【HEAD 8BOAの履き方の注意点 と ワイヤー交換】
正しく・丁寧に使用すれば金属製ワイヤー&BOAはトラブルなく長期間使用できます。
無造作にダイヤルを回して金属製のワイヤーがダイヤル内部で絡んだり、ワイヤーが折れたりすることがきっかけで、スムーズに BOAが動かなくなり、ワイヤーが切れたりします。
必ずして頂きたいのが、履くときに足首部分にある
『Pull to release』のタグを引っ張りながらワイヤーを締めていくと
ダイヤル内部のリールにキレイにワイヤーが巻かれるので、絡んだり・折れたりせずにトラブルなく使えます。
8BOAは一手間かかりますが、上級者が快適にライディングする為にBOAの仕様も上級者用になっています。
最近のBOAは金属のワイヤーから、パラシュートに使われるような素材の紐タイプに変わっているようですが、8BOAには金属ワイヤーが採用されています。
ちなみに HEAD 4BOAは 紐のBOAです。
とは言え、ワイヤーに折れ癖がついてしまったり
切れてしまったりしたら、交換しなくてはいけません。
ワイヤーが怪しいな~~と思ったら、
交換してはいかがでしょうか??
◆必要なもの
挟む部分が薄いプライヤー
ラジオペンチ
新品のワイヤー
老眼鏡
【最重要ポイント】
順序の正解がわかるように、必ず片足ずつやること。
8BOAのワイヤールートは複雑なので、慎重に正解のルートを確認しながら通し残し通し間違いの無いように作業しましょう!
8BOAは、ダイヤルと付け根の隙間に入る薄いプライヤーがあると、パーツを傷つけずに簡単にOpenできます。
2本のワイヤー接合部をダイヤルから外し
不要なワイヤーをブーツから取り除きます。
ワイヤーが通るトンネルは細いので
新品の先が曲がっていないストレートの
ワイヤーであればトンネルを通す作業はとても簡単です。
難関はタンを踵方向に抑え為のワイヤーが
通るルートが見え難いブーツ内側にあります。
Uの字のトンネルが左右にありますが、
上の穴から下の穴に通す方が断然やりやすいので、
この場所を先に攻略してから、
表側の部分をやる方がおすすめです。
先が曲がったワイヤーは、10倍作業が
やり辛くなりますので、
ダイヤルにワイヤーを接続する前に、
ワイヤーのルートが正しくセットされているか
再度チェックしましょう。
ダイヤルと2本のワイヤーのジョイント部分はこんな感じです。
[取り付け手順]
通して→Uターンして通して→先を短く折って→折った部分を引っ張り込みます。