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久しぶりにラテンのお話を。
とは言っても、持ちネタはほぼ出尽くしているので、
ちょっとした補足を↓
ラテン(1) ~ ジャズミュージシャンが最低限把握すべきこと
ラテン(1)補足 ~ 「アフロ」
ラテン(2) ~ 「3-2」と「2-3」 キューバ音楽のリズムの鍵「クラーベ」
ラテン(3) ~ 「ソン・クラーベ」と「ルンバ・クラーベ」
ラテン(4) ~ クラーベはひっくり返らない
ラテン(5) ~ 「カスカラ」を覚えましょう
ラテン(6) ~ カスカラ「2-3」?それとも「3-2」?
ラテン(7) ~ ドラムパターンはパーカッションのフレーズから
ラテン(8) ~ マンボ・ベル・パターン
ラテン (9) Afro Cuban 6/8 Feel
ラテン(10) ソンゴ(Songo)
ジャズは型があるようで、あまりない音楽です。
例えば、ドラムの4/4スイング(フォービート)のパターンは
右手でシンバルレガート、
左足で2拍目4拍目にハイハットを踏んで、
右足はフェザリング、
右手で何かフィルイン、
という程度。
しかも可変的で、後はテキトーに、という感じ。
それに比べてラテン音楽は、ジャズに比べて、型を重視しているように感じます。
ラテン(5)(6)でカスカラパターン、ラテン(8)でマンボベルパターンを
ご紹介しました。
古いタイプのジャズドラマーであると、
何となくシンバルのカップの部分をカンカン叩くとラテンっぽい、
という程度の認識で演奏しているように感じます。
上記記事でも既にご紹介しているように、
ラテンドラムのパターンは、
本来は複数のパーカッションで演奏するものを、
ドラムセット用に翻訳したものです。
あくまでも、
カスカラパターン、マンボベルパターン、というものがあって、
それを抽出して演奏している、
ということであって、
何となくカンカン演奏していて変化したものではない、
ということです。
この点についてはぜひ認識して頂きたいところです。
まずはそれぞれのパターンをきちんと知ることから始めましょう。
(何となくめんどくさいから、テキトーに音数を間引いて演奏している、という感じのドラマーが散見されます。)
しかもそのパターンは3-2と2-3があることも、必須の知識です。
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