前回の続き。

 

信州名物山賊焼弁当(茅野駅)(1,080円)

「山賊焼」とは、2種類に分けられ、信州名物のほうは、鶏肉を醤油、ニンニク等と共に漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた料理のこと。

この巨大な山賊焼が白飯の上にデーンと乗ったものをメインに、山菜煮、人参煮、玉子焼、桜漬けを付け合わせとしたもの。

ここ10年以上コンビニを賑わす、店の唐揚げも又、この山賊焼の親戚と言えるだろう。

私自身は巨大な衣を纏った揚げ物があまり好きではなく、実際、この弁当を食べる時も、あまりに大きな切れを齧るのに難儀したのだが、にんにく醤油が効いた山賊焼は確かにご飯が進む。

「甲州かつサンド」などを実演販売している小淵沢・丸政の実演販売でも、山賊焼が売られており、「元気甲斐」を買いに並んだ際、私の前の爺さんは山賊焼を1枚だけ買い求め、駅弁には目もくれていなかった。

 

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今昔近江牛すき焼き辨當(草津駅)(1,200円)

「鉄道開業150年記念駅弁」の一角をなすだけあって、秋田・大舘の「鶏めし」シリーズ同様、紐をからげたなかなか凝った外装に、経木の弁当箱が好ましい。

結んだ糸蒟蒻、玉ねぎ、青ねぎの煮物が牛肉煮に添えられ、すき焼らしさを演出しているのは良いが、全体の1/3近くを占める錦糸卵は余計である。

幾らすき焼きが玉子に漬けて食べるとは言っても、あれは生卵の話。全くの別物である。

いっそのこと松阪牛の赤ワイン煮のように、全体を牛肉とすき焼きの具材で覆い尽くしてくれた方が良かったのに。

但し生卵に幾ら近しいとはいえ、例の人造偽玉子はご勘弁。

 

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復刻米澤牛牛肉辨當(米沢駅)(1,500円)

数日前に「その3」で取り上げた現行版に対し、こちらは上記同様「鉄道開業150年記念駅弁」の一角を占めるもの。

基本的な作りは現行版同様だが、牛肉の味がより濃く、肉は細切れ、1/3ほどはそぼろである。

これではライバル「牛肉どまん中」の欠点をみすみす取り入れてしまったようなもの。

新旧対決、個人的にはこの勝負、"新"の側に軍配。

 

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続いて甘いもの。

 

生信玄餅(4個入)(山梨・金精軒)(1,080円)

「信玄餅」といえば桔梗屋というイメージがあまりに強いが、今回は珍しく違うメーカーの「信玄餅」が輸送コーナーにお目見え。

連日朝11時前には完売してしまうのを後で見て、何で初日に買っておかなかったかなぁ…と悔やみつつ、先日奇跡的にラスイチを捕獲した一品。

(初日だけは11時過ぎでも売れ残っていた。)

木箱を模した趣ある箱には整然と黒蜜、紙製楊枝、(追い)きな粉、本体の餅4個が並ぶ。

皿に出してみる。

まん丸いお餅がきな粉を纏った姿で出てきて、更にきな粉をまぶし、黒蜜をかける。

さてお味は…

…正直なところ、連日早々と完売してしまうほどのものか?と思う。

桔梗信玄餅と味は大差ない。

特別ものすごく美味しいかと問われれば、それほどでもないとしか言えない。

それでも連日完売なのは「生」というネーミングに多くの人たちが弱いのと、桔梗屋の例のアレが築き上げた「信玄餅は美味い」という刷り込みによるものだろう。

まぁ一度試せたので良しとするかな…。

芥川の「芋粥」を思い出してしまった。

 

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わらび餅ミックス(京都・紫竹庵)(1,296円)

買おうか買うまいか迷った末に、やはり購入した品。

同じ実演でも「あわまんじゅう」の盛況ぶりに比べると、可哀想なくらい閑古鳥が鳴いていた。

味は左から黒糖、抹茶、プレーンの順。

各色もう少し量が多めのバラや、大福餅、みたらし団子なども売られていたが、ここはお試しなので、冒険はせず3色を選択。

元よりわらび餅好き。

どれも無難な味で、わらび餅で"外れ"を引いたことはまずないが、強いて言うなら近頃夏場にスーパーで売られている「ラムネわらび餅」が唯一"外れ"だと言えようか。

あれは若者狙い、SNS映え狙いの変化球にして邪道だから、置いておくとして、専門店の和風のきちんとしたわらび餅は、大抵どれも旨いのだ。

売り子のお姉さんに、しばらく冷蔵庫で冷やして下さいと言われ、その通りにして食べた。

ぷるんとした食感、適量なきな粉、決して強すぎない上品な甘み。

やはり美味い。

上で取り上げた「生信玄餅」と遜色ない。

なのにこの売れ行きの差は…?!

東京の爺さん婆さんには、もしかしてわらび餅は馴染みじゃない?!

 

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水羊かん(福井・えがわ)(800円)

毎年味わっている、「駅弁大会」甘いものの絶対的エース。

昨年遂800円にまで達したか…と嘆いたが、他の品々が全体的に値上がる中、本品は今回は嬉しい価格据え置き。

とはいっても10年ほど前は600円位で買えたんですけどね…。

瑞々しいこしあんに、黒糖独特の風味が味に深みを増す。

当イベントの後、福井物産展が多分今年も開催されると思うが、そちらでは福井の他メーカーの水羊羹が幾つか売られ、一度本品と食べ比べてみたことがあった。

ある物は黒糖が入っておらず、ある物は紙箱で保管がしにくかった。

結局本品が最も旨く、魅力的に思えたものである。

 

ついこの前の「アド街ック天国」で、栃木・日光でも、福井同様、冬に炬燵に入って水羊羹を食す習慣があると言っていた。

福井県同様、栃木県にも水羊羹の名品が幾つも存在するのだろうか。

一度調べてみたいと思う。

 

次回へ続く。

前回の続き。

今回は弁当。

 

三千院の里監修京風だし巻きと牛すき重(京都駅)(1,090円)

「三千院の里」とは、京都の惣菜、焼魚、弁当などを販売する惣菜店のようだが、元は会席料理を食べさせる日本料理店と旅館を兼ねたところのようでもあり、お節料理を出しているようでもあり、鳥取の会社の一事業のようでもあり、今一つよくわからない。

草津の駅弁調整元・南洋軒が製造販売している。

昨年、「駅弁大会」へ姿を現したのはちりめん(しらす干し)ご飯と、おばんざいの弁当だったが、今回は牛すき焼とだし巻き玉子の駅弁。

右側半分を占める京風だし巻きは、砂糖の入っていないだしが混ざった玉子焼き。

元関西人の味覚には、どうしてもあの関東の砂糖が入った甘い玉子焼きが好きになれない。今回既に取り上げた数多くの駅弁にも、砂糖入り玉子焼きが多数入っていたが、本当は"好きになれない"どころか嫌いである。箸をつけずに済ませたいところを、いい大人が好き嫌いをして無闇に食べ物を粗末にするのもどうかと思うので、我慢して食べているのである。

さて、私の味の審査を突破した玉子焼群は、こうして無事素晴らしきおかずとして認識された。

あっさり目の味付けの牛肉も、幾らコマ肉とはいえ、こうなってくると好感を以て迎えられるのである。

付け合わせは、すぐきを思わせる胡瓜の漬物。それに湯葉。

一味違う、あっさりとした京風すき焼き弁当を召し上がれ。

 

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きつねのへそくり(京都駅)(1,200円)

「5ちゃんねる」の書き込みを見て、買う気になった駅弁。

京都駅弁を謳ってはいるが、こちらも京都の業者ではなく、「ひっぱりだこめし」や「牛めし」でお馴染みの淡路屋という兵庫県の調整元が作っている。

細切り人参とゴボウが散らされ、更にその上には銀杏、イチョウを象った小さなカマボコが数切れ。

その下にはノーマル、黒糖2種類の甘辛い油揚げが四角に切られたものが格子状に並べられてある。

試しにお揚げさんを全てめくってみると、中から南瓜素揚げ、栗甘露煮、合鴨炭火焼、きのこ、胡桃などが姿を現した。

…なるほど…それで”へそくり”…。

なかなか凝った造りである。

新潟の「えび千両ちらし」を思わせる。

あちらは一面に(私の嫌いな)甘い玉子焼き。その下に鰻や小肌などが並ぶ宝箱的駅弁だが、仕方ないとはいえ「ちらし」を名乗る割には刺身が一切ないのが内心不満であった。

こちらは神戸の業者が京風の再現に挑んだ弁当だが、控えめの醤油味付きご飯といい、具材といい、小松菜と人参のお浸し、梅干し、さつま芋の甘煮といった付け合わせといい、あっさり味に徹したなかなかの意欲作であった。

割と早くにいつも完売してしまうのも頷ける。

梅干しも控えめな辛さで、全体のバランスを崩していないところも良い。

 

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ふたつ星一段重弁当(武雄温泉駅)(1,980円)

「ふたつ星」とは正確には「ふたつ星4047」という、JR九州が、西九州新幹線開業に合わせて武雄温泉駅~長崎駅間に運行開始した観光列車のこと。「ふたつ」とは佐賀県と長崎県を、「4047」とは改造種車の「キハ40形、キハ47形」を指す。

例によって水戸岡鋭司氏が手掛けた豪勢な内装で、種車の面影は前面以外全くと言ってよいほどない。

この観光列車の有明海岸を通るコース限定で予約販売される弁当が2種類ある。有明海の海苔と佐賀牛をふんだんに使用した贅沢な二段重の「特製ふたつ星弁当」と、一段のすき焼き風に味付けされた佐賀牛が楽しめるのり弁「4047弁当」である。

本品は、「4047弁当」をベースに、すき焼き風牛肉を「特製ふたつ星弁当」のローストビーフとステーキに置き換えた特別仕様のハイブリッド版。

手掛けるのはこれまで数々の佐賀牛豪華駅弁を輩出してきた、"西の王者"カイロ堂である。

ローストビーフ、牛ステーキ共に素晴らしいローズピンク色の切り口を見せており、味付け玉子も紛れもない本物。

これらの風味を損なうのを嫌い、敢えてレンジで温めずに食べたが、それらを取り除いて温めても良かったかもしれない。

お品書きは写真が示す通りだが、どの食材を取っても"外れ"がなく、如何に気合が入っているかが窺えようというもの。

ローストビーフにはちゃんとポン酢が用意され、これまで食してきたどのローストビーフのタレよりも、このポン酢が優っている。

これまでの説明で既に明かしているが、驚くべくはこれだけの豪華具材の下に白飯との間に前面に海苔とおかかが敷かれているということ。

つまりこの弁当は、”超豪華のり弁”でもあるのである。

 

写真ではわかりにくいが、経木を使った弁当箱に、接合部は和紙を用いており、風味と容器の処分のしやすさの両方を狙った、こちらも独自性に富む凝った造りの容器であった。

 

尚、「特製ふたつ星弁当」は2,520円、「4047弁当」は1,440円のようなので、価格設定も本品は中間のハイブリッド仕様。

 

唯一気がかりなのは、武雄温泉駅が新たな新幹線の(暫定開業の)起点となったことで、ここカイロ堂のこれまでの数多ある佐賀牛弁当が、全てこうした観光列車や新幹線絡みの弁当に集約されて、消滅してしまわないかということである。

 

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日付変わって翌朝。

輸送駅弁を予定外に多く買ってきてしまったため、朝から駅弁を食べることとなった。実にヘビーだ。

 

瀬戸内レモン鶏めし(姫路駅)(1,100円)

この弁当と次の2つも又、「5ちゃんねる」を見て追加購入を決めたもの。

鶏モモ肉をハーブと塩で焼いたものをメインに、付け合わせはアスパラガス煮、パプリカ素揚げ、ヤングコーン煮、下にはキャベツの煮浸し、別トレイにポテトサラダと、駅弁には珍しいオール洋風弁当である。

スパイス入りレモン汁と、更にレモンの切身まで用意され、これらでレモン味を演出。

ご飯は白飯ではなく、醤油ベースのうるち米炊き込みご飯で、全体の味のバランスがよく考えられた弁当である。

 

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サーモンハラス蒲焼き重(秋田駅)(1,250円)

「釣りキチ三平」のイラストがあしらわれた魚弁当。

ご覧の通りイクラ醤油漬けが散らされており、レンジで温めるのは断念。

ご飯の上一面にサーモンハラスの蒲焼き。それにイクラ醤油漬け。付け合わせは甘い玉子焼に、秋田の弁当らしくいぶり醤油漬―—とはなっているが、いぶりがっこであろう。

 

魚弁当なら、肉系よりは軽いのではないかと思い、朝から2個目に選んだが、予想に反して実にヘビーな内容であった。

魚は魚でもサーモンハラスだということに思いを馳せれば良かった。

空きっ腹であれば、濃い目の味付けに、サーモンの腹の脂身と来ればいやおうなく食欲が増すのだが、温めなかったこともあって、胸やけがした。

食後、身体がひたすらサッパリした飲み物を欲した。

 

この内容なら、1個でも十分満腹感が得られるであろう。

いずれにせよ、珍しい"重たい"魚駅弁である。

 

次回へ続く。

日付変わって1/15のこと。

10:00過ぎに現地に着く。

 

既に開店しているのでそのまま7階へ直行すればいいだけの話なのだが、前回はパスした「D-1輸送駅弁」で欲しいものが出てきたので、今回は最初に輸送の列に並ぼうと決めてきた。

開店直後しかも土曜日ともなると、恐らく列は階段伝いにずっと下まで降りてくることだろう。

最初は2階へ早めに行って、真っ先に予約した分を引き取ってから7階と思っていたのだが、思った以上に早く着いてしまったので、作戦を変え、直接階段を1階から上がっていく。

すると思った通り、列は4階にまで伸びていて、これでは7階から降りるのとどっちが早いのかわからん。

 

輸送駅弁は開店待ち、包装待ちがなく、幾ら売り場がコンパクトになったとはいえレジも多数並んでいるため会計待ちも短く、列が進むのも早い。

 

10時半前には会場に通された。

初日には並びが滅茶苦茶だった地方の順も、大方改められ、北海道~東北~関東、近畿~中国・四国~九州と、日本地図通りになってきたので探しやすくなった。

狭い場内の中央に会計列が延び、そこを横切って弁当を探す客と錯綜していたが、会計列最後尾のプラカード要員も配され、会期内に改良されていくのがわかる。

 

もっと後に買おうと思っていた大阪駅の「なにわホルモン焼肉弁当」が早くもラスイチになっていた。

「何でこんなもん(失礼!)が!?」

と思いつつ、現地の雰囲気に呑まれ、手に取ってカゴに入れる。

今回、「鬼太郎丼」「はくつる」以外は、今のところ"瞬殺"アイテムは少ないので、お目当てが見つからなければ、弁当を整理している係員の兄ちゃんやおっちゃんやお姉さんやおばちゃんに尋ねるのが一番。

 

うまくすると、別の山から取ってきてくれたりもするから、恥ずかしがらずに係員さんはどんどん使おう!

多分店屋も、混んだ狭い場内でウロウロされるよりいいだろうから。

「溶岩石で焼き上げた岡山あっぱれ鶏めし」が見つけられなかったので、隣で整理しているお兄さんに尋ねたら、まさに”秒で”積まれた山を教えてくれた。他の岡山駅弁と離れた広島駅弁の山の奥に埋もれていた。

 

結局、予定外のものも含め、8個も買ってしまった。

これでは初日と同じである。

 

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実演ブースに入り、先日発見した”リスト外”の「飛騨牛ステーキ弁当」を屋上で食べようと売場に並んだが、5人ほど先客がおり、時間がかかりそう。

その時ふと天啓が舞い降り、飛騨牛の列を離れ、そそくさと向かったは「C-2」甘いものの輸送コーナー。

すると目の前に1つだけ残った「生信玄餅」が!!

すかさず手に取り、この日は遅れることなく来ていたえがわの「水羊かん」と共に即買い。

判ってはいたのだが、お会計をしてくれたお姉さんに「これが最後の1個ですか?」と尋ねる。

「ハイっ、そうです」との答。

「一度は味わってみたかったんですよね~」

「よかったです。是非、お楽しみに召し上がり下さい」

…お姉さんが幸運の女神に見えましたとも。

私が商品を受け取ると同時に、「本日完売」の札が別のおばちゃんの手でサッと置かれた。

先の「なにわホルモン焼」といい、何だかラスイチにご縁がある日だなぁ…。

 

飛騨牛は後にし、海鮮丼の長万部・浜形水産へと向かう。

先日来、下見していると、他店も含めてうに丼は平気で3,000円を超えるが、ここには「うに丼」ハーフがあるのだ。

さて目論見通り、ハーフは店に並んでいるか?!

それに幾度か食べている「まぐろ巻」に加え「サーモン巻」というのがあることも、先日の下見で知っていた。更にどうやらそれらの相盛りがあるらしいということも。

すると首尾よく「まぐろ&サーモン巻」があったので、手に取り、"次、買うよ"と売り子のおばちゃんに意思表示する。

思い切って「うに丼のハーフサイズはありませんか?」と尋ねてみると、作ってくれるという。

待つこと少々。

これでこの日の昼食がまず手に入った。

 

お次は飛騨牛。

思った通り最初の列はみんな捌け、先客は1人に減っていた。

今回は迷うことなく「飛騨牛ステーキ弁当」一択。

店頭に並んでいなかったので、作ってと店のおっちゃんに頼んだら、調理台に出来上がった弁当があり、手早く購入。

 

早速屋上へと上がり、実食タイム。

 

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うに丼ハーフ(長万部・浜形水産)(1,700円)

昨年の1,300円から比べると随分高くなってしまったが、オリジナルサイズが軽く3,000円を超える今回、この値段でたとえハーフサイズといえどもうに丼が食べられるのは貴重である。

すり鉢状容器なのでご飯は少なく、付け合わせのワカメ、玉子焼き、2種類もあるガリ、多すぎるワサビ等ケチをつけだすとキリがないが、全ては生ウニのトロリと甘い食感で帳消しとなる。

 

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鮪巻&サーモン(長万部・浜形水産)(1,648円)

マグロもサーモンも両方味わいたいという欲張りさんにまさにうってつけの相盛り。

この手の巻物、特に鉄火巻は、ご飯の中にちょこっとマグロが入っていることが多い中、惜しげもなく大量のネタ投入され、こぼれんばかりだ。

去年も思ったが、具沢山の巻物を作って、ぶつ切りにしたものを縦に切ったものなのか?

おにぎらずみたいな具の飛び出しように驚かされ、”映え”もすることだろう。

よく見ると切身ではなく、タタキなのが具沢山の秘密だろうか。

さすがにサーモンと2種類もあれば、業務用の解凍とか、油を混ぜた人工物とか、そんなことはありますまい。

 

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飛騨牛ステーキ弁当(高山駅)(2,500円)

先日実演ブースで見つけた、「駅弁リスト」にも載っていない、この店の真のフラッグシップ弁当。

現地では要予約品のようだ。

ご覧のようにローズピンク色に染まった美しい切り口のローストビーフが並ぶさまは壮観そのもの。

山クラゲ漬メインの付け合わせは、先日食した「飛騨牛ステーキ&カルビ弁当」と同じだが、昨年初めて食べた時よりもローストビーフのレア加減が後退している気がする。

 

(参考写真)昨年版

 

又、昨年記事の繰り返しになるが、この駅弁は掛け紙が素晴らしい。

竹久夢二調のハイカラ女性と汽車。背景に白川郷をあしらったオリジナル掛け紙こそ、「鉄道150年記念」に相応しい気もする。

但し、描かれているアメリカンなSLは米国産の輸入蒸機7100形と思われ、北海道で使用された。高山へ来たわけではなさそうである。

 

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屋上を後にし、再び会場へ。

前半で終了する甘いものを買い回ることにする。

昨年買い逃した「あわまんじゅう」は、意外なことに先ほどから行列が絶えない。10人もいないが5人以上は常に並んでいる。これは後にしよう。
熱気にやられてきたので、ここらで冷たくて甘いものを。

 

清泉寮ソフトクリーム(清泉寮)(450円)

今回は後半に別のソフトクリーム店が出店するので、このお店は前半のみ。

前年比+50円ともなると、もはや500円近いと思われるせいなのか、或いはクーポン割引がなくなってしまったせいなのか、これまでになく客足が鈍い。お蔭で並ばずすぐ買えるのは有り難いことなのだけれど。

 

店脇の飲食ブースは混んでいたので、場外の飲食ブースに腰かけて味わう。

心持ちシャリッとした食感が寧ろ嬉しい。

暑い時には、濃厚クリーミーなものよりも、こういうアイスクリン系ソフトのほうが有難い。

 

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再び場内へ。

相変わらず「あわまんじゅう」は混んでいる。

 

数年前で堪能し尽くしたと思っている「ご当地パン」は、コッペパンの福田パンが来ないせいか、今回は大した列にはならないが、この日はこれまでで一番列がなかった。ならばと覗いてみたら、割と早くに完売してしまう高知の「ぼうしパン」がまだ残っており、しかも3個ある内の2個を今まさに男の客が取ろうとしている。

そうなると俄然妙なやる気が出てしまい、ここでもラスイチを捕獲した。

パン1個というのも芸がないので、「試食したスタッフ全員が買いました」というポップに負け、甘い食パンを併せて買う。

 

ふと時計を見ると、予約しておいた弁当の引き取り期限が15分後に迫っているではないか。

慌てて2階へ下りる。

幸い列に並ばされることもなく、極めてスムーズに受け取ることができた。

 

再び7階へ。

今度こそ覚悟を決め、「あわまんじゅう」を買う。

これだけ甘いものを買ったので、一瞬やめようかとも思ったが、好物なので前半限りのわらび餅も買い、会場を出る。

 

同じフロア先の、広くなった書店で適当に見繕った文庫本を買い、レシートを持って1階へ。

一番欲しかったショッピングバッグにどうやら間に合ったようだ。

私の前のおばちゃんが、レシートを見せずに「くれ」とごねていたが、流石にNGを喰らうと、悪態をついて帰っていった。

せめて手にいっぱいの京王袋を持っている位ならねぇ。

 

こうして百貨店を後にしたのである。

 

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さて帰宅後、既に昼食は摂ってきたので、甘いものを。

 

あわまんじゅう(福島県・小池菓子舗)(1個120円)

昨年買い忘れ、食べそびれた甘いもの。

今回も前半のみ登場。

並びながら製造工程を見ていたが、型に粟粒を撒いて、ヘラでこしあんを掬って乗せ、最後に粟粒をまぶしてぎゅっと固める。

黄色い粟粒がスプレーチョコのように見え、実際こしあんのボウルには黄色い粟粒が所々混じっていて、決して美味しそうには見えなかったのだが、帰宅してすぐ、まだ温かい饅頭を手にしてみて驚いた。

黄色い粟がもちっとして粘り気があるのだ。

とても製造工程でガラス越しに見たような粉っぽい黄色い粒つぶには見えない。

こしあんは上品でサッパリした甘さで、粟粒とよく合う。

この後、時間が経つとともに冷めていったが、冷めても尚、もちもちっとした食感は健在であった。

 

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白玉入り宇治抹茶生ぜりぃ(京都府・辻利兵衛本店)(570円)

初めて見かけた。

大きめのカップに弾力性の強い抹茶ゼリーと白玉、あんこに抹茶ソースがかかっている。

付け合わせのタレは白蜜か?黒蜜か?と思ったら、更に濃厚な漆黒色に近い濃厚抹茶ソースであった。

本格的な苦みを色濃く感じさせる抹茶味に、濃厚抹茶ソースの仄かな甘みが絡み合う。

巷でよく見る抹茶パウダーを練り込んだ抹茶ミルク味とは一線を画す、これぞ本格派抹茶スィーツと思わせる味。

辻利兵衛本店は、1860年創業の宇治に本店を構える宇治抹茶に徹したお茶屋さんで、宇治抹茶を用いた各種スィーツを扱う店らしい。

「取り扱い商品」の「白玉入り宇治抹茶 生ぜりー」や、通販の「やまりぜりー」の写真では、あんこは粒あんだが、本品はこしあんであった。

 

次回へ続く。

前回の続き。

 

近江牛ステーキ&焼肉弁当(草津駅)(1,850円)

昨年に続きリピート。

白ごまを振った焼肉が香ばしく、ピンク色の切り口が嫌でも食欲をそそる。

ステーキ肉を別皿に避難させ、残りをレンジで温めた。

前年の記事を読み返してみて、「そういえば…」と思い出したのだが、昨年のものに比べて随分と簡素化している。

付け合わせはマッシュポテト&ブロッコリーから小松菜入りビビンバに変わり、特徴的だったケチャップベースのタレは廃され、ブラックペッパーをまぶしただけのシンブルな塩味に変わった。

 

内容を変えずに大幅値上げするか、簡素化して値上げ幅を抑えるか。

難しいところだが、本品の場合、珍しい洋風ステーキ弁当という独自性が著しく損なわれてしまったのは惜しく感じる。

 

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元気甲斐(小淵沢駅)(1,780円)

毎年「甲州かつサンド」をメインに実演販売する業者だが、脇にひっそりと積まれている”実演ブース内の輸送”である本品を寧ろ目当てにしている。

今どき珍しい経木の弁当箱が2段重ねになった駅弁で、買った時点で既に底が歪み、甘い汁の匂いも漂うが、それが”味”というもの。

 

「お品書き」が入っており、ご覧の通り。

 

 

この手の弁当には珍しく、各お重にご飯が入っており、小食の人なら2人で1重ずつ分け合っても十分完結した弁当として成り立つ。

しかも、胡桃御飯やら、おこわやら。付け合わせのおかず類もどれも一筋縄ではいかない超個性派揃い。

前回食べた2019年の記事の繰り返しになるが、これを実演にしてほしいと思うものの、確かご飯は京王百貨店が用意する筈だし、これだけの多品目ともなると、手間がかかりすぎて実演ブースでは量産できないのだろう。

隠れた名品である。

 

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氏家かきめしスペシャル(厚岸駅)(1,580円)

久しぶりに食べた。

牡蠣の煮汁とひじきの炊き込みご飯は、何とも言えないいい磯の香りが漂う。付け合わせはアサリ、ツブ貝、椎茸、蕗。

沢庵に福神漬けが珍しい。

「オリジナル」では牡蠣が中央に4粒しかなく、それでも炊き込みご飯だけで十分美味いのだが、”牡蠣ダブル”の「スペシャル」ともなると、却って牡蠣が余りそうになるのは嬉しい悲鳴といえようか。

「オリジナル」なら東京駅の「祭」でも実演販売しているのを見かけたことがあり、あまり珍しくはなくなったが、やはり牡蠣弁当ならこれが一番旨いと思う。

 

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比内地鶏の鶏めし(大舘駅)(1,300円)

その4」で取り上げた「鶏めし」の上級バージョン。

紐をかがった美しい包装はこちらも変わらず。

オリジナルの「鶏めし」との最大の違いは、鶏肉が塩焼きであること。無論、比内地鶏を謳っているが、私の舌では違いは判らず。心持ち鶏肉の量が多い?

素晴らしいがんもどきを始め、個性的な付け合わせの名脇役ぶりは同様だが、こちらは更に中央に鎮座まします茄子の味噌田楽が第二のスター級惣菜である。

メイン食材の鶏肉が塩焼になるだけで、仄かに甘い優しい世界にピシッと気合が入る。そんな違いが味わえる。

 

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続いて甘いもの。

 

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萩の月 (仙台・菓匠三全) (5個入簡易包装:896円)

言わずもがなの超有名菓子。

「駅弁大会」に来るのは簡易包装版なので、あの着物のお姉さんが佇む叙情豊かな化粧箱には入っていない。

全国に亜流あれど、やはりこの”本家”に勝るものなし。

違いは独特の玉子味溢れたザラッとした食感のカスタードクリームにある。

幼少期、カスタードクリームが嫌いであった。

今のように生クリームを配合したトロリとしたものではなく、もっとぼよんぼよんとした玉子味の強いカスタードだった記憶がある。

そこらで売られていたクリームパンも、シュークリームも、玉子を使わない糊みたいな白くて甘いクリームが主流の時代、たまに高級土産だったヒロタやヨネザワのシュークリームが、嫌いだったカスタード入りで、チョコエクレアの皮だけ食べて中身を残す子供だった。

きっと当時の私だったら、「萩の月」さえ嫌いという奇特な子供だったかもしれない。

味覚に幅が出た大人になってから「萩の月」に出会って本当に良かったと思っている。

尚、かつては「萩の調」というチョコレートバージョンがあったが、生産中止となり、限定復刻するも完売。

一度だけお取り寄せで食べたことがあるが、オリジナルのカスタード味の方が美味いと思った。

 

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白餅・黑餅(伊勢・赤福)(8個入/1,000円)

赤福餅の白小豆版と黒糖版。

ニューバージョンかと思いきや、「黒」は明治時代まで作られていたものの復刻なのだそうで、新型コロナ禍のこの暗い世相の中、少しでも明るく前向きな気持ちになってもらえることを願って作られた品だということである。

公式サイトの商品紹介によると、黒は、生まれたての純朴なものの象徴、白は、清らかで洗練されたものの象徴とのこと。

特に黒糖味が美味。黒糖ならではのパンチの効いた甘みが、強いインパクトを残す。

今年も後で登場するであろう福井えがわの「水羊かん」と同じ。

 

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赤福(伊勢・赤福)(8個入/800)

白餅・黑餅」との比較の積りで”オリジナル”も購入。

甘党の関西人には説明不要のソウルフードで、私も幼少期から赤福を欠かしたことがないと豪語するほどの赤福好き。

一度、”巻き直し事件”でイメージダウンするも、それで沈んでしまうことなく復活を遂げてくれたのは、それだけブランド力が浸透しているということか。

トロリとした柔らかい白餅を、瑞々しいこしあんでくるんだサッパリした上品な甘さ、手で握ったような独特な形が身上。

伊勢神宮内宮前の本店や、名古屋近辺には「赤福茶屋」という喫茶室があり、夏場には「赤福氷」というかき氷も供される。

赤福氷」とは言うなれば宇治金時だが、あんこの代わりに底に赤福餅が潜んでいる。ひんやり冷えた赤福餅も美味なもの。おまけに安い。

 

嘗ては神戸では売っている店が三宮のそごう位しかなかった筈で、その時代、梅田の阪急百貨店本店に行ってみたら、「2個入り」などという一人で食べるのに適量のパックを見つけ、驚いたこともある。

「♪伊勢~のめいぶ~つ あかふく~餅はいいもんだ」

子供の頃に聴き覚えたCMソングが未だに頭の中から離れない。

 

尚、近鉄電車が三宮まで乗り入れてくるようになってからは、神戸でも前よりはずっと買い求めやすくなった。

 

私はかねてより美味い土産菓子を称して「東の萩の月。西の赤福」と勝手に諳んじているのだが、今回取り上げた菓子を順に食べ進めていく中、ある日の朝、「赤福」、「白餅・黒餅」、「萩の月」の豪華三つ巴を同時に味わう僥倖を得た。

仙台で「赤福」は買えず、伊勢で「萩の月」は買えない。

東西の両雄を同時に味わえるのは、やはり「駅弁大会」のような一大イベントならではの有難みであろう。

 

次回へ続く。

日付変わって1/11のこと。

10:50頃現地に着く。

今回唯一の平日参加回の予定だが、前回は手を出さなかった実演販売コーナーのみ巡り、「D-1輸送」はパス。前回、気になるものはほぼ手に入れたからだ。

 

最初に入口からずっと左手側に逸れ、甘いものが集まる「C-2」に寄ってみたが、ちょっと気になった「生信玄餅」は完売していた。

えがわの「水ようかん」は天候不良の影響で到着が遅れていた。

クリスマスの頃から東京だけはずっと晴れているが、特に日本海側や北国はひどい雪だという。ここ最近の天気に関しては、東京は恵まれているといえる。

毎年食べている「水ようかん」はこの先、どこかで買い求めることだろう。福井の天候が良くなってくれることを願う。

 

左側に来たついでに、混む中央通路を避け、左端の壁際通路を真っ直ぐ奥へ進む。

伊勢の「赤福」の店がある。

今回、「白餅・黒餅」というニューバージョンが売られるという。

随分昔から「赤福餅」は食べつけているが、これは初めて見る。

店の売り子のおばちゃんに「黒餅」のほうは「赤福餅」と同じものか尋ねてみた。すると、黒糖ベースだという。結局奮発して「白餅・黒餅」と2箱と「赤福餅」も1箱買い求める。

 

初日は輸送駅弁しか買わなかったので、敢えて寄らなかったが、今年は久方ぶりに休憩コーナーが復活し、現地で食べられるようになった。

屋上も開放されているという。

 

そこであちこち巡るのはほどほどに、混む前にお昼で食べる弁当を先に調達し、早々と屋上へ上がることにした。

とはいえ結局、食べきれない量を既に買い込み、総合案内ででっかい紙袋を買い求め、荷物をまとめてから11時過ぎには屋上へと向かうことになった。

 

ペット売り場の前を通るが、犬猫コーナーは姿を消し、魚専門となってしまっていた。ここで仔猫の相手をする楽しみがなくなってしまったのは残念である。

数年前、真っ白な長毛種の仔猫がガラスの向こうで懸命に鳴いているのを束の間お相手したことがある。

見るからに女の子という顔立ちで、ふわふわとした純白の毛、美しく澄んだブルーの瞳、綺麗な薄ピンクの鼻と肉球は、あと1年もしたらこの子は絶対に美しいお姫様になる、そう確信させるに十分な気品の片鱗を見せていた。

大島弓子氏の「綿の国星」のチビ猫に、ラフィエルが語りかけるシーンが甦ったものだった。

あの仔猫は誰にお迎えされ、どんな美猫に育ったのだろう。

 

…そんな楽しみももう二度と巡っては来ない。

一見華やかに見える百貨店の苦しい台所事情が垣間見えた気がした。

 

既に何年か前に屋上遊具は撤去され、夏のバーベキュー用テーブルが並べられている。そこか、建物側に並ぶベンチ、それらがいっぱいなら、奥の植え込み手前に腰を下ろすことになる。

弁当の撮影のことを考え、敢えて日影のバーベキューテーブルに陣取った。

 

早速実食タイム。

トップバッターは、やはりアツアツのこちらから。

 

焼釜めし(駒乃屋)(1,404円)

ここ数年はお見限りだったが、これまで何度この「焼釜」を食べてきたことだろう。

鶏肉、うずらの玉子を中心に、椎茸、人参、青豆等、比較的薄味でさっぱりした味付けの具材が、優しい味わいを醸している。

お箸を器の縁に沿って奥へ突っ込み、「ぐりっ」と掻き出してみれば、香ばしい醤油のおこげが次々と掘り返される。このおこげを噛みしめることこそが、「焼釜」ならではの魅力である。

この店だけは、通い出してから、ずっと同じお姉さんが頑張っている。

 

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飛騨牛にぎり(高山駅)(1,500円)

岐阜県のブランド牛、飛騨牛を用いた高山駅の駅弁は毎年出店し、「飛騨牛しぐれ寿司」が看板商品だが、近年、他の飛騨牛弁当が次々と扱われ始め、価格帯、内容によって色々選べるようになったのは嬉しいところ。

これはその中で最もシンプルな作りの弁当。

惚れ惚れするようなローズピンクの脂が浮いたローストビーフが否応なく食欲をそそる。

お好みで岩塩をまぶして食べる。

見た目通りのとろけるような脂身が絶品。

あっという間に4切れが胃袋へと消えた。

 

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近江牛にぎり寿司(草津駅)(1,540円)

期せずして”牛肉にぎり寿司対決”となった。

こちらは割とオーソドックスなローストビーフで、山葵と醤油をかけて食べる。こちらもローズピンク色の切り口が美しい。

脂身が肉の表面に浮き出て、とろける食感が特徴だった飛騨牛に比べると、赤身メインである。

今回の”牛肉にぎり寿司対決”、個人的には飛騨牛に軍配を上げたい。

 

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飛騨牛ステーキ&カルビ弁当(高山駅)(2,160円)

実演で出店する売場は前半のみだが、「駅弁リスト」にすら載っていない豪華版・「飛騨牛ステーキ弁当」も売られており、全面ローズピンクの誘惑に負けそうになったが、それをぐっと堪え、カルビ焼肉との相盛りを選択。

「飛騨牛ステーキ弁当」の魅力も抗い難く、前半にもう一度行った時、現地で食べることになりそう。

こちらは香ばしいカルビ焼肉とのハイブリッド版。

豪華さではレアなローストビーフの上品なとろりとした脂身だが、旨味ではカルビ焼肉も決して負けてはいない。

美味い牛肉は、細切れの焼肉でも美味いのだ。

付け合わせは煮野菜だが、この調整元ならではの山クラゲが個性的。

昨年食べた「~ステーキ弁当」はサラリとしたタレをかけて食べた筈だが、この弁当のタレはご覧のようにジュレだった。

 

今回は、これまでになく、牛肉弁当ばかり食べているが、今のところ本品と「岩手短角牛焼肉重」が、ハイブリッド型ならではのバリエーションの豊かさといい、味わい深さといい、甲乙つけがたい双璧かなぁ…と思っている。

…いやいや、まだ牛肉弁当の”西の王者”、佐賀牛の「ふたつ星」が控えている。

 

勝手に牛弁祭り!まだまだお楽しみはこれからだ。