ジャム兄ィのじゃむれっぷ -6ページ目

広島みやげ・桜ジャム

広島みやげ・桜ジャム

ジャム兄ィのじゃむれっぷ

???円(いただきもの故) 150g

☆☆☆☆

3月に岡山へ行ったときに、広島県民の友人からいただいたジャムである。

まあ、果たして、こういう商品を「ジャム」というのかは置いておいて、なかなか食指を動かされる食品である。
モノとしてはゼリーに近いカテゴリーであるかもしれないが、少なくともパンに塗ることができる、という水準は維持しており、コツさえ掴めば上手に塗ることは十分に可能である。そういう意味ではやはりジャムと言っても差し支えはないだろう。

もちろん、サクラという植物のどの器官を使ったとしても、真のジャムになり得るはずもないため、本商品は桜の花をうまく利用したスプレッド、という感じである。しかし、それは購入者の多くが期待していたことに対して、十分以上に応えてくれている。

要するに、梅酢をゲル化剤でゲル化させ、それにアンパンでお馴染みの桜の花の塩漬けを混ぜている、というものである。食味自体は、アンパンに乗っているソレそのものであるが、桜の食味は?と問われた多くの人は桜の塩漬けをイメージするわけであるから、「桜の味」を再現するという点で十分に及第点である。
ちなみに、甘さもしつこいレベルでなく、さっぱりとした甘さである。

また、何よりも重要なファクターは「桜色」つまり淡いピンク色であるわけだが、下の写真ではワタシの撮影技術が稚拙であるため、それを写すことは叶わなかったが、薄いピンク色をしたゲルの中に桜の花びらの塩漬けが舞っており、まさに桜吹雪をイメージさせている。これはジャムという食品の域を超えており、芸術に近いものがあろう。ハッキリ言って食べてしまうのがもったいないレベルである。
また、通常は桜の塩漬けと言われた場合、花弁だけでなく、蕊や花と木をつなげる軸も塩漬けにして食べるものであるが、本商品は、見事に「花弁だけ」を使っているため、実に手の込んだものとなっている。
そのような製造者の手間が、このような美しいジャムを生み出したことは間違いない。

奇をてらわずに「どうすれば桜の美しさを再現できるか」のみを追求した、優れたジャムであろう。
広島土産だけにしておくのはもったいない。
日本を訪れる、海外の方々の土産にピッタリのジャムであろう。

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オキコ・天使のホイップメロン

オキコ・天使のホイップメロン

ジャム兄ィのじゃむれっぷ

120円 379kcal

☆☆☆☆

実は、先日、今年2度目の沖縄旅行へ行ってきたのである。当然、沖縄へ行くのであるから、「オキコ」「ぐしけん」の二大沖縄ローカル菓子パンメーカーのパンをリサーチすることも忘れるわけがない。
そういうわけで、その第1弾である。ああ、もちろん、昨年、そして春の沖縄旅行でのリサーチの結果もアップしていないのがあるわけだが。

さて、本商品であるが、平成のウーマンリブとも言える年であった本年を象徴するような、女性らしいデザインのパッケージに目が引く。
ちょっと沖縄らしくない、と言ったら沖縄に対する内地の人間がいかに勝手なイメージを持ってしまっているか、という感じになり失礼極まりないわけであるが、実にしゃれたデザインである。
そこに書いてある説明は
「ふわふわのホイップクリームを詰め込んだメロンパンです。」
というものである。
よく考えれば、メロンパンにホイップクリームをサンドしてあるだけで、特に目新しいものではないのだが、食べると、これがなかなか完成度が高いパンであることに驚きを禁じ得ない。

そもそも沖縄の菓子パンコーナーに行くと、何に驚かされるかというと、その「大きさ」である。
とにかく、沖縄の菓子パンは「デカい」のである。言うなれば「質」よりも「量」を重んじているのであろうか。
ところが、本商品は、やはりここでも女性を意識しているのか、沖縄のパンとしては異例の「小ささ」なのである。最近のメロンパンブームでは、メロンパンの標準的な大きさが次第に大きくなってきているのは衆知であろうが、ブーム以前の標準的なメロンパンのサイズなのである。ある意味、懐古的であるのかもしれない。

しかしながら、本商品の最大の特徴は、中にサンドしてあるホイップクリームのヴォリュームである。つまり、本商品は「見た目は小さいが、中身は沖縄流のヴォリューム」とでも形容できよう。
よくある、クリームをサンドしたメロンパンは、そのクリームの量が少なく、少ないクリームで大量のパサパサとしたパン生地を食い続けなくてはいけないのであるが、本商品はそういう心配は皆無である。最初から、最後までクリームとメロンパンを楽しめる仕掛けになっている。

また、本商品には、次のような食べ方のアプローチが表示されている。
「3つの食べ方が楽しめます!!
1.凍らせて
中はアイスクリームのような食感
2.冷やして
デザート感覚
3.常温で
上はサクッと、中はふわふわクリーム」

コレは、非常に本商品の魅力を知り尽くしているメーカーだからこそできる説明であろう。本当に、この商品は凍らせて食ってみたいと思ってしまうのである。まあ、2.と3.は別にどうでもいいのだが。
残念ながら、このアプローチにあるように上は「サクっ」とはしていない。ベタベタしている。ただ、ワタシは個人的にメロンパンの上の部分はベタベタしているタイプが好きなので、マイナス点ではない。ちなみに、パン生地自体は多くのメロンパンにあるようにゴワゴワしていて、それ単体では食おうという気分にはなりにくい。

しかし、中のクリームの量がそれらの欠点を補ってあまりあるセールスポイントであるから、結局はおいしい菓子パン、という評価で異論はないであろうと思う。少なくとも買って損はしないクオリティを有していることは保証したい。

甘さ・・・良い

パンの食感・・・普通
コンセプト・・・非常に良い
コストパフォーマンス・・・良い

ジャム兄ィのじゃむれっぷ

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フランソア・白いチョコデニッシュ

フランソア・白いチョコデニッシュ
ジャム兄ィのじゃむれっぷ

99円(安売りで) 465kcal

☆☆

いよいよ99円シリーズも最終回である。
最終回で、こんな代物を紹介するのも心苦しいのだが、許していただきたい。

フランソアの菓子パンであり、曰く「チョコチップとクッキーソボロをのせてしっとりと焼き上げました」というものである。
要はデニッシュの上に、チョコチップと大粒のソボロを載せ、その上から砂糖をかけてあるといったパンである。

ハッキリ言って、なんの特別感も感じない。別にまずくはないが、だからと言っておいしいわけではない。すべての菓子パンがスイーツであれ、とは言わないが、やはり嗜好品であるのだから、それに近い存在であるべきであろう。そういう視点から見ると、この菓子パンは、消費者から選ばれるためのセールスポイントを何も持っていない。

とにかく、何がしたいのか、メーカーはどんなパンを作りたかったのか、そういうアイデンティティがまったく伝わってこない。

したがって、食べた感想も「特になし」というのが正直なところである。
ただし、デニッシュは、それがしっとりというか、ふんわりとしていて、その食感には好感が持てる。

それだけである。

しかし、フランソアのパンは、当たりはずれの差が大きすぎるような気がする。というかはずれが主流になっている気がする。いつまで、このようなパンを作り続けるのだろうか。

甘さ・・・低い

パンの食感・・・普通
コンセプト・・・やや悪い
コストパフォーマンス・・・普通(99円ならば)

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