ジャム兄ィのじゃむれっぷ -36ページ目

神戸屋・ダブルいちごフランス

神戸屋・ダブルいちごフランス
ジャム兄ィのじゃむれっぷ
???円 302kcal


☆☆☆☆


イチゴシリーズ、始めたからには続けさせていただこう。

神戸屋の、2010新春イチゴモデルである。


パッケージの秀逸な美しさに反して、中身の外見は至ってシンプルであるが、以下のような説明書きで、なかなか個性的な佳作に仕上がっている。


「ソフトなフランスロールに甘さを抑えたいちごソースといちごホイップクリームをサンドしました。」


本商品を語る上で、大きなポイントになるのはフランスパンである。

つまり、果たしてある意味、クセの強いフランスパンを使うことが是であるか、あるいは否であるか。

結果から言えば、私個人の意見としては「是」である。


そもそも、このパンの佳作たる所以は、ソースにある。

いわゆる甘さだけを追求した、イチゴのジャムやソースが菓子パンの主流である中にあって、本商品のソレは「甘酸っぱい」のである。甘酸っぱさとは、当然、果物の醍醐味であり、魅力である。その酸っぱさを再現するのは、多くの嗜好を持つ不特定多数のユーザーをターゲットにした菓子パン界においては、まさに諸刃の刃的な試みである。


その甘酸っぱさが、本商品の場合はフランスパンと出会うことによって、非常に奥深い味わいを醸し出すことに成功したと言えよう。つまり、ソースの甘酸っぱさと、フランスパンのほのかな塩味が出会うことによって、絶妙な、ある意味で緊張感を持った風味となっているのである。無論、もう一つのファクターであるいちごホイップクリームも渾然となることによって、さらなるハーモニーが生まれていることは言うまでもない。

以前に、弊サイト内のヤマザキ・大きなダブルフランスパンサンド 生キャラメル&ホイップ の記事で、「フランスパンは菓子パンに使うべきでない」旨のことを書いたのだが、本商品と出会うと、あながちそうも言い切れないと感じることができる。


ただし、気になることが2点あることはハッキリと明記せねばなるまい。

まず第一に、本商品は一つのスリットにイチゴソースとイチゴホイップクリームが挟み込んであるのだが、これはぜひとも平行に切れ目を入れて(本ブログでは、今後、この形式の切れ目を「パラレルスリット」と名付けることとする)別々に挟み込むべきであると考える。おそらく、そうすることによって新たな可能性が見出されるであろう。


第二に、フランスパン単体では、たいした味わいはない、ということである。やはり上質なフランスパンを使っているわけではないのだろうから、単食ではキツイものがある。そういう意味でも、パラレルスリットにするべきであろう。


何にしても、なかなかの佳作であり、これまでのところ今シーズンのイチゴものでは、本商品がNo.1である。


甘さ・・・非常に良い
パンの食感・・・良い
コンセプト・・・良い
コストパフォーマンス・・・良い(と思われる)

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リョーユー・チョコザック

リョーユーパン・チョコザック
ジャム兄ィのじゃむれっぷ

126円 543kcal


☆☆


リョーユーの、おそらくかなり前から流通している菓子パンである。


おそらく、どのメーカーにも同じニッチの菓子パンはあると思われる。

つまりスポンジ生地にクリームを挟んで、上からチョコをかけ、クランチ系のザクザク食感素材をトッピングというタイプである。

もちろん、その説明書きも「バニラ風味クリームをサンドしたスポンジケーキにチョコレートをコーティングしてチョコクランチをトッピングしました。」という具合である。


決して、まずいわけではい。以前から途切れず販売しているということは、それなりのシンパが存在するということであろうし、その価値観を否定するつもりはない。


しかし、そのシンパの方々の嗜好性として「菓子パンはチープな食い物であり、そのチープ感が好き」というものがあるのではないだろうか。


とにかく、本商品はチョコの量が貧乏くさいような気がしてならない。同じニッチの、例えばヤマザキのそれ は、これでもかというくらいにチョコをかけている。おそらくフジに至っては、想像するだに恐ろしい量ではないだろうか。

クリームの量も中途半端だし、他メーカーと比べ、本商品が持っているアドバンテージを感じることができない。


見た目ゴージャスなだけに、表面のチョコの、文字通りメッキが薄すぎる。


リョーユーには、もう少し、力で勝負してもらいたい。


甘さ・・・普通

パンの食感・・・普通
コンセプト・・・普通
コストパフォーマンス・・・やや低い


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アペル・ふんわりいちごリング

アペル・ふんわりいちごリング
ジャム兄ィのじゃむれっぷ
99円(スーパーにて) 461kcal


☆☆☆


さらに、もう一弾イチゴ特集を続けさせていただこう。


九州ローカルメーカーのアペルが販売している、リング形状の菓子パンである。

ご覧いただいただけではわかりにくいかもしれないが、曰く「ふんわりとしたデニッシュ生地にイチゴ練乳クリームをはさみ、いちごシュガーをコーティングしました。」という、ちょっと変わったパンである。


まず、ドーナツをもしたようなリング状の生地は、まごう事なきデニッシュであり、説明書きに違うことなく、かなりふんわりしている。ふんわり系のデニッシュは好きな方であるので、かなりの好印象である。


サンドされているイチゴ練乳クリームであるが、練乳というのはいささかオーバーであろうが、イチゴの風味はしっかりしている。また意外にも、表面にトッピングされたイチゴシュガーも、色がピンク色をしているというだけでなく、香りや風味のクオリティが高く、かなりイチゴ感を演出している。


ただし、残念ながら、特にイチゴ練乳感を堪能するためには、クリームの量が絶対的に不足している。デニッシュの出来、およびクリームのクオリティが良いため、非常に残念であり、これをクリアしたならば最低でも4つの星をつけることができるパンである。

さらに、細かいことではあるが、食べるときに表面のイチゴシュガーがボロボロと剥がれ落ちてきて、かなり食いづらく、若干の不愉快感を感じてしまった。これも決定的なマイナスポイントである。


同じ値段なら、ミスタードーナツを買うか。


甘さ・・・普通
パンの食感・・・良い
コンセプト・・・普通
コストパフォーマンス・・・普通

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