ラテン(12)そしてパターンの向こう側にあるものを知ること | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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ラテン(1) ~ ジャズミュージシャンが最低限把握すべきこと
ラテン(1)補足 ~ 「アフロ」
ラテン(2) ~ 「3-2」と「2-3」 キューバ音楽のリズムの鍵「クラーベ」
ラテン(3) ~ 「ソン・クラーベ」と「ルンバ・クラーベ」
ラテン(4) ~ クラーベはひっくり返らない
ラテン(5) ~ 「カスカラ」を覚えましょう
ラテン(6) ~ カスカラ「2-3」?それとも「3-2」?
ラテン(7) ~ ドラムパターンはパーカッションのフレーズから
ラテン(8) ~ マンボ・ベル・パターン
ラテン (9) Afro Cuban 6/8 Feel
ラテン(10) ソンゴ(Songo)
ラテン(11)  まずはパターンを知ること

ラテン(11)  まずはパターンを知ること では
守旧派のジャズドラマーにありがちな傾向として、
ラテン音楽の本来のパターンの音をテキトーに間引いてしまっていることを指摘し、
まずはきちんとパターンを知ることが好ましい、ということを申しました。

この次の段階としては、パターンの向こう側にある、そのパターンのテイストなどを感じ取ることが大切です。

そもそも私自身がそれほど理解しているわけではないので、あまり大きなことが言えませんが(^▽^;)

前回と話が重複しますが、
3-2と2-3の理解がなく、パターンを覚えていると、
3-2、2-3の切り替えが出来ない方が少なからず見受けられます。
ジャズの場合、概ね2-3のパターンしか覚えていないので、
それをひっくり返して演奏することが出来ない方が、プロでも存在します。

3-2は落ち着く感じ、2-3は推進して行く感じ、
を体感しながらパターンを練習、習得することが必要でしょう。

6/8 のパターンは、ジャズの場合は4/4スイング(4ビート)の中で使われる機会が多いので、
大きな2拍子のみでしか感じられていない方が見受けられます。

しかし本来は2拍子と3拍子が併存している、という感じを味わうことが大切です。

この感じがつかめれば、リズムの歌い方に深みが出てくると思います。

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