広島みやげ・桜ジャム | ジャム兄ィのじゃむれっぷ

広島みやげ・桜ジャム

広島みやげ・桜ジャム

ジャム兄ィのじゃむれっぷ

???円(いただきもの故) 150g

☆☆☆☆

3月に岡山へ行ったときに、広島県民の友人からいただいたジャムである。

まあ、果たして、こういう商品を「ジャム」というのかは置いておいて、なかなか食指を動かされる食品である。
モノとしてはゼリーに近いカテゴリーであるかもしれないが、少なくともパンに塗ることができる、という水準は維持しており、コツさえ掴めば上手に塗ることは十分に可能である。そういう意味ではやはりジャムと言っても差し支えはないだろう。

もちろん、サクラという植物のどの器官を使ったとしても、真のジャムになり得るはずもないため、本商品は桜の花をうまく利用したスプレッド、という感じである。しかし、それは購入者の多くが期待していたことに対して、十分以上に応えてくれている。

要するに、梅酢をゲル化剤でゲル化させ、それにアンパンでお馴染みの桜の花の塩漬けを混ぜている、というものである。食味自体は、アンパンに乗っているソレそのものであるが、桜の食味は?と問われた多くの人は桜の塩漬けをイメージするわけであるから、「桜の味」を再現するという点で十分に及第点である。
ちなみに、甘さもしつこいレベルでなく、さっぱりとした甘さである。

また、何よりも重要なファクターは「桜色」つまり淡いピンク色であるわけだが、下の写真ではワタシの撮影技術が稚拙であるため、それを写すことは叶わなかったが、薄いピンク色をしたゲルの中に桜の花びらの塩漬けが舞っており、まさに桜吹雪をイメージさせている。これはジャムという食品の域を超えており、芸術に近いものがあろう。ハッキリ言って食べてしまうのがもったいないレベルである。
また、通常は桜の塩漬けと言われた場合、花弁だけでなく、蕊や花と木をつなげる軸も塩漬けにして食べるものであるが、本商品は、見事に「花弁だけ」を使っているため、実に手の込んだものとなっている。
そのような製造者の手間が、このような美しいジャムを生み出したことは間違いない。

奇をてらわずに「どうすれば桜の美しさを再現できるか」のみを追求した、優れたジャムであろう。
広島土産だけにしておくのはもったいない。
日本を訪れる、海外の方々の土産にピッタリのジャムであろう。

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