Around 50's イジリ好きのブログ

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楽しく快適なスノーボードを考えるAround50自己満足ブログ。

必要な方には意味深く、不必要な方には全く無意味な、
主に、Alpine & Freestyle bootsについてのフィッティング&イジリ系、ト—レニングやコンディショニングについての・・・

マウンテンスロープ フォアードリーンロック

 

 

マウンテンスロープの、リアスプリングに対して

耐水グリスでメンテナンスして、

内部のサビや固着の心配はクリアーになったのですが、

滑っているうちに前傾角が

知らないうちに変わってしまいました。

 

非常に簡単に問題解決できましたので

やってみてはいかがでしょうか?

 

リアのスプリング部を分解して

下部のボルトにM6のナットを入れます。

 

クリアーのスプリングカバーを削って

挿入したM6ナットが見えるぐらいにします。

 

お好みの前傾角に調整したら、

M6ナットを上部部品に当たるように調整します。

 

 

 

 

Mountain Slope スプリング部メンテナンス

 

 

マウンテンスロープのスプリングシステムですが、

シンプルのように見えて、バラしてみると軸となっている部分が

オス&メスになっていて 2つに別れる構造になっています。

 

お客さんのマウンテンスロープの、この部分が固着して

どうしようも無いので部品が欲しいと・・・

 

そんなことがあるのかとブルーモリスに連絡を取ると、

普段の滑走で水分が残ったり、ゲレンデの硫安などの影響で

パーツが徐々に錆びて固着することがあるようです。

 

自分のブーツを見てみると、片足にはサビがあり

逆足にはサビが見えないもののバラしてみると

両足とも軸の中に入っている部分にサビが確認できました。

 

防錆のスプレー潤滑剤でもいいかなと思いますが、

成分の定着性はあまり期待できないかと思い、

以前別件で買ってあったウォータープルーフグリスを

使ってメンテナンスをしていきます。

 

ベルレイ 耐水性グリースは、気温変化に非常に強く

防錆・防食・耐加重・耐衝撃・耐摩耗・耐塩に優れて

耐久性がある今回の件にもってこいのグリースです。

 

【メンテナンスの流れ】

① 4mmの六角レンチで上部の穴を止めながら

13mmのスパナでナットを回してナットを外します。

ナット・ワッシャー・上部のロングバネが外れます。

 

② スプリングシステムをロアシェルに固定している大きなビスを

5mmの六角レンチで外します。

上下連結した軸部・下部のショートバネが外れます。

 

③ 軸部を回して上部軸・下部軸と2分割します。

 

④ 下部の軸のネジ部が錆びているので、ワイヤーブラシ等で擦って

サビを取り除きます。

 

⑤ 綿棒で耐水グリースを上部軸の中、下部のネジ部に塗布し

上下軸を連結させスムーズに動くか確認、余分なグリースを拭き取ります。

 

⑥ 逆の工程で組み上げて完成です。

 

メンテナンスに必要な 耐水グリース 必要な少量だけ Jamming Snow web shop で ご購入できます。

 

 

 

ちなみに、左右セットでスプリングシステムの価格は、¥21,780(税込)です。

※ 上下スプリング・クリアーのカバーは含まれておりません。

 

なかなかの高額パーツですので、定期的なメンテナンスで末長くマウンテンスロープと付き合って行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ALC Binding   初代モデルと進化した22-23 モデルの比較

 

ALC Bindingは、初代モデルが登場した時にF2 bindingと併用して使っていました。

 

男心をくすぐるアルミ削り出しの外観のインパクトと、

過去にユニバーサルカントを使っていた僕には

興味深いマルチカントシステム・・・

魅力的なビンディングが登場したと思いました。

 

取扱説明書を熟読し、取り付けをしてみると

マルチカントシステムと、角度が書かれているベースプレート

の無限のコンビネーションに楽しく悩みながらイジれます。

 

F2のカント&リフトの組み合わせに慣れているので、

無限コンビネーションよりF2とイコールのパターンを探します。

近頃はスマホで、コンマ1度まで計測できる水平器アプリがありますので、

簡単に再現が可能です。

 

‎水平器&水準器‎水平器&水準器は直感的に使いやすいシンプルなデザインで、 正確に様々な向きの水平、傾きの角度を測ることができます。 ・なめらかな動きを実現! ・高精度です! ・横置き、縦置き、平面置きなどの様々な角度を測ることができます! ・キャリーブレーション機能、ホールド機能を搭載! ・選べるデザイン! ・そして、こんなに高機能なのに直感的で使いやすいシンプルなデザ…リンクapps.apple.com

 

 

初代モデルをゲレンデで使って、

見た目のメタル感から来る硬さを裏切り、乗りやすいビンディングでした。

 

金属製のToeクリップ・金属プレートの上に金属のモジュールがビス止めされているメタル感と

スノーボードと金属プレートの間に

大き過ぎない樹脂製のマルチカントシステムと

樹脂製のベースプレートを挟むことで、程よく硬さを緩和された乗りやすさだと思います。

 

ただ、ブーツ調整の1コマが緩めにするか、硬めにするかビミョ〜で悩む感じでした。

F2系ビンディング( Kessler / Mountain slope / Deeluxe / Oxess )は、

ビスでモジュールをスライドするので調整は無段階ですので、改善できないのかな〜〜と思っていたら

しっかりと進化してくれました。

 

 

先日22-23モデルが届いたので、初代モデルと比べたいと思います。

22-23モデルは、

 

① Toeクリップが金属製から樹脂製に変更(単品パーツとして金属製を購入可能)

 

 

② Toeモジュールのスライド量が格段と細かく調整できるように進化

 

 

③ モジュール上面のゴムの取り付け改善 僕のは問題なかったのですが、

 ゴムが剥がれてしまうことがあったようです。  

 

 

Toeクリップが樹脂製になったことで、硬さにいい遊びが生まれて

女性でも使いやすいビンディングになったのでは無いでしょうか?!

 

ブーツフィッティングの調整も細かくできるようになり、

悩ましいカント&リフトのセッティングの楽しさ。

 ビンディング購入時の参考になれば・・・

 

ALC binding 62   SサイズMサイズ   税込¥48,400   Lサイズ 税込¥50,600

 

 

お問い合わせは、jamming Snowまで

神戸市北区鈴蘭台東町3-7-24

mail   jammingsnowbu@gmail.com

【HEAD  8BOAの履き方の注意点 と ワイヤー交換】

 

正しく・丁寧に使用すれば金属製ワイヤー&BOAはトラブルなく長期間使用できます。

無造作にダイヤルを回して金属製のワイヤーがダイヤル内部で絡んだり、ワイヤーが折れたりすることがきっかけで、スムーズに BOAが動かなくなり、ワイヤーが切れたりします。

 

必ずして頂きたいのが、履くときに足首部分にある

『Pull to release』のタグを引っ張りながらワイヤーを締めていくと

ダイヤル内部のリールにキレイにワイヤーが巻かれるので、絡んだり・折れたりせずにトラブルなく使えます。

 

8BOAは一手間かかりますが、上級者が快適にライディングする為にBOAの仕様も上級者用になっています。

 

最近のBOAは金属のワイヤーから、パラシュートに使われるような素材の紐タイプに変わっているようですが、8BOAには金属ワイヤーが採用されています。

ちなみに HEAD 4BOAは 紐のBOAです。

 

 

とは言え、ワイヤーに折れ癖がついてしまったり

切れてしまったりしたら、交換しなくてはいけません。

ワイヤーが怪しいな~~と思ったら、

交換してはいかがでしょうか??

 

◆必要なもの

挟む部分が薄いプライヤー

ラジオペンチ

新品のワイヤー

老眼鏡

 

【最重要ポイント】

順序の正解がわかるように、必ず片足ずつやること。

8BOAのワイヤールートは複雑なので、慎重に正解のルートを確認しながら通し残し通し間違いの無いように作業しましょう!

 

 

 

 

8BOAは、ダイヤルと付け根の隙間に入る薄いプライヤーがあると、パーツを傷つけずに簡単にOpenできます。

 

2本のワイヤー接合部をダイヤルから外し

不要なワイヤーをブーツから取り除きます。

 

ワイヤーが通るトンネルは細いので

新品の先が曲がっていないストレートの

ワイヤーであればトンネルを通す作業はとても簡単です。

 

難関はタンを踵方向に抑え為のワイヤーが

通るルートが見え難いブーツ内側にあります。

Uの字のトンネルが左右にありますが、

上の穴から下の穴に通す方が断然やりやすいので、

この場所を先に攻略してから、

表側の部分をやる方がおすすめです。

 

先が曲がったワイヤーは、10倍作業が

やり辛くなりますので、

ダイヤルにワイヤーを接続する前に、

ワイヤーのルートが正しくセットされているか

再度チェックしましょう。

ダイヤルと2本のワイヤーのジョイント部分はこんな感じです。

[取り付け手順]

通して→Uターンして通して→先を短く折って→折った部分を引っ張り込みます。

2018年より『チェーン規制』が、施行され

大雪が降りチェーン規制が発動されると

スタッドレスを履いていても 4WD車でも

チェーンを装着しないと通行できない全国13区間が設定されました。

 

スキー・スノーボードを初めてから、

自分の車でスキー場に通い、生活もしましたが、

運が良かったのか、4WDでスタッドレスだった為か、

一度もチェーンを装着したことがありませんでした。

※ チェーンを所有したこともありませんでしたが・・・

 

 

異常気象によって 近年度々起こる、予期せぬゲリラ豪雪

立ち往生したり、事故せず無事に帰ってくる為にも

チェーンを携帯することは不可欠だと思います。

 

チェーンを選ぶに当たって

雪道&アイスバーンに強いこと

コンパクト・取り付けが早いことが条件・・・

 

若い頃にニュージーランドに行っていたのですが、

ふもとの村から砂利道を1時間ぐらい

グネグネと登ってスキー場に毎日通います。

大雪の日には、マウンテンロードの除雪が追いつかず

お休みになったり、オープンが遅れたり・・・

 

私たちの車は4WDでスタッドレスだった為

お世話になったことはなかったのですが、

当時、マウンテンロードの入り口の脇に、雪道を登れない車の為にレンタルチェーン屋さんがあって取り付けもしてくれるスタイル。

 

ここで使っていた金属チェーンが、取り付けが早く気になっていましたので、同じタイプのものを購入しました。

 

しかし、車にチェーンを携帯していても

大雪の降る中、取説を眺め取り付け方法に悩んでいるのでは

時間が勿体無いし、身体も冷えて スマートではありません。

 

というわけで、2020年年末に買った時に取説を読んだけど

すっかり忘れてしまっている

チェーンの取り付け練習をしました。

 

いきなり実車でやると大変なので、取り付け前のスタッドレスタイヤで、チェーンの構造を理解しながら練習できました。

 

写真の撮り忘れやら何やらあって、5~6回付け外しやったらかなりプロフェッショナルになりました。

やはり慣れることが一番ですね。

 

雪が降る前にお手持ちのチェーンの装着練習しておきましょう。

 

 

このチェーンが優秀かどうかわかりませんが、

私のタイヤサイズで Amazonで¥4,000していません。

使うか使わないかわかりませんので、保険代です。

 

参考までに・・・

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B077NYFKY1/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&th=1

 

 

ケースの大きさは30cm × 26cm × 6.5cm 広げるとこんな感じです。

 

 

① 青と黄色のチューブが巻かれたワイヤーをタイヤの裏から回します。

 

② タイヤ上部前側の見えるところで、ワイヤーの端どおしをジョイントさせます。 

 

 

③ 黄色のチェーンの端を赤いフックにジョイントします。

 

④ 青&黄色のワイヤーをタイヤの裏側にズラします。タイヤの幅のセンターにチェーンが来るようにセットします。

 

⑤ 右側の赤いチェーンを左側の赤いフックになるべく緩みのないように引っ掛けます。

 

 

⑥ 余った赤いチェーンを赤いリングを通して黒いゴムフックを黄色チェーンに引っ掛けて終了。

ここまで、5分とかかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

足の甲の高い人が UPZのブーツを履くと、足の凸部がブーツに当たって痛くなる方がいます。

甲の凸部の出ている位置や大きさにもよりますが、加工例として参考にしてください。

 

【アウタータンの加工】

今回は、インナーではなくシェルのアウタータンの加工で痛みを

回避できる(かもしれない)方法の紹介です。

 

UPZ RC12(5バックル)の第2バックルのキャッチャーリベットで止まってますが、

裏から見ると、結構な出っ張りがあります。

ドリルでこのリベットを破壊してUPZ バックル用ビス&ナットで止め直すだけです。

写真は、ビス&ナット止めにした第2バックルキャッチャーと

リベットのままの第1バックル、キャッチャーです。

 

 

【ロアシェルの加工】

ロアシェルのUの字に開いている淵部が当たる場合、シェルをカットしたり

熱加工して当たる部分を変形させたりする。

※ ブーツ性能に影響が出るかもしれませんので自己責任で。

 

【FLOインナーの加工】

ノーマルのFLOインナータンの部分には、サーモ素材があるのである程度は凹んでくれるのですが、

それでも足の凸が勝ってしまうと、インナータンの表面の黒い樹脂に500円玉前後の大きさの穴を開ける作業をしています。

インナータンの表面のの樹脂は硬い3mm程度の厚みがあるので、

穴を開ける場所を間違えなければ効果が高いと思います。

※ FLOインナーのタンの穴開け作業の写真はありません。ごめんなさい。

 

上記以外でもご自分の足の実寸・サイズ・ボリューム・形状 によって

対応方法は違ってきます。 ブーツサイズがそもそも間違っていたり

履き方が間違っていたり・・・

 

UPZに限らずブーツのお悩み受け付けております。

 

Jamming Snow - agnesrose       Yan深谷

 

 

 

 

 

 

 

 

Sidas カスタムインソール 
& INTUITION LUXURYサーモインナーの製作

長野からご来店頂いた
インストラクターNさん 

jamming Snow_agnesrose特製味付けが、プラスされた Sidasオーダーメイドインソール & 
DEELUXEのノーマルインナーから
Low-Med-Highからボーリューム(厚み)が選択できる

INTUITION Luxury サーモインナー HV(Highボリューム23cm)へ変更。

インナー表面・内側のリアルな凹凸にご注目。
サーモ素材の密度が高く、足の凹凸を細かく再現できる 最高品質のサーモインナーです。
フィット感・耐久性・保温性がアップ。

他のアルペンブーツブランドと比べるとロアシェル足首付近にボリュームがあり、踵の浮きやすいのが持病のDEELUXEですが、

インソールとサーモインナーで立体的な包み込みに成功〜解決できました。


INTUITION シーズンに入るとメーカー在庫が毎年少なくなってしまいます。

昨年までのブーツの問題は早めにご相談下さい。きっちり解決してシーズンを迎えましょう!!!

 

 

 



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MAPLUS マプラスの 『リキッドパラフィンワックス』・『スーパーグライドクリームワックス』を取り扱うことになりました。

 

※ ワックス・チューンナップに関しての考え・知識・作業工程などは様々あります。

 ブログ主の個人的な主観となりますので、暖かい目でご覧ください。

 

今回紹介するMAPLUS マプラスの リキッドワックスは、

従来のアイロンで行う「固形のパラフィンワックス」と、ほとんど同成分の液体にしたものです。

 

◆アイロンで「ホットワックス」をするというのは、

 固形のワックスは熱して液体にしないと滑走面に浸透しませんので、

アイロンで熱して「固形」→「ドロドロの液体」→「シャバシャバの液体」にして、

滑走面・内部芯材・接着剤などに過度な熱でダメージを与えないように

温度調整・アイロンの移動スピードを調整してワックスを浸透させていく作業です。

初心者には加減がわからず、正解もわからずなかなかハードルの高い作業です。

 

また作業後 冷えたワックスは

滑走面の中に浸透して固形化したもの(必要なもの)と

滑走面上に染み込まなかった固形化したワックス(不要なもの)

ですので、不要なワックスは スクレイパーで削ったり、ブラシで擦ったりして

ピカピカになるよう綺麗にしていきます。

細かいワックスの削りかすが、いっぱい出るので、

ワックスをする場所が確保できない方にはハードルがさらに上がるのです。

 

◆ MAPLUS マプラスの リキッドワックスは、

『固形ワックスと ほぼ同成分のパラフィンを液体化したの状態』で容器に入っていますで、

アイロンで熱をかけてシャバシャバに溶かすまでの工程が不要になります。

アイロンで滑走面に熱をかける回数が減るため板への負担が減ることも優位な点です。

 

よく降ってから、ワクシングパッドにワックスを適量取り

滑走面に均一に塗り伸ばします。

約10分でワックスが固まりますので、

馬毛ブラシかナイロンブラシでブラッシングするだけです。

シャバシャバの液体ですので、「 薄く・広く・深く滑走面に浸透」

しますから、スクレイパーは不要でブラッシングだけで滑走することができます。

滑走性は1日持続し、ホットワックスと同等に近い効果を発揮してくれます。

 

 

マプラスリキッドワックスは、時間と手間が省ける新時代のスキーワックスです。

ホットワックスで面倒な場所の確保、ワックスかすなどのゴミ問題、作業にかかる時間の軽減

容器のサイズもコンパクト(75ml=高さ15.5cm × 直径4cm)なので、携帯も容易です。

朝リフトに乗る前10分~15分の時間があれば作業が完了しますので、

慌ただしい日帰りでも、連休で滑りに行っても 快適にワックスされたボードで滑走できます。

 

最近のスキー・スノーボードレースのワックスサービスマンの世界ではリキッドワックスは常識となっているようです。

リキッドワックスの登場で作業時間が短縮し前夜にビールを飲む時間ができたとか・・・

継続性の無い液体ワックス・時間をかけたホットワックスの常識を超越した高性能なリキッドワックスが注目されています。

 

◆ アイロンでワックスができる方は・・・

リキッドワックスのパフォーマンスを最高の状態で発揮するには、

滑走面をクリーニング後、アイロンでホットワックスしてベースを作った上に、

リキッドワックスを施行した方が、ワックスの滑走性&持続性が上がるようです。

また、グラファイトが入ったワックスを入れたり、硬いワックスを入れすなど

ワックスの組み合わせの手札が増やすことが可能です。

 

 

【日本特有なWAX事情】

日本は世界でも珍しい雪質で、長野オリンピックで各国のレーシングワックスマンが非常に苦労したそうです。

水分が多い・海から塩分・中国大陸からの黄砂・PM2.5・リフトからの油・花粉などの汚れ

などが混ざった雪が降ったり、降雪後の表面に覆ったり 欧米とは条件が違うようです。

 

寒い時は硬いワックス・暖かくなれば軟らかいワックスを選ぶ。

湿度が上がれば、フッ素の含有量が高いものが良く滑る というのが基本ですが、

日本では 春になると雪が汚れ 湿度が高いので、通常なら軟らかいフッ素入りワックスを選択しますが、

軟らかいワックスではなく硬いワックスでプロテクトして

フッ素で 汚れが滑走面に付着しないようにするのが日本向きなのではと思います。

※ワックスについての考え方は色々あると思います。

 

【MAPLUS】 

マプラスは、イタリアのMAFLON社の1事業部です。

MAFLON社はフルオロケミカル(フッ素)の原材料を世界中に販売している会社です。

フッ素をSWIX、TOKO、HOLMEKOLなどに販売しています。

各国のナショナルチームサービスマンが愛用している信頼のブランドです。

 

 

【リキッドワックス使い方・使用上の注意】

① リキッドワックスの性能を最大限発揮するために滑走面をクリーニング、ホットワックスでベースを作った後に使うことをお勧めします。

② リキッドパラフィンは、よく振ってからお使いください。

③ 蓋がSafe topタイプになってますので上から押しながら回転させて開けます。

④ ワクシングパッドにリキッドワックスを少量とり、薄く塗り込みます。

⑤ 10~15分 乾かします。(ホットワックスを終えて、スクレイパー後ぐらいの状態)

⑥ 馬毛・柔らかいナイロンブラシなどでブラッシングして完成です。

 

 

 

◆ 【BP1】 リキッドベースパラフィン 税込¥2,640  /  75ml 

リキッドワックス入門に最適な、リキッドベースパラフィン BP1 は、ベースワックスとして最適です。

滑走ワックスとしても使えます。(乾いた雪ほどよく滑ります。)  リキッド(液体)パラフィンワックスです。

 

75ml / 約20本分使用可能で、税込¥2,640  /  1本 = ¥132の計算です。

 

 

 

 

適正温度の商品を選んで、作業するだけです。

 

【BP1】 リキッドベースパラフィン 税込¥2,640  /  75ml 

*ホット    軟らかいパラフィンワックス 

    雪温  ー3℃~ 0℃ 湿度  40%以下

 [ブログ主  適正エリア イメージ ]  汚れの無い春雪 !?

  固形の柔らかいパラフィンワックスは、クリーニングワックスとして使うことはありますが、

 『春雪+汚れ』に対応するには 硬めのワックス(コールド)で汚れをプロテクトし

      【フッ素・グラファイト】などの成分が必要だと思いますので

   リキッドワックスのフッ素無しのホットは必要ないと思います。

 

*ミッド 

 雪温  ー9℃~ー2℃ 湿度 40%以下 

    [ブログ主  適正エリア イメージ ]   ハイシーズンの関西・岐阜・長野など

 

*コールド 硬いパラフィンワックス

 雪温  ー22℃ ~ ー8℃ 湿度 40%以下   

 [ブログ主  適正エリア イメージ ]   志賀高原・菅平エリア・白樺湖エリアなどの寒いタイミング。    人工雪や急な積雪

 

 

 

【LP2】リキッド Low フッ素パラフィン  税込¥4,070  / 75ml

         湿度の多い日本の雪質にマッチし、滑走ワックスとして最適な  

  ローフッ素配合のリキッド(液体)パラフィンワックスです。

 

  75ml / 約20本分使用可能で、税込¥4,070  /  1本 = ¥204の計算です。

 

 

 

 

適正温度の商品を選んで、作業するだけです。

 

*ホット    軟らかい ローフッ素 パラフィンワックス 

                   雪温  ー3℃~ 0℃  湿度 30%~60%

                [ブログ主  適正エリア イメージ ]  汚れの無い春雪 !?

    『春雪+汚れ』に対応するには 硬めのワックス(コールド)で汚れをプロテクトし

         【フッ素・グラファイト】などの成分が必要だと思いますので

      リキッドワックスのフッ素無しのホットは必要ないと思います。

 

*ミッド 

    雪温  ー9℃ ~ ー2℃ 湿度 30%~60%

     [ブログ主  適正エリア イメージ ]   ハイシーズンの関西・岐阜・長野など

 

*コールド 

    雪温 ー22℃ ~ ー8℃ 湿度 30%~60% 

    [ブログ主  適正エリア イメージ ]   志賀高原・菅平エリア・白樺湖エリアなどの寒いタイミング。    人工雪や急な積雪

 

 

 

 

 

【スーパーグライドクリーム】      税込¥4,290  / 250ml  (ワクシングパット入り)

 

    対応温度が幅広くフッ素入りで、大容量の250ml ワクシングパットまで付属しいて、

     カタログには、2〜3日滑走性が持続とあり コストパフォーマンス最強!?の逸品。

   春雪にも強いようです。

 

    全雪質対応のオールラウンド ローフッ素 クリームワックス

 対応雪温 ー15℃ ~ 0℃

 WAX FUTURE  対応

 

    滑走性&持続性もあり 2~3日は滑走性が持続← カタログより

    フッ素配合で、すべての雪に対応。浸透性が良くスノーボードにも最適。

 

【クリームワックス使い方・使用上の注意】

① クリームワックスの性能を最大限発揮するために滑走面をクリーニング、ホットワックスでベースを作った後に使うことをお勧めします。

② ワクシングパッドにクリームワックスを少量とり、薄く塗り込みます。

③ 10~15分 乾かします。(ホットワックスを終えて、スクレイパー後ぐらいの状態)

④ 馬毛・柔らかいナイロンブラシなどでブラッシングして完成です。

 

 

 

 

 

 

【お勧めのリキッドWax・クリームWax 作業  入門編~上級編】

 

◆  スーパーグライドクリーム  入門編 コスパ最強

 オールコンディション対応 (雪温  ー15℃ ~ 0℃)  ローフッ素  上記使い方 ①~④で施行

滑走性&持続性もあり 2~3日は滑走性が持続します!!

フッ素配合で、すべての雪に対応。浸透性が良くスノーボードにも最適。

   

 

◆ リキッドワックス × 1   入門編  超簡単ワックス 1工程バージョン

【BP ベースリキッド】適正な温度帯(ミッド又はコールド)で 上記使い方 ②~⑥で施行

 

◆ リキッドワックス × 1    初級編  超簡単ワックス 1工程バージョン

【LP ローフッ素リキッド】適正な温度帯 (ミッド又はコールド)で 上記使い方 ②~⑥で施行

 

◆ リキッドワックス × 2    中級編 簡単ワックス 2工程 バージョン

【BP ベースリキッド】適正な温度帯(ミッド又はコールド) で上記使い方 ②~⑥ベースワックスとして施行した後、

【LP ローフッ素リキッド】適正な温度帯(ミッド又はコールド) で上記使い方 ②~⑥滑走ワックスとして施行

 

◆ ホットワックス × 1 + リキッドワックス× 1 上級編  2工程 バージョン

 アイロンにて、ベースワックス施行後

【LP ローフッ素リキッド】適正な温度帯(ミッド又はコールド) で上記使い方 ②~⑥滑走ワックスとして施行

   ※ アイロンの作業は、雪質によって作業回数1~3日に1回行う。

 

 

 

 

 

 

DEELUXE Spring System kit を制作した、@tatsuki819 さんから

サンプルを送って頂きました。

 

写真でしか見ていなかったのですが、

Spring system kit実物の質感・

見た目のインパクト・無骨感・

かっこ良さ・男心くすぐり度合いなかなかの物です!!

 

価格は、¥44,200です。

1回目生産の数量が決まっておりますので、気になる方はお早めにご連絡ください。

 

少しの間、Jamming Snowでサンプルをお預かりしていますので、

関西近郊の方はご連絡の上来店お願いします。

 

サンプルのシェルが26cmですので、26.5cmまでの方ですと

ご自分のインナーをお持ち頂けると試し履きも可能だと思います。

 

早速、マイインナーを入れて試し履きしました。

Toe側・Heel側への動きが出ています。

実際ライディングしながら、

スプリングを変えたり、スプリング長を調整したり楽しそうですね〜!!

 

【お問合せ】

Jamming Snow & Insole - Agnesrose

神戸市北区鈴蘭台東町3-7-24

 

homepage   https://www.jammingsnow.com/

mail      jammingsnowbu@gmail.com

tel         090-8377-3751 

担当  yan 深谷 まで

 

 

 


 

 

221-22シーズンより、SinLine plateのSoftを使っています。

Allflex用の穴を使った、金属製プレートの中では軽量で、程よいフレックスが気に入っています。

 

荒れた雪面での走破性が上がり気持ちにも余裕ができました。

リフト乗車時の足への負担も思っていたより気にならず、非常に満足したシーズンでした。

 

 

唯一不満があるとすれば、湿った重い雪になった時に、

ビンディング間の「アミダクジ」のような部分に山盛り雪が溜まります。

ハイシーズンでは全く気になったことはありませんでした。

 

Allflex / IRONROCK / ALC MC12 などはフラットなので

ある程度余分な雪がスルッと落ちるのかもしませんが

リフト乗車時に強烈に重くなり泣きそうになりました。

 

さて今回は、自己満イジリです。

商品にするようなものでも無いので、

気になる方は自作してみてください。

効果はわかりませんが、材料費¥1000以内のイジリです。

 

最初は、Zan Kosir選手がやっているように、

薄いプレート表面をカバーしようかと思ったのですが、

何のプレートか分からなくなるのも嫌だったので、

ホームセンターで見つけた、10mm厚のスポンジがコスパ高いかな〜っ

と思ったのでこちらを22-23は使ってみようと思います。

iteck NRスポンジ 10mm × 200mm × 200mm 使用温度-20℃〜60℃  価格 税別¥198 / 枚 × 2

iteck NRスポンジ 5mm × 300mm × 300mm 使用温度-20℃〜60℃  価格 税別¥258 / 枚 × 1

※ 5mmスポンジは、ビンディング下の部分に使用。

 

それぞれの穴に対して、少し大きめにカットして入れただけで、

ボンド・両面テープなどで接着はしておりません。

プレートの厚みが12mmぐらいだと思うので、余分にはみ出たりせず

SinLine Plateの金属感を残しつつスッキリと出来上がったと思います。

重さの増加もなく性能の妨げもないと思います。

 

見た目的には大満足です!!

 

 

水分を含んで重くならないか心配でしたが、水に浸してもスポンジの目が細かいせいか水を含む感じはあまりないようです。

実際使ってみないとわかりませんが、スポンジ部分の表面は少なからず湿るので、雪と固着してしまうかもしれません。