2021年8月時点で、現役出資馬は2歳馬のみの4頭。
キャロットクラブ
2歳馬/4頭
レガラール(新馬)[ディアデラマドレ19/父モーリス/牡]
アイスランドポピー(新馬)[オリエンタルポピー19/父エピファネイア/牝]
スマイルアプローズ(新馬)[シャレードスマイル19/父リオンディーズ/牡]
グランパドゥシャ(未勝利)[サダムグランジュテ19/父キンシャサノキセキ/牝]
スマイルアプローズは入厩間近でまだ期待を高めていた時期だったが、
グランパドゥシャはデビュー戦で7馬身離された2着、
レガラールとアイスランドポピーは体質に弱さを
抱えデビュー時期が見通せずという状況。
長い期間を走れる馬を引き当てねば、常に少子化進行へ向かう危険をはらんでいた。
そんな中、2021年8月下旬に募集馬カタログ、動画が公開。キャロット祭りが始まった。
キャロットにはクラブ特有の✕制度があり、
あえて最優先を抽選の土俵にも上がれないような人気馬を指名して✕を取りにいく戦略の人もいる。
✕制度については、くろねこさんのブログに詳細。
↓↓
ただ私にそんな余裕はなく、
セオリー通り中間発表で票読みをして、
最優先枠には『最優先当選』以上『✕なし最優先で抽選』以下、
一般枠には『一般枠で抽選』以下の馬に狙いを定めて検討していく。
最優先申込は、次の2頭に絞った。
#11 モアザンセイクリッドの20(父ドゥラメンテ)牡
2021年8月31日、父ドゥラメンテが9歳の若さでの訃報。
悲しみやまぬ中で、唯一牡馬で募集されていたのがモアザンセイクリッド20。
弥生賞優勝、皐月賞2着のタイトルホルダーを輩出していたが、
繁殖の質からみると活躍馬が少なく、期待外れとの評価を下す人もいた。しかし私的にはむしろこれからと見立てていた。
そして、なんとなくこの子が後継種牡馬となる運命なのではないか、という予感を抱いた。
母モアザンセイクリッドはNZオークス優勝のGI馬。
本馬は4番仔で、兄弟に目立った活躍は無かった。
本馬はまだ筋肉が付ききってなく428㎏と華奢だったが、
4月24日と遅生まれだったので全く気にならなかった。
カタログでは体のバランスの良さは感じたが、歩様動画を見た時はさらに体の柔らかさを感じた。
顔は流星が独特でブサ可愛い
最終中間発表(前年比35%)で、総申込267口・最優先43口で、最優先ならば取れる可能性が高いと票読みした。
募集価格10万円は絶妙な価格で、敬遠してくれる人がいればありがたい。
#57 ディオジェーヌの20(父モーリス)牡
母ディオジェーヌは、サンデーRで3,000万円で募集された3勝馬。
父は私お馴染みのモーリス。
本馬の1つ上の異兄には8月の新潟新馬戦で強い勝ち方をしたリブースト。
こちらも4月28日と遅生まれだったので、438㎏は成長途上。体重よりも体を大きく見せていた。
モーリス産駒らしからぬ青鹿毛に豊富な筋肉量は見栄えがよく、一目惚れ。
募集価格8万円もお手頃。これはなんとしても欲しいと思った。
最終中間発表(前年比35%)で、総申込716口・最優先261口で、これは最優先でないと取れない。
今見ると悪そうな目つきしているな(笑)
※キャロットクラブ様より許可をもらって転載
モアザンセイクリッドの20に最優先を入れればおそらく取れるがディオジェーヌの20はあきらめなければならない。
ディオジェーヌの20に最優先を入れれば、W落選の可能性がある。
悩みに悩んで、
結論としてはW取りを狙った。
2021年9月7日、第一次募集締め切り。
申し込みは以下の通り。
#57 ディオジェーヌの20(父モーリス)牡※最優先
#11 モアザンセイクリッドの20(父ドゥラメンテ)牡
#32 パルティトゥーラの20(父サトノクラウン)牡
#59 グランデアモーレの20(父モーリス)牝
#63 ライジングクロスの20(父リアルスティール)牝
#64 ラカリフォルニーの20(父キタサンブラック)牡
#77 ココシュニックの20(父ジャスタウェイ)牝
※キャロットクラブ様より許可をもらって転載
2021年9月16日、抽選有無の発表。
#57 ディオジェーヌの20(父モーリス)牡※最優先
#11 モアザンセイクリッドの20(父ドゥラメンテ)牡
#32 パルティトゥーラの20(父サトノクラウン)牡
#59 グランデアモーレの20(父モーリス)牝
#63 ライジングクロスの20(父リアルスティール)牝
#64 ラカリフォルニーの20(父キタサンブラック)牡
#77 ココシュニックの20(父ジャスタウェイ)牝
2頭が脱落!!
ディオジェーヌは最優先希望内で抽選、
モアザンセイクリッドは一般枠内で抽選と読み通り。
そして翌日の9月17日、抽選結果発表!!
第1次募集出資申込結果は、、、
#57 ディオジェーヌの20(父モーリス)牡※最優先
#11 モアザンセイクリッドの20(父ドゥラメンテ)牡
#32 パルティトゥーラの20(父サトノクラウン)牡
#59 グランデアモーレの20(父モーリス)牝
#63 ライジングクロスの20(父リアルスティール)牝
#64 ラカリフォルニーの20(父キタサンブラック)牡
#77 ココシュニックの20(父ジャスタウェイ)牝
やった
怖いほど狙い通り
願わくば、3番手ではパルティトゥーラの20も欲しかったが、
『母馬優先+最優先(過去2年最優先落選、前年最優先落選)および
最優先希望枠(過去2年最優先落選、前年最優先落選)は当選、
母馬優先+最優先(前年最優先当選)および最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選』
という条件。
最優先枠を使っても厳しい抽選が待っていたであろうほど大人気だった。
この馬が、この世代のダービー馬『タスティエーラ』である。