フランソワ・あまおう苺入りホイップ
☆☆☆☆☆
文句のつけようがない、完璧な菓子パンである。
「ほんのり甘いソフトな生地に苺ジャムとホイップクリームをサンドしました。」
と、極めてありきたりな説明書きではあり、とてもではないが、この菓子パンに秘められたポテンシャルを表現し切れているとは思えない書き方である。
モノとしては、しっとりとしたクッキー生地がかけられた、ややひねりが加わったパンに苺ジャムとホイップクリームをサンドしてある、という至ってシンプルかつよくあるパンである。そのイチゴジャムも、近年の九州を代表する品種である「あまおう」を使ったジャムということであるが、特にあまおうのジャムであることが意識できるものではない。
が、完成度が違う。
どこを食べてもウマイ。
パンもうまい。クッキー生地もうまい。ホイップクリームもうまい。ジャムもうまい。ジャムとホイップクリームのコンビネーションもうまい。パンのそれぞれのパーツが単体でも、ありとあらゆる組み合わせでもうまいのである。
依怙贔屓に感じられたら遺憾だが、フランソワのパンはどうもうまいものが多いような気がする。
しかも99円である。
本当に、何も文句の付け所がないのである。ありきたりすぎる気もするが、それを忘れるくらいうまい。
フランソワは福岡のメーカーであり、おそらく九州ローカルのメーカーであるが、もしも九州が誇るイチゴの品種であるあまおうの名を冠したことにより、その栄誉を傷つけないために、このパンの製造に気合いを入れたのだとすれば、なんとも天晴れなメーカーであろう。
一つ食べた後に、もう一つ食べたい、と久しぶりに本気で思ったパンである。
九州に在住されている皆さん、あるいは九州へお越しになる機会があれば、ぜひお土産に買っていってもらいたいパンである。
おそらく、あまおうの名を冠しているので、季節限定とまではいかないが、それほど流通している期間が長いとは思えない。
イチオシである。
敷島・うさぎのほっぺ 粒あん
敷島製パン・うさぎのほっぺ 粒あん
126円(いただきものではあるが値札付きw) 206kcal
☆☆☆
敷島製パン製の白いどら焼きである。
以上。
と、まあお約束のような書き方をさせてもらったが、マジでそれ以上のコメントのしようがない製品であることは、ご了承いただきたい。パッケージの説明からしても
「もちもちっとした白いどら焼き」
としか書いていないのだから、当の製造者側も、それ以上でもそれ以下でもない感想を持たれる覚悟で販売しているのだろう。
確かに、ややもちもち感のある生地ではあるが、逆に香ばしさや蜂蜜のしっとりとした風味というのも何もない。
それに、普通のどら焼きでも、商品によっては十分コレに匹敵するほどのもちもち感を持つものも存在するはずであろう。
そう考えると本商品の売りは「白い」ということだけである。
ただし、確かにどうやって焼けばこんなに白くなるのか、というくらいの見事な白さではある。そして、見事に白さという視覚的効果によって、この製品のうまさは数段アップしているのも事実である。視覚効果の妙の素晴らしい成功例であろう。
しかしながら、白くてもちもちした生地で餡を食す、という食い物はいくらでもあるし、残念ながらその中から本商品がとりわけ優れているという点は見いだせない。
そう考えると、果たしてこの商品にどれくらいのリピーターがつくのかというのは甚だ疑問である。
星3つ。これが至極まっとうな評価であろう。
甘さ・・・普通
パンの食感・・・良い
コンセプト・・・良い
コストパフォーマンス・・・やや低い
ヤマザキ・コッペパン マロン&ホイップ
ヤマザキパン・コッペパン マロン&ホイップ
105円 カロリー表示なし
☆☆☆
ヤマザキのベストセラーシリーズであり、シリーズを通しての熱烈なフリークが存在するコッペパンシリーズの2009年秋商品である。
このシリーズは、これまで一体何種類発売されたのか、見当もつかず、また多くのライバル会社たちが似たような商品を投入しているにもかかわらず、不動の王者である。
つまりいわゆるコッペパンに二種類以上のクリームやフィリングを挟んだシンプルな菓子パンである。
ところが、このシリーズであるが、残念ながら我が宮崎県にまで流通するのはごく一部である。
いわゆるベストセラーであろうマーガリン&ブルーベリーとかマーガリン&イチゴジャムとかだけであり、本当に口惜しい限りである。
この商品は、たまたま立ち寄ったスーパーで見つけて、何はともあれ購入した。
秋の風情を感じるパッケージには「マロンクリームと大阿蘇牛乳入りのホイップクリームをサンドしました。」とある。
大阿蘇牛乳はちょっとしたブランドの牛乳なのであろう。我が九州の牛乳を使っているとは、なかなか好感が持てる。
食べてみると、やはりマロン使いに長けたヤマザキである。クリの風味も十分で、悪くない。
ただし、もともとがチープ感が強いパンであるから、他のシリーズのように中のフィリング系挟みモノに相当な存在感が必要になってくる。残念ながら、さすがのヤマザキの誇るマロンクリームをもってしても、このチープ感には勝てないようであった。あまりにも存在が稀薄に感じられてしまい、クリの風味を堪能することができなかった。
しかも引き立て役に入っているホイップクリームの存在感に負けてしまう始末である。
やはり、コッペパンの挟みモノには、かなりのパンチ力が必要なのである。
決しておいしくないわけではないのだが、特別な感じもしないため、フリークの皆様からおしかりを受けるかもしれないが星3つ以上の評価は得ることはできない。
しかし、それにしてもこのシリーズのコッペパンの「食わせる力」はすごい。
ある意味、パンの質感だけで星3つはいけてしまうのだから。
甘さ・・・普通
パンの食感・・・普通
コンセプト・・・良い
コストパフォーマンス・・・普通






