ー 生きている干潟 ー 都草島 自然海塩の生産地
韓国 新安郡都草島の朝の光景です～♪
天日海塩の様々な使い方
塩には殺菌効果があり、皮膚の下にある余分な水分を吐き出す働きがあります。体内から水分が排出されると体液の調整や血液の循環がよくなり、皮膚にたまった老廃物も排出され、皮膚病の予防や治療になります。アトピー性皮膚炎の症状を軽減するには、体の皮膚の表面をきれいにしてから、コップ１杯の丹ぬるま湯に小さじ1杯ほどの自然海塩をとかして患部につけます。刺激が強い場合は、少しお湯を足して調製します。毎日行うことで、慣れてきた場合は、濃度を約５００CCのお湯に小さじ１０杯まで高めれば十分です。患部の状態が落ち着いてきたら、自然海塩を直接つけても大丈夫な程度にまで回復します。
また、ニキビや膿まででているおでき、じゅくじゅくした水虫には自然海塩で直接患部を洗う方法や、塩をフライパンで炒って、布や紙の袋にいれ、温まった状態のまま顔や患部にあてる方法もあります。
自然海塩を溶かした水に小さじ１杯の塩を溶かしてうがいをすると、風邪の予防にもなります。
のどの粘膜にこびりついたばい菌を塩が殺菌してくれるので、塩分を含ませた脱脂綿などで鼻腔の部分も洗浄すれば、花粉症で悩んでいる人にも効果的です。また、風邪は体の冷えが原因となって生じる可能性が高いので、塩を使っての乾布摩擦や、マッサージを行うと体を自然で良い状態に保ってくれるので、風邪を未然に防ぐことができます。風邪をひいてしまった場合には、湯船に自然海塩を３００ｇほど溶かした湯で半身浴をし、下半身の冷えを取り除くと同時に血液の循環を高めてくれます。
目の疲れをとるには、塩をつけた手でまぶたを軽くマッサージする方法と1カップのぬるま湯に小さじ４分の１の自然海塩を溶かした塩水で１０回ほどまばたきさせ、そのあと真水で洗浄して塩を洗い流し瞳を刺激する方法があります。
塩水が眼球の周囲にある余分な水分を調製し、血液の流れを正常な状態に戻してくれるため、花粉症に悩んでいる人にも効果的です。
体全体の血行障害からくる冷え性は、血行をよくする足浴をすれば効果が得られます。バケツなどに４０～４２度のお湯を用意し、ひとつまにの自然海塩を入れ、お湯の温度を調整しながら上半身が少し汗ばむくらいまで足だけを暖めます。塩湯の中で足の指をマッサージするとより効果があります。
頭痛の原因は人によって様々ですが、頭部（とくに頭皮）のたまった余分な水分が血液の流れを悪くしていると考えられます。まず、湯船に入り、ほどよく汗をだして普通に洗髪して、ひとつかみの自然海塩を頭痛のひとい部分に重点的に地肌にすりこむようにマッサージします。水に溶ける前の塩の結晶はやや硬いので、手のひらと頭皮で塩を溶かすようにゆっくりとすりこみ、１～２分ほどおいてお湯で流します。
塩マッサージは、頭皮の新陳代謝を促し、余分な脂を取り除き、抜け毛、フケなどを防ぐほか、脳の血液循環をよくし、ストレス解消の効果にもなります。
冷たいものや水分を必要以上に摂取すると、下痢のほかに冷え性や生理痛の原因にもなります。
冷えやすい人は、体を温める働きがある食事をすることが大切です。下痢の症状を改善するためには、下腹部を中心に背中から下半身にかけてマッサージをします。また、塩をフライパンで炒って布や紙などに包んで下腹部にあてる塩パックが体温を上昇させてくれるので、下痢の腹痛や下痢のもととなる寝冷えなどにも効果があります。
下腹部に加えて、手足の塩マッサージや朝起きたときの一杯の塩水を飲むと便秘も治ります。
肩こりには下半身の冷えが影響していることもあります。冷えを我慢しているうちに肩に力が入り、こりが進むということもかんがえられますし、下半身が冷えているために逆に余分な熱が肩にたまり、肩こりの原因になっている場合もあります。このような人は、入浴時に首から肩、腕にかけて自然海塩を塗って痛みのある部分を重点的に首からじょじょに下方向に向けて塩マッサージをすると血行がよくなります。
神経痛やリウマチは冷えが主な原因とされています。湯船に入浴剤の代わりに自然海塩を溶かした塩湯につかって暖まり、湯船から出て特に関節などの痛みの強い部分をマッサージして体質を改善されます。また、腰痛の原因は腰の使いすぎによるものの他に内臓の病気が影響していることもあるので、原因を確認することが第一ですが、一般的には入浴時に腰部を十分暖めたうえで腰から太もも、ひざ、足首にかけて上から下に押し下げるような感じで塩マッサージをすると効果的です。
自然海塩を手のひらに小量とり、水で軽く溶かします。ある程度塩が溶けたら、もんだりこすったりしないように顔に軽くたたきながら塗りつけます。２０～３０秒ほどそのままにして、塩の成分を皮膚の中に浸透させた後、お湯で塩をながしとり、最後に冷水で洗います。塩は皮膚の脂や水分を抜き取り、その部分を引き締める機能を持ち、さらに殺菌効果もあります。
歯槽膿漏の症状がある人は、歯ブラシを水にぬらして自然海塩をつけ、３分ほどじっくり歯磨きをします。塩の刺激で歯茎が引き締まり出血しなくなり、殺菌が繁殖しにくくなるので、虫歯の予防にもなります。
都草島（トチョド）の塩の紹介
～都草（トチョド）の自然海塩の紹介～
１．天然ミネラル成分が豊富
みそ、醤油、漬物等の伝統発酵食品の味と品質は、塩気以外にミネラル成分が影響を及ぼします。
トチョドの自然海塩には、この天然ミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)が輸入
塩に比べて３～１０倍多く含んでいる。
★ここで言う輸入塩とは、日本の市場で流通している塩の大部分を占めているメキシコやオーストラリアからの輸入塩を指します。これらの輸入塩は精製度が高く、塩化ナトリウム９９％以上のものを、国内の工場で一度溶かして、そのにニガリを添加して過熱により再結晶させています。当然、自然の海に含まれるミネラルバランスは崩れてしまっています。
パッケージには、国内の産地の名称をつけて天然塩や自然塩の名称で販売されている「伯方の塩」や「赤穂の塩」「〇〇の塩」などがこの輸入塩を加工した塩です。
２．体に良いアルカリ性である。
輸入塩のphが４～６ 位であるのに対し、トチョドのphは８以上のアルカリ性である。
phとは、酸とアルカリの程度を表す単位ですが、普通の水はph７で、これより低い方を酸性、高い方をアルカリ性といいます。
トチョドの自然海塩はphが８以上なので、アルカリ性分が強いと言えます。
３．機能性塩である
トチョドの自然海塩の酸化還元電位(ORP)は１００以下で、原産地別の塩の中で唯一にマイナス(-) 値を持った機能性塩です。
★酸化還元電位の値とは、測定対象の物質が還元状態にあるのか、酸化状態にあるのかを電位差の数 値で表したものです。計測した物質の状態が還元状態にあると、酸化還元電位の値は小さくなり、 酸化状態にあるとおおきな値になります。
４．キムチの味を良くしてくれる
韓国と言えばキムチですが、どんな塩を使うかによってもキムチの味が左右されます。
キムチを熟成させる過程の中で、有機酸と二酸化炭素が生成されますが、トチョドの自然海塩を使って漬けたキムチは、それらがうまく生成されて、キムチの味を良くしてくれますが、輸入塩を使って漬けたキムチは苦味が強くなり、旨味が減少してしまいます。
トチョドの自然海塩は、低塩度(81度~86度)で、白菜や大根などの野菜とうまく絡み合い、キムチ特 有の味を促してくれます。
これは、日本の漬物を作る過程でも同じことが言えます。