2021年度募集出資馬

 

 

 

 第1部 デビュー~日本海S 編

 

 

ドゥレッツァ#11 モアザンセイクリッドの20

Durezza(伊語) 激しさ、厳しさ(音楽用語)。父名より連想


※キャロットクラブ様より許可をもらって転載


 

ついに!

早くも!

いずれにしろ、運命の馬に出会えた笑い泣き

 

一口馬主は金のかかる趣味!

儲からない道楽!

など言われるが、そうは言われながらもこれだけ多くの人を魅了するのは、夢があるから。

自らの相馬眼で申し込み、大金を投じ出資が叶った仔と、口取したい、触れ合いたい、GI馬にしたい、優勝祝賀会で仲間と喜びあいたい。

そんな、あまたの夢を自分に叶えてくれたのが、

このドゥレッツァ🐎❗❗

 

まだ現役馬ではあるが、ここまでを振り返ってみたい。

 

 

☆2021年8月26日/NFイヤリング

馬体重:428kg 体高:154.5cm 胸囲:174.0cm 管囲:20.5cm 

 

☆2021年9月13日/NF空港

育成のため、移動。

 

☆2022年5月17日/【POG】2歳馬カタログ2022 Part.1 / JRA-VAN[公式]公開

3月取材時点で463㎏。

NF空港の足立厩舎長より「ドゥラ産駒にしては可動域が広く柔らかみがあり伸びやかな走り。坂路行く度に能力の高さを実感し、皐月賞を目指したい」

との嬉しいコメントに、期待が膨らんだ照れ

 

19:58 モアザンセイクリッドの2020(父ドゥラメンテ)の3月取材時動画

 

☆2022年5月28日/NF天栄

NF空港から脱北。

 

☆2022年6月2日/尾関厩舎/初入厩

 

☆2022年6月17日/尾関厩舎/ゲート試験合格

 

☆2022年6月23日/尾関厩舎/美浦坂路追切

(54秒9-40秒1-25秒9-12秒7)

空港での評判が上々だったわりには思いのほか動ききれず、仕切り直して乗り込んでからデビューを目指すことに。

 

☆2022年6月25日/NF天栄

乗り込みの為、放牧。

 

☆2022年8月20日/尾関厩舎/帰厩

 

☆2022年9月8日/尾関厩舎/美浦南Wコース追切

(54秒8-38秒9-25秒0-12秒6)

無理のないよう動かしたところ、最後も余力が有り。

悪くないスタートを切れているということで、

9/19 中山芝2000ⅿでデビュー目標となった。

 

☆2022年9月14日/尾関厩舎/美浦南Wコース追切

(82秒6-65秒7-51秒0-36秒7-11秒7)

15日は軽めの調教。一杯に追っていない形でも終い11秒7。

これだけの時計を出しながら手応えにも余裕。

気持ちの面で課題が出てきているも、初戦への体制は整った。

クラブ側の期待の有無は、騎乗する騎手のレベルでおおよそ測れるが、ルメール騎手の騎乗が発表❗

期待の表れでテンション爆上りちゅー

 

 

☆【1戦目】2022年9月19日/2歳新馬(中山/芝2000ⅿ)/ルメール/1番人気3着

 

 

<公式コメント>

19日の中山競馬では中団から進むが向こう正面では促しながら。勝負どころでは前に迫れたものの直線へ向くところでモタれも見られ3着まで。「追い切り後の様子からして体は大体イメージ通りのもので送り出すことができました。パドックでは少し気持ちが入っていたのですが、到着して装鞍所までおっとりしていて、着けていたメンコを外したほどでした。レースですが、スタートはそこまで速くない様子を練習時から見せていたので大体想像通りのものでした。ただ、その後の進みっぷりが良くなさ過ぎましたね…。直で見てもわかるくらい早々とルメールさんが肩ステッキを入れていたのにもかかわらず反応が乏しく、押し上げていくことができていませんでした。ペースが落ち着いたときに前との差を詰められていましたけれども、終始そのような進みっぷりでしたね…。調教時にも見せていたように、実戦でも直線へ向いて追い出してからモタれがありました。ルメールさんは上がってくるや否や “子供”と言っていましたね…。まったく集中できていなかったとのことです。直線のモタれも、体や口というよりは前を捕らえようという方向にまだ向いていない感じがするということでした。あまり変わらないようならばチークピーシーズなどを着けてみるのもいいのではと言ってくれていましたが、稽古を重ねるごとに変わり身を見せていた馬なので使って変わってくる可能性がありますから、そのあたりは決めつけず様子をよく見て検討するつもりです。その前に、今回は人気にも推されていましたし、稽古の感触からも会員の皆さんにいい報告ができるかなと思っていたのですが、それが叶わず申し訳ありません」(尾関師)

NF天栄に続いてトレセンでも順調に調整がなされ、いい形でレースへ臨むことができました。強いて挙げれば、最初は進んでいかないくらいだったところが追い切りを重ねるごとに気持ちが入り、少し強く見られるようにもなってきていたので、実戦で如何にコントロールが利くかがポイントになると見ていました。実際のところコントロール自体は問題なかったものの、むしろ進んでいかないようなところが見られてしまいました。直線追われてからは右に刺さるところも見せ、残念ながら前へと迫ることができずに終わってしまいました。初戦で勝手がわからないところもあったのでしょうが、粗削りな面があるのは否めませんし、競馬を覚えていく必要があるのかもしれません。この後についてはレース後の状態をよく確認してからどうしていくか判断していきます。

<所感>

10頭立て 1.7倍の1番人気で、新馬勝ちの期待が高まった。促しての反応の鈍さ、直線でのモタれなどを露呈。最後脚は使えたものの勝ち馬ネビュルーズには3馬身以上離され、2着のパクスオトマニカも3/4馬身捕らえきれなかった。新馬勝ち、ならずチーン

 

※キャロットクラブ様より許可をもらって転載

 

☆2022年9月24日/NF天栄

調整放牧。

 

☆2022年10月4日/NF天栄

背腰の疲れの回復に時間がかかっており、目標設定せず。

 

☆2022年10月18日/NF天栄

疲れの回復がみられた。

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整。来月の出走を視野に調整。

 

☆2022年10月25日/ノーザンファームミックスセール/「No.135 モアザンセイクリッド」が上場

母モアザンセイクリッドがセリにノミネートされ、

しかもブリッグスアンドモルタル受胎にも関わらず税込935万という低価格での売却に激震!!!! 

ノーザンF追放から分かる母の評価、市場評価、ひいてはそれはドゥレッツァの評価とも受け取れることが、ショッキングだった。

そして、見返してやりたい気持ちが沸々と湧き上がってきたムキー

 

☆2022年10月27日/尾関厩舎/帰厩

 

☆2022年11月3日/尾関厩舎

軽めの調整。12日の東京競馬(2歳未勝利・芝2000m)に出走を予定することが発表。

 

☆2022年11月9日/尾関厩舎/美浦南Wコース追切

(67秒5-52秒9-38秒4-11秒9)

態勢は整い、ルメール騎手でゴーサイン!!

 

 

☆【2戦目】2022年11月12日/2歳未勝利(東京/芝2000ⅿ)/ルメール/2番人気1着キラキラ

 

<公式コメント>

12日の東京競馬ではやや伸びあがるスタートになるがその後押し上げて中団を追走。直線へ向いて外目から追い出すと脚を使うが相手もしぶとく、最後の最後に交わして見事に優勝。「2走目ということもあり気が入っていたので、気を付けて接していました。また、東京に替わる分、体はもしかすると減るかもしれないなという可能性も踏まえて対応していました。実際のところ、装鞍所、パドックでも気が入ることを想定していたのですが落ち着いていて、賢いなと思わせてくれましたね。見方を変えれば大丈夫かな…と感じもしたのですが、案の定スタートで遅れてしまいましたね…。すぐにリカバリーして中団につけられたので良かったですが、馬がまだ走り方をわかっていないこともあってか押し上げると口を割るところがありました。それでも、ルメールさんが上手くなだめてくれましたね。あとはこの馬の走りができればと見ていたところ、前を行くムーアの手が少し早めに動き出していたので大丈夫だろうと思って見ていたのですが…さすがムーアと思わせる走りを見せられましたね(苦笑)。無事に勝ってくれて良かったです。ルメールさんにレース後話を聞くと“トモがまだ緩くてゲートで遅れました。あと、直線並んでいたけれど、それでもフワフワして集中しておらず、走り切っていないところがありました”と言っていました。あの形なら集中して走れたかなと思ったんですけれどね。まだまだこれからということなのでしょう。それでいて時計も上がりも優秀で、後続を離している結果を考えても今後が楽しみです。このように成長途上中の馬なので、慎重に接していきたいと思います。ありがとうございました」(尾関師)勝負になると踏んでいたデビュー戦でまさかの負けを喫してしまいましたので、ここは何とか巻き返してほしいと祈る思いで迎えました。特にメンタル面がどう出るか心配でしたが杞憂に終わり、落ち着いてレースに臨むことができていました。課題のある走りではありますが、まだこれからという状況の中で勝ち切ったということはかなり大きく、この後がとても楽しみです。今後についてはレース後の状態を見てから検討していくことになりますが、成長の芽を摘まないように大事に判断していければと考えています。

<所感>

祝初勝利!!!お祝いお祝いお祝い

スタート出遅れるも中団まで押し上げ、東京の長い直線でグングン加速。

先に抜け出した、ムーア騎手騎乗のアクションに応える後の重賞2勝馬サトノグランツを交わしたところでゴールイン馬

サトノグランツの勝ちパターンを力で退け3着にも4馬身差をつけた圧勝キラキラ時計も優秀で上がりは33.4秒デレデレ

来年はもう一生ついていきますデレデレ

 

※キャロットクラブ様より許可をもらって転載

 

☆2022年11月17日/NF天栄

放牧。

<公式コメント>

「先週のレースがタフなものに見えたのもあり、レース後の状態を慎重に見ていました。

脚元ですが、これは元々で右前脚の裏の血管がちょっと張り気味で気になっていたのですが、レース後はむしろスッキリとしているくらいですね。ただし、獣医さんに触ってもらうと左前脚の繋靱帯部に少し疲れを感じさせる反応があるとのことでした。

腫れや熱感はないので大ごとではないと思いますが、頑張って走った後でもあるので無理せずお休みにしたほうがいいかなと感じ、今日いったん放牧に出すことにしました。体の傷みが目立つことはないものの、歩かせると若干頼りないかなと感じさせますし、背腰を中心に疲れがあるのでしょうから、勝った後ということもありますのでしっかりとリフレッシュさせてから次のレースを考えていけたらと思っています」(尾関師)

 

☆2023年1月8日/尾関厩舎/帰厩

 

☆2023年1月12日/尾関厩舎/調整

29日の東京競馬(セントポーリア賞・芝1800m)の目標が発表。

 

☆2023年1月25日/尾関厩舎美浦南Wコース追切

(68秒4-53秒4-38秒8-12秒1)

<公式コメント>

先週しっかりとやり、当該週の追い切りは縦列、実質単走の形での追い切り。5ハロンから時計を出す形で、結果68秒4の終い1ハロン12秒1。この馬本来の動きからすると正直物足りない時計だが、馬場か、向かい風かの影響か。同時間帯に追い切っていた馬たちの時計も遅そうで、それらを参考にすれば時計はいいほう。いい意味で余裕があり、また良くなっていきそうと思える感じのいい状態でレースへ向かえそうなので、ここでどれだけの走りを見せてくれるか楽しみにしています」(尾関師)

29日の東京競馬(セントポーリア賞・芝1800m)にルメール騎手で出走を予定。

 

☆2023年1月28日/尾関厩舎

<公式コメント>

「追い切り後の様子は悪くなかったのですが、昨日になって右前脚の歩様が悪くなりました。蹄尖部に反応があり、ザ石か、蹄鉄を打った際に少しプレッシャーがきつかったかのどちらかかと思い、獣医さんならびに装蹄師さんに診てもらって蹄鉄を打ち直してみたものの、その後の状況もあまり改善されず、ザ石で間違いなさそうです。今朝まで待ったのですが様子に変わりがなく、レース前日の段階で乗れない状況にあることから明日までに劇的に改善されるとも考えにくいです。レースを控えているため薬を使った治療が難しく経過を見てきましたが、この段階に来ましたらさすがに治療を優先して症状をより楽にしてあげたいと思いましたので、大変申し訳ありませんが明日の出走は取消させていただくことになりました」(尾関師)

29日の東京競馬(セントポーリア賞・芝1800m)は出走取消となりました。

<所感>

父ドゥラメンテが新馬2着→未勝利→セントポーリアを勝ったように、ここで2勝目をあげたかった。

本当に残念ショボーン

 

☆【3戦目取消】2023年1月29日/セントポーリア賞(東京/芝1800ⅿ)/ルメール/-

ザ石による取消。

 

☆2023年2月4日/NF天栄

回復の為、放牧。

 

☆2023年2月21日/NF天栄

炎症が癒えてきた。原因はザ石ではレース前の削蹄で過敏かも。

自己条件から仕切り直す方針となった。

 

☆2023年2月23日/尾関厩舎/帰厩

仕切り直しの一戦は3週目の自己条件戦を予定。

 

☆2023年3月2日/尾関厩舎/調整

1日に美浦南Wコースで追い切り(81秒6-65秒5-51秒0-37秒1-11秒7)、2日は軽い調整。

11日の中山競馬(3歳1勝クラス・芝2000m)にルメール騎手を予定。

 

☆2023年3月8日/尾関厩舎/調整

入厩後の硬さやスクミを思わせる様子だった中、デキモノが感染ドクロ

腫れの引きが悪く、予定のレースを見送りることが発表された。

体質の弱さか、どうも順調にはいかない・・・チーン

 

☆2023年3月16、23日/尾関厩舎/調整

軽めに反動が出ない事を確認しながら調整。山吹賞を軸に出走を予定。

ルメール騎手が大阪杯出走で裏開催になるので、横山武騎手で出走予定となることが発表。

 

☆2023年3月8日/尾関厩舎美浦南Wコース追切

(81秒2-65秒2-50秒5-36秒3-11秒2)

横山武騎手で終いを伸ばす調教。

セントポーリア、自己条件と回避してきたが、3度目の正直!

 

 

☆【3戦目】2023年4月2日/山吹賞(中山/芝2200ⅿ)/横山武/1着キラキラ

<観戦記>

口取り当選!!

初の口取りにむけ、スーツを着て中山競馬場へ。

 

まずはパドック。

今やドゥレッツァの代名詞となった青いシャドーロールは、この日初めてお披露目となった。 黒光りした惚れ惚れとした馬体。

 

 

パドックが終わり、ゴール前で観戦。

6頭立てで1.7倍の圧倒的人気で、自身初の口取りに大いに期待を膨らませた。

スタート!したとおもったら大きく躓いたが、横山武騎手は落馬寸前でなんとか踏みとどまった滝汗

少頭数もあってすぐに盛り返すことができ、4コーナーでは押し上げ直線で一気にスパート。

逃げたフロムナウオンの外から、ジワジワと、しかし着実に伸び、差しきって2連勝で完勝完了

上がり最速の33.9秒で、着差は1馬身差だが、能力の違いを見せつけた滝汗

口取りだー笑い泣き!!!!!

口取りは、ゴール1分以内に決められた集合場所に行かねばならない
1着を見届けた後、事前に何度もシミュレーションした通りダッシュ!コケないように、人様に迷惑にならないように気遣いながら、無事到着びっくりマーク
集合場所には会員と思われる方がぞろぞろと集まってきた。
キャロ関係者が迎えにきて、会員番号と名前の確認、そのまま渡された入場証を首からぶら下げながら、いざウィナーズサークルへデレデレデレデレ
 
サークルで待機している間、おそらく口取りが外れた会員であろう何人かの方々が歓喜の声を上げ、
「青葉賞行きましょう!!」という声も聞かれた。
この馬の勝利がこんなに祝福を浴びている事に本当に感動した笑い泣き
 
待機していると、横山武騎手とドゥレッツァがサークル内に登場!
横山武騎手が歩きながら関係者に話していた「(落馬は)危なかった!トレーニングの成果が出た(笑)」という、安堵した声がよく聞こえた。
 
口取りは、なんと自分の隣に武史騎手ポーン
まさに至福の時デレデレ
口取りが終わってウィーナーズサークルを出る時には、会員に向けて万雷の拍手👏
人々が皆温かいびっくりマーク
 
ダービー間に合うか!?
この後、夢と希望を持って帰宅。(馬券はトリガミ。下手くそガーン
この後、山吹賞のレース映像を肴に、何十杯コーラを酌み交わしたかは、その時は知る由もないジュース

 

 

 

 

<公式コメント>

2日の中山競馬ではスタート後に躓き中団後方からの競馬。手応えは良く、慌てず進出していくとしっかりと脚を使って優勝。「頓挫明けになりましたが、直前もしっかりと動かしてありましたし、悪くない状態で臨むことができました。スタート直後に躓いて大きくバランスを崩したときはヒヤッとしましたが、ジョッキーが上手く対応してくれましたね。あとはリズムよく走ることができていましたし、直線良い伸びを見せてくれました。ジョッキー曰く“調教ではジリジリと脚を使う感じのイメージを抱いていましたが、実戦に行くと瞬発力も感じさせるいい走りを見せてくれました”とのことでしたよ。順調さを欠くことが続いて申し訳なく思っていたので、勝つことができてホッとしました。直後の様子に大きな変化はないものの、時間をかけて脚元を中心に状態をよく見ておきます」(尾関師)蹄や傷腫れと不安が出て予定をスライドせざるを得ない状況になりましたし、今もなお脚元はスッキリとしていない中でしたが、陣営が丁寧に接して上手く持ってきてくれました。その甲斐もあり、レースではスタート直後こそ心配になりましたがあとは安心して見ていられる走りを披露してくれました。無事に2勝目をあげることができましたので、この後も期待したいと思います。脚元のことがありますので、近いところに目標を置くことはせず、いったん放牧に出して状態を見ながら検討していくことになると思います。

 

 

※キャロットクラブ様より許可をもらって転載

※キャロットクラブ様より許可をもらって転載

 

☆2023年4月6日/尾関厩舎/調整

<公式コメント>

5日、6日は軽めの調整を行いました。「先週のレースは無事に勝つことができてよかったです。バランスを崩し躓いたので、その部分も、中間見せた部分も含めて脚元の様子を慎重に見極めていますが、目立った後遺症のようなものもなさそうに思えるので、ひとまずホッとしています。体のほうも極端な傷みこそなさそうに思えるものの精神的にはどうかなと思うところもあり、蹄や脚といった不安定になりがちなところもありますから、基本的にはいったん出すことになるかなと思っていますが、軽く乗ったりしながら改めて歩様を確認してから判断していきます」(尾関師)

 

☆2023年4月8日/NF天栄

調整放牧。

 

☆2023年4月11日~/NF天栄

疲れの目立ちがあり、回復を見極め。

気にしているポイントは特に右の背腰、左前脚。

背腰に関してはまだ残り、左前脚に関しては傷自体は大きな心配事ではないものの蹄がもうひとつな状態。

春の可能性を残してギリギリまで模索も、今後の反動を考慮し見極めるよう。

 

☆2023年5月2日/NF天栄

トレッドミル調整、周回コースでの軽めのキャンター調整。

不安が癒えないため、検討していたプリンシパル参戦の断念、初夏の古馬交じりのレースを検討と発表された・・

残念無念ショボーン

 

☆2023年5月11日/尾関厩舎/帰厩

<公式コメント>

「春の夢舞台へ連れていきたかった馬だけに申し訳ない気持ちを持っていました。ただ使うだけならば可能だったのかもしれませんがもちろんそれでいい馬ではありません。無理をすると故障を誘発させたり、そこまで行かないにしても長期休養を要すことも考えられるローテーションでもあったので、申し訳ないという思いや我々としても行きたかったという悔しい思いがある一方で、ここで我慢したことが先々良かったと思えるようになってほしいです。前走後、大事を取った分牧場での乗り込みは順調に進めることができたようで、6月の競馬には向かえそうということから、このタイミングで入厩させています。順調に行くのならば次の開催の前半も視野に入れていきますが、まずは改めて様子を見ながら動かし出し、時計を重ねながら目標を定めていければと思っています」(尾関師)

 

☆2023年5月18日~/尾関厩舎/美浦南Wコースで追切

(83秒9-66秒8-51秒7-37秒1-11秒1)

帰厩後の様子は良く、立て直しの時間が功を奏したことが実感。

早ければ6月4日の東京競馬(ホンコンJCT・芝2000m)にルメール騎手で出走と発表。

 

☆2023年6月1日/尾関厩舎/調整

5月31日は美浦南Wコースで追い切りました(82秒4-65秒6-50秒4-36秒5-11秒5)、

1日は軽めの調整を行いました。2日は軽い調整。

6月4日の東京競馬(ホンコンJCT・芝2000m)にルメール騎手で出走。

 

☆【4戦目】2023年6月4日/ホンコンJCT(東京/芝2000ⅿ)/ルメール/1番人気1着

<観戦記>

春クラシック断念は残念だったが、気持ちを切り替えて行く。口取りは落選したが、この日は夜にキャロットクラブプレミアムパーティーに参加の為、スーツ着用で競馬場へ。

指定席100円キャンペーン、安田記念当日、しかもアイドルホースのソダシが出走の為、9Rパドックの時にはすでに熱気ムンムン!ニコニコ

 

1.3倍の圧倒的人気に支持された。

9頭立て9番枠でスタートした際に外に大きく膨れだが、押し上げてなんとか3番手でリズムを掴む。レースはヘネラルカレーラがマイペースで直線へ。逃げ馬が突き放し、完全に勝ちパターンの中、一歩一歩詰めより、残り200mを切った時に手前を変えて更に加速。捕らえるか!?捕らえるか!?捕らえきって1馬身をつけて完勝ニヤニヤ

上がりは32.7秒❗そのさらに後ろは4馬身❗❗

強い...ダービー出ても勝ち負けになったんじゃないか、、、そう思わせくれる勝利だった。3連勝キラキラ

 

<公式コメント>

4日の東京競馬では五分のスタートを切り、他馬の動向を見ながら3番手の先団外につける。直線へ向かうところか仕掛けていき外から差を詰めていくと、最後の最後に交わして見事に優勝。「会員の皆様おめでとうございました。この中間、順調に調整を進められていましたし、この状況でどれだけやれるかと見ていましたが、無事に勝つことができて良かったです。ルメさんに感触を聞いたところ『パワーアップしてます。折り合いは、今日は逃げ馬が丁度いいペースで行ってくれたので大丈夫でした。ただ、もうちょっと遅くなると力んでしまっていたかもしれません』と言っていましたね。距離に関しては、もう少しあってもいいかなと見ていましたが、ルメさん曰く今回の条件でちょうどいいと言っていましたので、このくらいの条件を目指すことになるでしょうか。ただ、今日は普通なら逃げ馬のペースと言っていいくらいゆっくり目のところだったので、展開が違えば…というところもありますから、そのあたりのことも踏まえつつ今後の条件を考えていくことになると思います。いずれにせよ、春は悔しい思いをしましたし、会員の皆様にも申し訳ないことをしましたので、何とか今後もいい走りをさせていけたらと思っています」(尾関師)前走の内容からここでも好勝負になると見ていましたが、キッチリと応えてくれ、見事に3連勝を飾ってくれました。順調に行かないこともありますが、その中で大事にジックリと接してきていることで良い成長を遂げることができているのかもしれません。これからも楽しみになりますし、順調に行ってもらえたらと思っています。このあとは脚元を中心にレース後の状態を慎重に見極めてから判断していきます。

 

 

※キャロットクラブ様より許可をもらって転載

 

☆2023年7月29日/尾関厩舎/帰厩

日本海Sを目標に帰厩。8/12に初の牧場見学が決定し、ドゥレッツァレーベンスティール、コイヌールで決まっていたが入厩によりすれ違い。複雑、、、


☆2023年8月2日/尾関厩舎/美浦南Wコースで追切

(84秒6-68秒0-53秒1-38秒2-11秒6)

19日の3勝クラス、新潟で行われる日本海Sの目標に。

 

◇2023年8月12日/牧場見学 ㏌NF天栄

初の牧場見学。ドゥレッツァ不在は残念だが、レーベンスティール&コイヌールを見学。感無量。

 

☆【5戦目】2023年8月19日/日本海S(新潟/芝2200ⅿ)/戸崎/1番人気1着

<観戦記>

戦前から、条件戦にしてはハイレベルのメンバーといわれていた。京都新聞杯2着のダノントルネード、後に重賞2勝のシュトルーヴェ、現級で堅実な走りをみせているレッドラディエンス。そんな中でも1番人気。

戸崎騎手には、7月2日のレーベンスティールの騎乗が有りネガティブな感情があったが、普通に乗ってくれと祈る気持ちで見守る🙏

真夏の新潟、この日は暑かった。

メインレース日本海S後、最終12Rアイスランドポピーの口取当選をしているため、クールビズで観戦。

まずはパドック。

 

 

本馬場入場。

 

スタートは五分に出たかに思われたが、なぜか包まれポジションを悪くしてしまうムキー逃げたホウオウエクレール、2番手レッドラディエンスが気持ちよく前を走り、一方揉まれながら進路を窺いながらのドゥレッツァ。

新潟内回り直線は短く敗戦も覚悟しながらコーナーへ!

そこで奇跡的に前がポッカリ空き、直線へ❗

しかしその時点で、先に抜け出したレッドラディエンスはすでにセーフティリードかに思えた。万事休すガーン

 

しかしここからが強かった。加速してからはグングン前に迫り、捕らえた❗交わした❗抜け出した❗で、1/2馬身差の勝利ポーン

レース後、戸崎騎手が謝罪していたように、なかなかの拙い騎乗だったが、馬の力量でカバーしてくれたプンプン

4連勝お祝い

 

 

ゴール瞬間。

 

 
口取りが終了して馬が引けた後、奥さんを残して一足先に最終のアイスランドポピーを見にパドックへ。
遅れて合流した奥様🐤が、何かを差し出して来た。
なにやらグチャグチャっと落書きした、馬券のようなものだった。よく見ると、

戸崎(騎手)のサインじゃんポーン!!
 
話をきくと、何気なくウィナーズサークルに残っていると、突如戸崎騎手のサイン会が始まり出し、自分も何か出さなきゃと咄嗟に差し出したのが本人が買った馬券(笑)
1,700円当たっとるやん(笑)ガーン
 
その後、奥様に🐤買い取りを命じられ、色をつけてお支払いしたとさ。
 

<公式コメント>

19日の新潟競馬では中団後方の位置になり直線勝負に賭ける。最後はよく伸びてきて見事に差し切り優勝。「申し訳ありませんでした。馬の具合はとても良く、自信を持って臨めたのですが、道中、内枠の馬の動きに僕が戸惑い判断し切れず、その結果位置が悪くなってしまいました。少頭数と言えど揉まれると心配だからと厩舎からも聞いていたのでその点も気にしながら運んで直線へ向いて追うとしっかりと脚を使ってくれましたね。今日は馬に助けられました。折り合えていましたし、息遣いも良く、ここでもこれだけの競馬をしてくれましたので今後が楽しみだと思います」(戸崎騎手)4戦3勝の成績ではあったものの、未だ力強さはなく、また中間にスクミの症状が出たりと自信を持って送り出せたわけではなかったのですが、苦しい展開になった中でもしっかりと勝ち切るのですから大した馬です。これからの馬でしょうし、今後に期待をしています。このあとについてはレース後の状態を見た上で検討していきます。

 

 

 

※キャロットクラブ様より許可をもらって転載

 

【第1部 デビュー~日本海S編】完。

    ⇓

【第2部 菊花賞編】

 

 

 

競走成績

 

平地OP(5-1-1-1) 星現役(2024年6月28日現在)星