みなさま、こんにちは。

中野区 練馬区で行政書士開業を目指しているイイヅカです。

前回は学習の進捗を確認し、実際の試験に慣れるために最も適切な模試について書きましたが、今回は本試験直前期の勉強状況について書きたいと思います。

前回書きました通り、1年目の取り組みでは直前期にもかかわらずまだまだ勉強不足の状況で、模試はD判定、憲法や商法はほぼ手付かずという状態でした。

そしてもう一つ、記述(20点×3問=60点)対策がイマイチで部分点を拾ったとしても微々たるものでした。

ある意味この時点で初めてお尻に火が付いたと言っても過言ではありません。

まず朝は4時くらいに起きて、出社するまで2時間ほど時間を創り、お昼はお弁当にして会議室にこもり、1時間勉強しました。

そして、試験前に1週間休暇を取り朝から晩まで勉強する時間を確保しました。

こうして捻出した時間を使って、以前紹介した「肢別過去問集」をひたすら解き、少なくとも「肢別過去問集」の問題はすべて回答できるようにしました。

また模試の問題や途中行った分野別の添削問題についても何度も解くようにしました。

そして未対応の憲法や商法、記述については、Youtubeで解説しているサービスがありましたので、それらを活用させて頂きました。
→Youtubeの検索で「行政書士 試験」のような形で検索すると出てきます

こうして少なくとも”過去問”と”模試”の問題ならば解ける(と思った)状態までは何とか持って行くことができ、いよいよ本番の日を迎えました。

その状況については次回書きたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。



 

みなさま、こんにちは。

中野区 練馬区で行政書士開業を目指しているイイヅカです。

前回はどうやって衰えた記憶力を補って、暗記をするかという学習方法について書きましたが、今回は学習の進捗を確認し、実際の試験に慣れるために最も適切な模試について書きたいと思います。

 

私は模擬試験について、1年目、2年目は2回、そして3年目は書籍として売っている模試を含めると、10回以上受けました。

 

3年目のことはまた追ってご紹介するとして、1年目、2年目の模試の状況についてお話しさせて頂きます。

 

私は1,2年目の模試については、受講していた通信教育会社が実施していたものを受験しました。

 

模試は各通信教育を行っている会社の先生や、資格予備校の先生が、その年、本試験で最も出そうな領域や内容を予想して作っており、単に学習の進捗を確認するだけではなく、模擬試験と似通った問題が本試験で出題されることもあり、合格するためには受けておくべきものと考えます。

 

私は1年目2回受けて両方ともD判定、勉強不足が原因なのですが、基礎的なところはある程度点が取れていたものの、消滅時効の年数や先取特権の順位といった細かい部分、着手が遅れている憲法や商法が全く歯が立たない状況でした。

 

ただ不思議なことに問題を解いている時は不思議と悩むことはなく、スイスイ解けていたので、結構点が取れたかもと思っていました。

 

後々振り返ると、これは知らなかったりあやふやだったりしている知識が多すぎて、例えば肢別問題であれば間違った答えなのに、自分が知っている内容が書いてあったので、悩まず〇にしてしまったみたいなことなのかなと思います。

 

あと受験に向けた取り組みで、前回紹介した過去問を解くやり方にも実は問題があったことが後々わかってきました。

 

こちらは今後書いていきたいと思います。

 

2回のテストを終えて、いずれも合格圏には程遠く、民法、行政法をしっかり固めないといけないのに、憲法や商法がまだ十分手を付けられていない・・・それが1年目のテスト直前期の状況でした。

 

ということで、今回はここまでで、次回は直前期どのような勉強をしていたかについて書きたい思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 


 

 

 

 

 

 

 

みなさま、こんにちは。

中野区 練馬区で行政書士開業を目指しているイイヅカです。

前回、試験に向けて膨大な量を記憶しないといけない中において、科目を絞り込んで学習をしていったことを書きましたが、今回はその時の学習方法について書きたいと思います。

自分が高校、大学受験に向けて学習をしていた時は、とにかく書いて書いて書きまくる・・と言う勉強法でした。

ただ、齢50歳を超えるとそれも中々難しく、何度書いても記憶に定着しないという状況だったので、色々勉強法を試した結果、
・テキストを読む
・関連する問題を解く
・・ということを短いスパンで繰り返すのが良さそうということで、以降それを実践しました。

その時に教材の問題集に追加して購入したのが「合格革命 行政書士 肢別過去問集」、おそらく行政書士試験を受ける人の多くの方が購入し実践している過去問集と思います。

やり方は、テキストをある程度読み進めたら、そこに関連する問題を解く。これをできるだけ短い期間で繰り返し繰り返し行いました。

結果、記憶の定着度が格段にあがり、忘れにくくなったのです。

こうやって、民法、行政法を読み進めながら過去問も進めることができ、テキストの内容もかなり理解することができたことから、テキストを把握するインプット型から実際に
過去問を解くアウトプット型に力点を移し、勉強を続けました。

ただ試験まであと3か月の時点で、憲法、商法、一般(個人情報保護法など)が全く手つかずで、また仕事が忙しくなり十分な勉強時間が取れなくなってきて、これが後々響くことに。。

ということで、今回はここまでで、次回は模擬試験について書きたい思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
 

みなさま、こんにちは。

中野区 練馬区で行政書士開業を目指しているイイヅカです。

前回、コロナに罹患したことで、勉強が習慣化されたことと、毎日かなりの勉強時間をとれたことである程度教材を読み進めることができたことについて書かせて頂きましたが、今回は、どの科目に注力して学習をしていたかについて、書いていきたいと思います。

既に行政書士試験に向けて学習をされている方はご存じかと思いますが、行政書士試験は以下の科目と問題数となっています。

■法令科目(122点以上取らないといけない)
<5肢択一式:5つの選択肢の中から正しいもの・間違っているものを1つまたは2つ選ぶ(1問4点)>
・基礎法学        2問      8点
・憲法           5問     20点
・行政法       19問    76点
・民法           9問     36点
・商法・会社法     5問     20点

<多肢選択式:裁判の判決文や条文等が虫食いになっていて、候補の中から選ぶ(1問8点)>    
・憲法        1問    8点
・行政法     2問    16点

<記述式:設問の回答を40字程度(回答マスは45字分)で記載する(1問20点)>
行政法        1問    20点
民法           2問    40点

■基礎知識(24点以上取らないといけない)
<5肢択一式(1問4点)>
・一般知識    
・行政書士法等行政書士業務と密接に関連する諸法令
・情報通信・個人情報保護
・文章理解
全体で14問    56点

これらの配点から考えると、それぞれの科目ごとの小計は
・行政法             :112点
・民法                :76点
・憲法                :28点
・商法・会社法    :20点
となります。

そこでまずは点数の多い「行政法」と「民法」に力を入れてやることにしました。

とはいえ「行政法」の中は行政手続法や行政不服審査法、行政事件訴訟法、地方自治法等も含まれるため、覚える範囲が多く、「民法」は条文の数が多いのでこれまた覚えることが多い。。2、3回教科書を読んだだけではとても覚えきれるものではなく、特に行政法は色々と混同してしまいせっかく覚えても中々定着できる状態ではありませんでした。

また憲法や商法・会社法は点数が低いこともあり本試験直前に一気に覚えるべく後回しにしてしまいました。
→憲法を後回しにしたのは失敗でした。

ということで、科目を絞り込んで学習をしていったわけですが、その時の学習方法について次回書きたいと思います。
 
ここまでお読みいただきありがとうございました。
 

みなさま、こんにちは。

中野区 練馬区で行政書士開業を目指しているイイヅカです。

前回、通信教育で勉強をスタートしたものの、中々記憶定着ができず苦しんでいる話を書かせて頂きましたが、今回はそんな中1か月近く落ち着いて勉強する機会があったことについて、書いていきたいと思います。

 

勉強を始めて2か月、勉強をしなければいけないにもかかわらず、仕事が忙しく、また貴重な勉強時間である休日も、ついつい遊んでしまったりで勉強時間を確保するのが難しい状況が続いておりました。

 

何とか勉強しなきゃと思いながらも、中々勉強が身に入らなかったことを覚えております。

 

そんな中、カミさんがコロナに罹患、直後の検査で私もコロナに罹っていることがわかりました。

 

当時(2021年)コロナはまだ2類に分類されていた時期で、私は当初無症状であったことからホテル隔離が始まったのです。

 

ところが、当初無症状であったにも関わらず、5日目くらいから発熱が始まり、血中酸素濃度も下がったことから、ホテルを出て入院することになりました。

 

幸い薬がよく効いて、入院から2、3日で熱が下がり、約2週間の入院の後、無事退院することができました。

 

結局、ホテルでの1週間隔離+病院での2週間の入院の間、熱が上がった数日は辛かったものの、特にやることがなかったことが功を奏し、一日10時間くらい勉強することができ、持ち込んだ教材をかなり読み進めることができました。

 

最終、退院する頃には、民法と行政法について、2回読むことができていたと思います。

 

またこれだけ勉強したことを通じて、勉強の習慣化もできるようになったかなと思います。

 

次回はどの科目に注力して勉強をしていたか、それについて書きたいと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

みなさま、こんにちは。

中野区 練馬区で行政書士開業を目指しているイイヅカです。

前回、通信教育で行政書士の勉強を始めるにあたり、何を基準に行政書士 試験勉強のパートナーを選んだかについて書きましたが、いよいよ約2年半に及ぶ試験勉強について、書いていきたいと思います。

私が通信教育会社に申し込んだのが1月末、2月になると箱に入った教材がドサッと届きました。

民法、行政法、商法、会社法、個人情報保護法、情報公開・公文書管理等々のテキスト、過去問集・・・最初に見た時に、「えっ、、こんなに覚えないといけないの・・」と思ったことを覚えています。

また仕事をしながらの学習ということもあるのですが、最初は絶対資格を取るという意識が薄く、休日で2~3時間くらい、平日は通勤の時でよくて1時間くらい、合算しても週に10時間くらいしか勉強していませんでした。

あと私が選んだ教材では、一区切りごとに簡単なテストが付いていたのですが、記憶が定着しておらず、全然点が取れない、次の区切りも、その次の区切りも。。

これは結構へこみました。

勉強をするにあたって、“その時点ではわからなくても良いのでどんどん進んでいきましょう”と書いてあったので、その通りにやっていたのですが、本当にこの方法は自分に合っているのか悩みました。

悩みながらではありましたが、お金も払ったし、とにかく心が折れないようにして勉強を続けました。

そうこうして勉強を始めて約2か月経った時、1か月ほど落ち着いて勉強ができる機会が訪れたのです。

これについては次回書きたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
 

みなさま、こんにちは。

 

中野区 練馬区で行政書士開業を目指しているイイヅカです。

 

前回、通信教育で行政書士の勉強を始めるにあたり、何を基準に行政書士 試験勉強のパートナーを選んだかについて書きたいと思います。

 

その前に行政書士試験の詳細については以下の通りとなっています。

 

1.行政書士の業務に関し必要な法令等(出題数46題)    
  憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政
  事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎
  法学  (択一式及び記述式)

2.行政書士の業務に関連する一般知識等(出題数14題)    
  政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解(択一式)

 

法令はもちろん一般知識を問う問題もあり、非常に範囲が広く覚えることも多いです。

 

また条文を覚えるのはもちろん、判例をベースにした出題もされるため、なかなかの手強さで、一説には総学習時間が1,000時間とも言われています。

※試験問題はこちらから見ることができます。

 

さて行政書士試験のパートナーですが、各社様々なアピールがされています。

 

「合格率が高い」「オンライン授業が充実」等々。

 

中々1つに絞り込むのが難しく、各社の合格者メッセージを読んだり、外部の評判を見たりもしましたが、どの会社も良い感じがして選ぶのが本当に難しかったです。

 

結局最後は、サンプルを見てとにかく読みやすくて分かりやすい、そして値段が手ごろな会社を選び、そこに賭けてみることにしました。

 

その会社のホームページから申し込んで決済をして完了、あとは教材が届くのを待つだけです。

 

次回からはいよいよ試験勉強についてお話できればと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

みなさま、こんにちは。

 

中野区 練馬区で行政書士開業を目指しているイイヅカです。

 

今日は前回の続きで、私がどうして行政書士を目指そうと思ったのか、そのきっかけについて書きたいと思います。

 

私は今から約30年ほど前に広告代理店に入社し、イベント業務や販売促進業務から始まって、法務、顧客の購買データを使った企画の実施、新規事業開発、投資業務、グループ会社の事業統括など様々なタイプの業務をやってきました。

 

自分でも色々な経験をしたことで、幅広い知識の習得や社内でのネットワーク作りができ、仕事が大変だったものの、満足のいく毎日を過ごしていました。

 

私の勤めている会社では、55歳になると

①55歳で辞める

②60歳(定年)で辞める

③60歳以降、再雇用で65歳まで働く

という、3つの選択肢を選べる形になっています。

 

私は漠然と③を選んだのですが、いざ55歳になると、65歳まで今のところで働いたとして、人生100年と考えるとあと35年何をすればよいのだろうと悩むようになりました。

 

65歳で雇ってくれる会社はそんなにないですし、独立起業しようにも自分にはこれと言ったスキルや知見があるわけでもない・・・そんな時、53歳で受けた研修を思い出し改めてその時のテキストを見直してみました。

 

「そうだ、あの時「行政書士」について教えてもらったんだった。自分は法律業務もやっていたし、勉強すれば今からでも起業できるかもしれない」

 

そう思い、行政書士について自分なりに調べたところ、”年に1回試験があって60%以上正解すれば合格できる” ”合格率は10%程度” ”50代以上でも受かっている人がいる”とのことで、覚悟を決め、カミさんの了解を得て、行政書士になるために試験勉強を始めることにしました。

 

とはいえ、仕事が忙しく学校に通うことは難しいので、通信教育で勉強することにし、まずはいくつかの通信教育を行っている会社に、資料請求をするところからスタートです。

 

次回は資料請求をした中からどうやって教材を選んだかについてお話できればと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

みなさま、こんにちは。

 

中野区 練馬区で行政書士開業を目指しているイイヅカです。

 

今日からは、私がどうして行政書士を目指そうと思ったのか、そのきっかけについて書きたいと思います。

 

私が行政書士という資格があるのを知ったのは免許を取った19歳の時(@鮫洲駅近く)で、具体的に何をしているのかを知ったのは、今から約20年前に週刊「モーニング」に掲載されていた「カバチタレ」という漫画を通してでした。

※カバチタレは広島弁で「屁理屈屋」という意味。

 

「カバチタレ」は広島にある行政書士事務所が舞台で、主人公が法律知識を駆使しながら依頼人のオーダーに応えていくという話で、漫画連載と並行してTVドラマ化もされました。

 

この漫画を読み、行政書士業務の具体内容や法律を武器に依頼人を助けていく姿勢を見て、こういう形で世のため、人のために貢献するというのも良いなと思ったことを覚えています。

 

その後しばらく行政書士について気にすることはなかったのですが、53歳の時に、会社で“退職後の人生を考える”という研修があり、その中で行政書士資格についての説明がありました。

 

研修では行政書士について、退職後に独立して事務所を開所している人もいらっしゃること、学校に通わなくても通信教育等で取得している人もいることを教えて頂き、それならば自分でもできそうだなと思ったのですが、当時はまだ仕事が忙しかったこともあり、特に行動に移すことはありませんでした。

 

では何が資格取得に向けて後押しをしたのか、それについては次回書きたいと思います。

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。

みなさま、こんにちは。

 

今日から行政書士開業を目指して色々とブログを書いていこうと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

皆さんは、行政書士の方に何か依頼をされたり問い合わせをされたりしたことありますでしょうか。

私は「行政書士」という仕事自体は、昔、鮫洲駅から運転試験場の間に、たくさんあったという記憶があるだけで、依頼や問い合わせはこれまで一度もしたことがありません。

※昔、運転免許取得の際提出する書類は、大体「行政書士」事務所で作ってもらっていました。

 

では「行政書士」は何をする仕事なのか、行政書士法 第一条の二、第一条の三に詳しく書いてありますが、ちょっとわかりにくいので簡単にまとめてみました。

① 許認可等の申請や、会社を創るといった場合に必要な手続き
   例)レストランやパチンコ店を開きたい時の申請書類作成
   例)会社の定款の作成や議事録の作成

② 遺言・相続に関わる手続き
   例)遺言書の作成
   例)遺産分割協議書の作成

③ 許認可等の申請が不許可になった場合に行える、審査請求や異議申し立て、再審査請求などの手続き
 

要するに、生活やビジネスに割と密着した法律に関するお悩み事対応や支援をさせて頂いて、その対価を頂くのが主な仕事になります。


ちなみに①の許認可に関わるものは、1万種類を超える(※)と言われているそうです。
※日本行政書士連合会HPより

次回は、私がどうして行政書士を目指そうと思ったのか、そのきっかけについて書きたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。