見た目とイメージ

楽器屋という職種も関係しているのか学生時代運動選手であったにも関わらず、どうも私とスポーツとの関連を見出しにくいらしい。

「庵原さんは何か運動をされています」と聞かれ、最近は何もしていないので「いや～、していないですね」と答えると決まって「運動をしたほうがいいですよ」と帰ってくる。
その後は大抵ジョギングや山登り、水泳など、彼らがそれをやって快適で気持ちいいからと勧められる。
一応に「庵原さんはスポーツと縁の無い生活をされていたでしょうから」と言われる。

親しくお付き合いをしていくとイメージは変わるようでスポーツの話になったときには「やはり、されていたのですか」と言ってくれる方もある。
それにしても世間でのスポーツ選手のイメージはどんなステロタイプがあるのか？
たしかにマッチョこそスポーツと思っている選手達も多いがそれは上手、下手とは全く関係ない。

たまに「我々、スポーツはしていなかったけど体育会系なので」という言葉も聞く。
これも私にはイメージが湧かない。
競技種目によってもチームによっても異なるタイプの選手がいる。当然体形も違う。

走る事を勧められたとき「いや～、多分貴方の一生分以上すでに走ってきましたから」と。登山や水泳の場合は「しんどいと分かっている事を今更やりたくないですね。いやというほど肉体的にしんどい事をしましたから」と答えている。
何となく相性も合わず止めてしまったゴルフでも続けていれば少しは言われずにすむのだろうか？

いや、私のマイミクシィの美しき女性達から「庵原さん一緒に走りましょうとか山登り、水泳に行きましょう」と誘われたら、鼻の下を伸ばし喜んで付いていく自分がいる事は百も承知。