアンテナを張り巡らせて

います。



本当は、スキーに没頭したいのですが・・・(苦笑)



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◆マイコさんのスキー場
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今回いったスキー場は新潟県のマイコです。

前々から一度行ってみたかったのでです。



が、本当はガーラ湯沢に行く予定でした。


しかし強風のためゴンドラが動かないということで

付近の提携スキー場へと振り替えとなったのでした。



マイコというと、

勢いのある筆文字で書かれた

スピード感あふれるポスターで宣伝していたので

どちらかというと初心者向けというよりも


中級以上が好むゲレンデなのでは?


と思っていました。


今回の仲間は全員がそれなりに腕(足?)の立つ

メンバーばかりだったのですが、漠然としたイメージの

まま、マイコに行くことにしました。



振り替えバスで揺られること20分。


スキー場に到着し、早速滑り始めることに。


するとちょっとイメージが

違う光景が広がっていたのです。



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このゲレンデは初心者天国
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ゲレンデに飛び出すとそこは白銀の世界。


かと思いきや、目の前には

座り込んでいる人がとても多かったのです。



あらら・・・・・


このゲレンデは初心者天国だ。


そうです。

まだ滑れない人々が、ゲレンデに座り込んでいました。


そんなことを思いながら

山頂の方を目指しました。


とにかくまず1本すべらないと落ち着かない。

それがスキーヤーというものです。


とにかく上から1本です。



その1本目、突如、目の前にウルトラマンが出現したのです!!!



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ウルトラ警備隊がパトロールするマイコ
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私の前をウルトラマンがスノーモービルに

乗ってサーット通り過ぎます。


あわてて、私たちは手を振りました!

するとウルトラマンは手を振り替えしてくれます。



なんていうことでしょう。

ここはウルトラ警備隊が警備するゲレンデだったなんて・・・



「これは、暴走できないぞ(笑)」




その他にも


 初心者のために、ウルトラマン体操

              体をあたためてストレッチ!

 

             ウルトラマン滑り台


             ウルトラマン迷路


             ウルトラマンの雪像



などのイベントなどを展開していました。


うん、うん、素晴らしいスキー場だ。

これならファミリー客も安心だな と心の中で思いました。



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ゲレ食の王道 カレーにもウルトラマン
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お昼はゲレンデ内にあるレストランに入りました。

そこにあったのはやはり、高エネルギー食の


「ウルトラカレー」


ご飯にルーはお皿のふちにのせて

顔の輪郭を、ソーセージと、ゆで卵で、

顔のつくりを表現しています。


完全に円谷プロとのコラボレーション企画ですね。




お昼もウルトラマンかと思って誰か食べていないかなと

客席の方に目をやりました。


すると、テーブルのところどころに

1メートルぐらいの黒い棒が

ニョキニョキっと立っているではありませんか!



「何だ? あれは・・・」



とよく目をこらしてみると、そのテーブルの人は

みんな陽気で赤ら顔をしていました。


「あっ、ビールサーバーだ! 黒ビールかぁ」



なんとそのレストランでは

ビールサーバーでビールを出していたのです。



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◆スキー場の「客単価アップ」作戦
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いつもスキー場では

ジョッキ1杯程度しか飲みません。


しかし、ビールサーバーは、

2リットル、または4リットルの販売でした。


なぜかジョッキだけで飲むよりも

サーバーで飲みたくなるのが人の心理。


当然、サーバーで注文。

自分たちでわざわざ注ぐにもかかわらず

なぜか楽しくなってしまいます。


焼肉店で自分たちで焼くのと

おなじような、エンターテイメント性です。



巨大なビールサーバー


忍田博明のブログ



この仕掛けによって、

ジョッキ1杯500円のところ

私は3杯分を飲むことになりました。



客単価アップさせるには、

何かしらのエンターテイメントが必要になります。


・まとめ買いキャンペーンなどのワクワク感

・手足を動かすイベント性

・驚きや癒し などなど


スキー場という身も心もお財布も開放しやすい

シチュエーションも客単価アップの要素になります。


私たちはみごと、客単価アップ作戦に

乗っかってしまったというわけです。



そんな楽しい昼食も終り、午後も快調にすべることが出来て

とても楽しいスキーとなりました。



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◆スキー場も、経営理念が必要だ
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後日、マイコのHPを確認するとトップページは

アットホームな作りになっていました。


駅中で見る筆文字のイメージとは全く違うソフトな

イメージだったので、もったいないなぁと思ってしまいます。



そして、付け加えなければならないのは


私が寄ったレストランと違うレストランでは

メイドの格好をしたウエイトレスいるというのです。


初心者・ファミリー層が客層の中心なのでは

ないかと思っていたので、


 ・HPとチラシのギャップ、

 ・実際の客層とメイド のギャップ


このギャップには、「うーん」といわざるを得ない。


このあたりはマーケティングと

経営企画とか経営方針などのずれか何かが

あるように感じます。



ブランディングの方向性にもブレというか、迷いがあるというか

マイコの魅力、資質をどのようにアピールするか

決めあぐねているのかも知れません。



とても素晴らしい企画やイベントも多かったので

コンセプトや方向性が洗練されてくれば、もっと素晴らしい

スキー場になるんだろうと思います。



やはり、経営理念、ミッションが根幹にあり

その上でのマーケティング、集客、売上だなぁと

つくづく感じた一日でした。



この冬、雪景色を見に

スキー場に出かけてはいかがでしょう?



忍田博明(おしだひろあき)




自然薯



こんにちは。


いつもありがとうございます。


昨日、長年の夢だった

「天然の自然薯」を手に入れることが出来ました。



なかなか食べる機会に恵まれなかったのですが

ようやく私のもとへ自然薯がやってきました。



天然物と栽培物の違いは


「粘りけ」


です。


鍋などに入れてしまえばそのまま団子なってしまう

粘り気が天然物の魅力です。



早速自然薯を摩り下ろし


ほっかほかのごはんの上にかけて

するするっ食べる・・・・




至福の時でした。 感謝感謝です。


psご飯3杯もおかわりしてしまったので

 ウエストラインを気をつけねば。



忍田博明(おしだひろあき)





熱海の洋食レストラン「スコット」

こんにちは。


いつもありがとうございます。



先日、急に温泉に行きたくなり日帰りの小旅行へ
行ってきました。


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★海辺の温泉街に行くのに、なぜ洋食?
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朝9:00、ちょっとゆっくり目で東京を出発。


まだ、正月あけから間もないためか、
高速道路もスイスイと進みました。


当初は、「湯河原の温泉でも入ろう」

ということだったのですが、
あまりにも早くついてしまったため
急遽、熱海まで足をのばすことになりました。


それでも約2時間ほどの、11:00過ぎに熱海に到着。

朝飯を食べていなかったので
早速近くの洋食店に行くことにしました。


「なんで、熱海まで行って洋食なの?」



という疑問がわ区かもしれませんが、
私たちの頭では、この調子でいくと
大幅に時間があまってしまうと思いました。


それなら、この先の沼津まで行って、

「港のお店で寿司も食べたいね」

と話していたからです。



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★谷崎潤一郎や志賀直哉が愛した店
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洋食レストラン「スコット」は
有名店です。


オープンして10分もしないで満席となってしまいます。

出てくる料理は懐かしい洋食が中心です。


ご覧の通り、お値段も高い。
でも、すぐに満席になってしまう。


なぜでしょうか?

そんな理由を知りたいということもあったのです。



注文したのは名物の


 ・ビーフシチュー
 ・カレーライス
 ・海老のコキール(貝の皿に盛ったグラタン)
 ・バターロールパン


です。


洋食ですから、とても懐かしい味です。
きっと小さい頃を思い出しますよ。



肝心の味のほうですが・・・



例えば、ビーフシチューのお肉は
口に入れたら溶けはじめるようなやわらか~く
煮込んであります。


味は濃厚というのではなく「しっとりしたマイルドさ」
という表現のほうがいいかもしれません。

この味には驚きと、感動があります。



合計はなんと、6174円です。




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★スコットのお客さんはこんな人
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それにしても
なぜ人がこんなに多く訪れるのでしょうか?


まず客層は観光客が多いようです。

地元のレストランガイドを片手に訪れる
人がたくさんいました。


また熱海出張があるサラリーマンなども
たまに寄ったりするようです。


観光客となれば、
複数人数で訪れます。



そして財布の紐がゆるんでいる・・・



私たちもその一人だったのですが(苦笑)

めったにこないから今日ぐらいはイイよね
ということで、2835円もするシチューを
注文してしまいました。



スコットのメニュー


忍田博明のブログ



味は最高だけど、単価が高いという弱みを、
観光客ターゲットにすることで
見事に強みにしています。


どうやら、一人当たりの客単価平均は
予想するに2000円程はあるのではないでしょうか?



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★料理に入れる笑顔のスパイス
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コックさんの表情が見て取れる
場所に座ったのですが、これまた楽しそうに
調理をしています。



真剣なまなざしのなかにも、笑顔がある。



料理に入れる笑顔のスパイスが効いているので

美味しくないはずがありません。


立地場所も比較的訪れやすい場所にあります。


海岸線の道路から1本路地に入ったところです。




文豪も愛した、洋食の味「スコット」。


裏路地に行列ができるのですから
「きっと美味しいに違いない」
と思うのが人の性というもの。


熱海を訪れたら
一度は味わってもらいたいなと思います。


(こうして口コミが・・・笑)




忍田博明(おしだひろあき)