第4クールが終わり、冬の練習も折り返し地点に入っています。
1月のテーマは「分からないを潰す」
次の配球が分からない
どこへ投げたらいいか分からない
次に起こりうるプレーが分からない
仕掛けるべきか引くべきか分からない
本番で自分がどうなるか分からない
自分の動かし方が分からない
何をどれだけやれば達成できるか分からない
このまま続けていても結果が出るか分からない
等々…こういった不安や迷いが、高校生のパフォーマンス(試合での結果から練習の取り組みまで)を落とす最大の要因だと感じているので、池田高校野球部では、冬の練習であっても「脳の筋トレ」を組み込むようにしています。
(池田高校において)結果が安定するチームのときは、自分たちでゲームメイク(野球)でき、これから起こることがある程度想定内で、「分かっている」状態で自信を持ってプレーできる選手が多いです。
将棋で言うと、何手先まで読めていますか?ということです。
そこで今年は、(体作りも足りていませんが)実戦練習もメニューに入れて「分からない」がより浮き彫りになるようにしました。
しかし、その様子を見ていると…「分からない」どころか、それを下回る「分かっていないことが分からない」状態です。
判断を要する状況において、そもそも選択肢が浮かんでいない。そしてそのことに本人たちが気付いていないといった状態です。
試合にせよ練習にせよ、野球は何かしてたらそれっぽくなるから厄介です。
これはまずいと思い、月の途中ですがテーマを変更しました。
新テーマは「なぜ×3の習慣」
まずは、何事においても「なぜ?」と疑問をもち、深く考える習慣、考えるべきところで脳が素通りしないようにする習慣からスタートかなと。
ちなみに、私が「なぜ?」を意識するようになったのは、高1のときです。下宿先だった祖父母の家で、便器のフタを閉めろと注意されたときに、祖父から言われた「なんのためにフタがついてるんや?ついてるからには意味があるんや」という言葉がきっかけです。
そんなしょーもないことがきっかけになることもあるので、この1月の新テーマをきっかけにしてもらえたらと思います。
さらに、高校生ならそれを最低3回繰り返すことで、物事をより深く捉え、本質まで掘り下げられるようになってもらいたいということで「×3」としました。
例えば…
この選手は「なぜ成功したのか?」を考えていますね。
これが100点の分析かは分かりません。
ただ、これを繰り返していくことで、自分にとって100点に近い自分の攻略本が出来上がっていくと思います。
そうすれば、練習に来てくれた先輩方のように、確実に自分を進化させていくことができますよ。
70期池本投手(関西大)
投球ももちろん素晴らしいですが、それよりもストイックな取り組みの方が印象に残っていて、この日もしっかり走り込んでましたね。
今回はTEAM74期の課題を挙げましたが、「みんなよく頑張っている」という強みもあります。
パフォーマンスが変わってきている選手も多くいます。
ただし、その強みが強みであり続けるには、結果につながる努力でなければなりません。
そのためにも、どうやったら結果につながるのか?「広く」「深く」「速く」考えられる力をつけてもらいたいと思います。







































