先週末から秋の大会が始まっています。
今回は保護者も含めて無観客で試合が行われており、未だ予断を許さない状況が続いています。一刻も早い終息を願います。
結果でしか他チームの状況がわからないのですが、今大会はえらく得点が多いように思います。
やはり自粛期間の影響で、新チームの準備が間に合わないところが多いのでしょうか。
池田高校でも、これだけ練習時間の短い夏休みを過ごしたのは初めてです。時間がなかったというよりは、1年生の体力を考慮するとできなかったという感じです。
それでも「勝」「敗」を決する試合は迫っているわけで、優先順位を決めて効率よくやっていくしかありません。
下記は、目標のベスト8へ向けて倒さなければならないチームとの練習試合の結果です。
目標|000030314|11
池田|303200110|10
目標|0101104|7
池田|0520000|7
やはり最終回には魔物が住んでいて、それによってゲームをひっくり返されてしまうのでしょうか?
そんな訳ないですよね。
私はミーティングでこう伝えました。
「魔物」なんていない。いるとすれば「虫」。「弱虫」という名の。
どういうことか説明します。
野球はタイムスポーツと違って、最後のアウトを自力で取らない限り永遠に勝ちはやってきません。
時間を稼ぐという逃げの作戦が出来ない以上、勝ちきる状況を想定し、その状況に耐えうる精神力を身に付けておかなければなりません。
そして、得られる結果が大きければ大きいほど、その精神力、つまり自分を(緊張を)コントロールする力が求められます。
TEAM74期が9回の魔物にやられてしまうのは、常にではありません。相手のユニフォームを見てビビるときだけです。
「勝つぞ!」で始めてそのまま最後までいけたらいいのですが、どこかで「どうしよう、勝っちゃうかも?」ってなったら負けです。
口では「ベスト8」と言っておきながら、彼らは頭の中で(無意識に)「負け物語」を描いてしまっています。
せっかく勝てるだけの技術力はあるのに、これではいくらやっても、「この相手なら勝って然るべきだ」と思える相手にしか勝てません。
それは目標とは違うステージです。
本当に「ベスト8」を目指したいなら、ビビるような相手に立ち向かっていくだけの勇気、覚悟、準備、訓練等が必須す。
と、いった意味で分かりやすく「弱虫」と表現させてもらいました。
では、どうやって「弱虫」を取り除くのか?
彼らに尋ねたところ、その答えに驚きました。
「練習で失敗すること」ということでした。
なるほど...通りで練習中にいいプレーが出ても、誰も何も言わない訳です。
弱虫が住みつくのは自信のない選手です。
(自信がないから下(のレベル)を見て自分を安心させるのですかね?)
自信を付けるのに必要なのは失敗ではなく成功体験です。(成功のための失敗はつきもの)
なので練習中はもっと誉めたらいいし、こちらとしても誉めたいのです。
ただし、公式戦と同じようにプレッシャーのかかる場面をチームとして作れたらの話です。
それが出来ない以上は、こちらがその空気を作りにかかります。
小学生のように何でもかんでも誉めることも可能ですが、結局は「あななたちの目標は何なの?」という話です。
ノンプレッシャーで出来る気になって、本番ビビり倒している選手は嫌と言うほど見てきましたし、何度もそれで負けています。
少しでも早く、「本物の自信」がつく「いい練習」を自分たちで作り上げてもらいたいものです。
変えるなら、変わるなら今です。
9月12日(土)10時00分~の萩谷球場で変えられるものはありません。
球審が「プレイボール!」と発したら指示通りボールで楽しく遊ぶだけです。
まぁまたメンタルトレーナーの講習が必要ですかね。