フジ・とろける冬のくちどけホワイトショコラ
フジパン・とろける冬のくちどけ ホワイトショコラ
???円(いただきもの故 たぶん126円) 404kcal
☆☆☆☆
いかにもフジらしい一品と言えよう。もう笑うしかない。
フジの冬季商戦の主力である「冬のくちどけ」シリーズである。
写真をご覧いただければおわかりだろうが、曰く
「口溶けの良いクーベルチュールチョコクリームをサンドし、ホワイトチョコ風味のコーティングをしました。」
という製品である。
要するに、スポンジケーキでチョコレートクリームをサンドし、表面にホワイトチョコのような油脂をコーティングしたものである。
評価すべきは、周囲のコーティングで、これがかなりしっかりとしている。厚みもあり食べ応えは十分である。ただし、注意しなくてはいけない。これはあくまでもパッケージで謳っているようにホワイトチョコではなくホワイトチョコ風味の油脂であるということである。しかし、それを気づかせないような、あるいはそのチープ感を感じさせない演出がフジの技術陣のすごいところである。表面に、キャラメルチョコをちょろっと垂らしてデコレートしてしまえば、見事な冬の菓子に大変身である。
また、スポンジケーキの断面部分は完全にコーティングせず、垂らしたような固め方をしているのも見事な演出であろう。
さて、問題の中に挟まれているクーベルチュールチョコクリームである。これが、なかなかいい雰囲気を出している。おそらくやや甘さを抑えているのだろう。チョコの風味が非常に良く伝わって楽しむことができる。ホワイトチョコと絶妙のコンビネーションである。
実は、恥ずかしながら、このようなブログを数ヶ月も運営して能書きを垂れているにもかかわらず、私はこのクーベルチュールチョコクリームというものが何なのかよくわからなかった。そこで調べた...
吹いたwwwwww
やはり、何でも情報は発信してみるものである。自分自身の知識を深めるという人生最大の楽しみがあるのだから。
クーベルチュールチョコというのは、製菓用の固形成分が少ないチョコレートのことなのだそうである。
つまり簡単に言ってしまえば「濃度が薄いチョコ」なのだそうだ。もっと乱暴に言ってしまおう。
「クーベルチュールチョコレートとは、チョコにしてチョコにあらず」
と言ったシロモノなのである。
みなさん、恥じることはない。私と一緒にカミングアウトしてしまおう。
「私は『クーベルチュールチョコレート』とは、どっかの外国の高級チョコだと思っていた」
と。
どうりでパサパサな感じがするわけだ。
ただし、誤解がないようにお断りをしておくが、必ずしもチープなわけでなく、あくまでも加工しやすいように薄めた、つまりチョコの質やレベル、ランクの問題ではなく、その用途に着目をした名称なのである。
なんだか、おフランスチックな言葉の響きに弱いのは、日本人の憎めない特徴なのかもしれない。
ゴタクを並べたが、何にしろおいしいし、食べ応えもある菓子パンではある。
ホワイトチョコ風味の油脂にしろ、クーベルチュールチョコにしろ、そういった素材をふんだんに使って、力ずくでウマイと思わせる、実にフジらしい菓子パンなのであった。
ただし、朝から食ったら異常ににテンションが上がるか、あるいはその逆かと言うくらい甘さが尋常でないことと冬限定ということで、その点をマイナス評価させてもらって、星は4つが妥当であろう。
甘さ・・・非常によい
パンの食感・・・良い
コンセプト・・・非常に良い
コストパフォーマンス・・・良い
敷島・風に吹かれて豆腐屋ジョニーロール
敷島製パン・風に吹かれて豆腐屋ジョニーロール
126円 344kcal
☆☆☆
宮崎という、地方中の地方に住んでいる私にはピンと来なかったのだが、なにやらいろいろと複雑な問題が錯綜しているらしい男前豆腐と敷島のコラボパンである。
一般の方にはこの説明で十分なのだろうが、(もちろんこれもジョーク混じりであろうけども)
「男前豆腐店株式会社の『風に吹かれて豆腐屋ジョニー』を生地にもクリームにも使用した、男前なロールパンです。」
という説明は、これを真に受けてしまう純真な人間にはいささか不親切な説明書きであろう。
要するに、豆腐をパン生地にも使い、クリームにも使っているという菓子パンである。
さて、男前豆腐というのがどれほどうまい豆腐なのかはよくわからないし、とりわけ豆腐が好きというわけでもないのだが、このパンの狙いは見事に成功している。つまり、このパン、なかなかうまい。
まず、生地であるが豆腐を使っているからであろう。フワフワ感としっとり感が実に心地よく、なかなか豆腐を使わないとこういう風味は出しにくいだろうと想像できる。
さらにクリームであるが、こちらは豆腐を使っているからではなく、なにげに発酵乳フラワーペースト、つまりサワークリームを使っているからであろうが、甘さの中に爽やかさがあり、こちらも食べていて心地よい。
結局、菓子パンにありがちな、胸が悪くなるほどの満腹感というのを経験せずに済むというのが、正直、胃腸の機能に若干の不安を感じるようになったこの年齢にはありがたいパンであると言えよう。
ただ、ここで苦言を一つ呈してみたい。
このパンは、ウマイのである。これは間違いない。
そして、これが果たして豆腐をブレンドしていることに起因しているのならば、あえて、こんなAVの企画モノみたいな名前をつけないで味のみで勝負してみてはどうだろう。むしろ、豆腐の「と」の字も表向きには書かずに勝負するのである。
おそらく、それを食べた多くのユーザーは
「ん?何コレ?うまいじゃん。」
と思い、裏の成分表を見て、はじめて
「へぇ、豆腐が入っているのかぁ...」
と豆腐入りのパンに関心を持つのである。
そこで、どうしても「男前豆腐店」をアピールしたければ、裏の端っこに小さな文字で
「このパンに使われている豆腐は『男前豆腐店』の『豆腐屋ジョニー』です」
と、控えめに書いておくのである。
これぞ、男前ではないだろうか?
まあ、余計なお世話であろうが、ちょっとパッケージで損をしている気がしたものである。
今後、別のシリーズも流通されるだろうから、その時は、それも食してみたいものである。
とにかく見た目ほど、何の変哲もないパンではない。
甘さ・・・良い
パンの食感・・・良い
コンセプト・・・良い
コストパフォーマンス・・・普通




