12月に入りました。
今年はOB戦も中止になってしまったので、失礼ながらブログで御礼申し上げます。
今年も1年間ご支援ありがとうございました。
特に今年は、3年生のための「STAY POSITIVE」企画で多大なるご支援をいただきました。
そんな3年生は、フィールドを受験に移しても「STAY POSITIVE」できているでしょうか?
野球で成長した人にとってはたかが受験くらいイージーなことでしょう。笑
というのは冗談で、野球から学んだことを他に活かす、本当の意味での「両立」はそう簡単ではないと思います。
放っておくと、「部活」も「勉強」も与えられたものを無理のない範囲でこなし、その結果得られるそこそこのリターンで(何かと理由を付け)自分を納得させる、そんな魅力なき「両立」に手を伸ばそうとしているように見えます。
本当につけてもらいたい力は、目的(目標・フィールド)が変わっても自信満々(平気)で行動できる力です。
たとえ目的地のハワイにたどり着いたとしても、それがすべて案内された行き方だったとしたら、おそらく喜べるのはその一時だけです。
次にイタリアを目指すとなったときに、自力で細かい手段まで絞り出すことができるでしょうか?もしくはまた誰かに連れていってもらうのでしょうか?
厳しいかもしれませんが、池高生なら、与えられた方法で得たハリボテの自信ではなく、何を目標にしたとしても、そこから「戦略」と「手段」を導くことができる、再現性のある自信をつけてもらいたいものです。
代によっては「正しい努力」「逆算力」「主体性」と表現が変わることはありますが、本質はすべて同じです。
結果が全てとは思っていませんが、結果から目を背けず、結果につながる努力(行動)を考えていかなければやる意味がありません。
11月のテーマは、そのスモールステップとして「目的を考える」を掲げました。
まずは「何のために?」「どうなりたくて?」を考える習慣からスタートです。
目的に直結できるようになれば、今はこんなボール回しでも、必ずうまくできるようになります。
そして、甲子園という存在が「夢」ではなく、「現実的な目標」であることを伝えていければと思います。