【第1部 デビュー~日本海S編】
【第2部 菊花賞編】
【第3部 菊花賞後〜2023年末編】
【第4部 金鯱賞編】
2024年、ドゥレッツァ新時代の幕開けとなるはずだった明け4歳。
☆2024年1月9日/NF天栄
<公式コメント>
トレッドミル調整もしくは周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「坂路調教を再開して以降、外見、内面ともに悪くなることはありませんでした。まだビシッと強い負荷をかけていくまでには至らないものの、このまま少しずつ上げていけたらと思っているところです」(天栄担当者)
軽めの調整後も体調悪化は免れ、回復に重点を置きながら徐々に負荷をかけていく方針。
今回の見学で、もう少し具体的な事を聞けたなら、と思っていた。
一番、期待している答えは「ドバイシーマクラシック」
心配されている菊花賞のダメージについては、ようやく良化に向かっている様子。
ただ残念ながら、この時点でもまだ具体的なレースを決めるには至っていなかった。
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トレッドミル調整もしくは周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「引き続き、日々の調教からフォーム等を少しでもいいものにできるように意識しながら調整しています。体調はまずまずで、背腰に関しては悪くはなっていないものの、負担は掛かりやすく今も傷み等が皆無というわけではないので、逐一確認し、必要ならばケアを入念に施しながら状態をあげていきます。馬体重は488キロです」(天栄担当者)
「前走後の疲れが取れるのに少々時間を要しましたが、その甲斐あって、状態は徐々に上がってきて、調教も進んできていますね。この間、今後について相談してきまして、春は天皇賞を目標にしようということになりました。そして、レース間隔等を考慮し、始動戦として金鯱賞を軸に考えていくことになりました。今のところ早ければ来週末か再来週あたりに入厩させる方向で検討しています」(尾関師)
情報が錯綜したが、ようやく次走の発表がされた
3月10日に中京で行われる、金鯱賞!
からの、4月28日、 天皇賞・春!!
色々あったが、菊花賞以来のローテがようやく定まった
☆2024年2月9日/尾関厩舎/帰厩
14日 軽めの調整を行いました。
15日 美浦Wコース(67秒9-52秒8-38秒5-11秒6)。
「全休日明けの火曜日に、少しスクミっぽいところを見せていたので水曜日は状態チェックに充てて、今週は木曜日に時計を出すことにしました。まだ立ち上げ段階なので、新馬相手にこちらが先行する形からサラッと確認する程度の時計ではありましたが、それでも最後まで楽な手応えをキープして先着と、イメージ通りの良い調教ができました。午後の獣医さんチェックで少し硬さはあるとのことでしたが、火曜日よりは解れていましたし、今朝の動き、そして調教直後の息の入りや馬体の感じは良かったので、このまま様子を見ながら徐々に負荷を上げていきたいと思います」(尾関師)3月10日の中京競馬(金鯱賞・芝2000m)にルメール騎手で出走を予定しています。
☆2024年3月6日/尾関厩舎
<公式コメント>
6日は美浦Wコースで追い切りました(83秒2-66秒5-51秒5-36秒6-11秒4)。「先週の1週前追い切りでは長めからしっかりめに動かして負荷をかけてありますが、その後の感じは良くて、上向いてきたかなと思えます。血液検査の数値自体も先週より良いですね。レースは左回りになるので、その備えとして週末は左回りになるウッドチップコースに入れてサッと動かしてあります。そのうえで今朝は右回りのウッドチップコースで時計を出しましたが、昨日のキャンターの様子からもだいぶいいなと思えたので、先週からの流れを継続して今週も単走の形でしっかりめに動かすことにしました。5ハロンが66秒半の終い11秒4という時計ですが、強いて言えば半マイルあたりで15-15のラップになって少し足りないかなと思えたこともあり、乗り手には向こう正面まで流してもらいました。欲を言えばそのくらいですが、全体で見るとしっかりと動けていて、乗り手の感触も良かったですよ。力んだり、普段から煩いようなところを見せるようになったり、他でもちょっと気になることはありますが、今季初戦へ向かうにあたり悪くない状態になってきていると思いますので、まずは無事に、そして今後に繋がる競馬をしてくれたらと思っています」(尾関師)10日の中京競馬(金鯱賞・芝2000m)にルメール騎手で出走を予定しています。
☆【7戦目】2024年3月10日/金鯱賞【GⅡ】(中京/芝2000ⅿ)/ルメール/1番人気2着
<観戦記>
口取は落選。
翌日から沖縄旅行が控えていた為、関東から日帰りでの強行応援。
自身初の中京競馬場ということと、2024年度華々しく最強を襲名するであろうドゥレッツァの門出に、胸の高鳴りが隠せなかった。
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<公式コメント>
10日の中京競馬ではまずまずのスタートから道中は後方でレースを進める。直線では進路取りに戸惑うが、外へ出してからはしっかり脚を使って2着。「直線で外へ出してからはよく脚を使ってくれましたが、勝った馬がスムーズでしたね。また、3000mから一気の距離短縮ではリズムが違いますし、中京のトリッキーなコースもベストな舞台ではありませんでした。ただ、手応え自体は良かったので、決して悲観する内容ではなかったと思います。次はG1の舞台で巻き返したいです」(ルメール騎手)「連勝が途切れるような形になってしまい、申し訳ありませんでした。勝ち馬とは進路取りの差が出てしまった印象です。こちらは長く良い脚を使えるタイプですから、余計に影響がありましたね。今日は色々と噛み合わなかった分もありますから、また改めて期待したいです。懸念していた精神面はパドック、そしてレースと安定していましたから、今日のような状態を維持していきたいと思います。次走は予定通り、天皇賞へ向かうことができればと考えていますが、この後の状態次第で最終的に判断させていただきます」(尾関師)菊花賞後のリフレッシュ期間を挟んだ上で迎えた今年の初戦となりましたが、直線で脚は使ったものの、スムーズに運んだ勝ち馬を捉えることはできませんでした。残念ながら連勝が途切れる形にはなりましたが、レース振り自体は悲観する内容ではありませんでしたから、次のG1で巻き返した姿を見せてもらいたいと思います。今後についてはレース後の状態をしっかりと確認した上で最終的に判断していくつもりです。
※キャロットクラブ様より許可をもらって転載
☆2024年3月19日/NF天栄
<公式コメント>
トレッドミル調整を行っています。「前走は残念な結果ではありましたが内容自体は決して悪くないので、今後に活かしていけたらと思って見ていました。レース後こちらに帰ってきて、念のために血液検査を行ったところ数値自体は許容範囲内でした。ただし、背中や腰は正直ちょっとしんどいかな…と感じる状態です。正直、期間的に間に合うかどうか…とも思うところですが、限られた中で少しでも良くしていけるように入念にケアしながら調整していきます」(天栄担当者)
☆2024年3月26日/NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「今回帰ってきて間もないタイミングは、背肉がおちていて間に合うかな…とかなり心配していたのですが、数日すると戻ってきました。あのまま落ちてしまうと前回同様、再度時間を要すところでしたので少しホッとしています。先週いっぱいは運動の形を採り、今週から乗り始めました。今回は結構気が入っていて、口をちょっと硬くしてコーナリングの際もぎこちなかったです。このままでは良くないので、ハミ受けも意識しながらジックリ動かしていけたらと考えています。今朝は尾関調教師が来場され状態を見ていかれましたよ」(天栄担当者)
金鯱賞の回復が間に合うかな?
と心配される程の疲労だったものの、なんとか回復
振り返ってみれば、最後しっかり末脚を伸ばしており、天皇賞(春)の前哨戦としては悪くなかった。本番まで1ヶ月、少しでも不安を解消できるよう、調整を祈るばかりであった。
しかし、3月30日の日本時間の深夜に行われたドバイワールドカップデー。
ドバイターフで米国馬キャットニップに騎乗していた、ルメール騎手が落馬負傷してしまう。。。
盾獲りに向け、暗雲が立ち込めてきた...
【第4部 金鯱賞編】完。
【第5部 天皇賞(春)編】
競走成績
平地OP(5-1-1-1) 現役(2024年6月25日現在)