「何もしてない時間」に、脳は働いている?
「何も考えてない時間が、もったいない」
そう感じる人は多いと思います。
でも実は——
“ぼーっとしているときこそ”脳が一番整理整頓しているんです。
この状態を、神経科学では
「デフォルトモード・ネットワーク(DMN)」と呼びます。
集中しているときには動かない、いわば“脳の休憩モード”。
外の情報をシャットダウンして、
内側のメンテナンスをしてくれているんです。
デフォルトモードの役割:
脳の「お片づけタイム」
DMNが働いているとき、脳ではこんなことが起こっています👇
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過去の出来事の整理
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記憶の定着
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感情の再処理(モヤモヤを言葉に変える)
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「自分とは何か」の再確認
つまり、“ぼーっとしてる=サボってる”ではなく、
“頭と心のクリーンアップ中”ということ。
忙しすぎる人ほど、DMNの時間が減り、
結果として
「疲れが抜けない・集中できない・気持ちが切り替わらない」
状態になります。
体との関係|呼吸と姿勢がデフォルトを作る
脳だけでなく、
体のゆるみ具合もDMNのスイッチに関係しています。
特に大事なのが、「呼吸」と「姿勢」。
肩に力が入りっぱなしの人は、
呼吸が浅く、脳が常に“戦闘モード”。
横隔膜が動くように背中と胸をゆるめてあげると、
自然と副交感神経が優位になり、
“ぼーっとできる体”になります。
整えパート|
“ぼーっとスイッチ”を入れるセルフケア
① 座ったまま背中をまるくして、手をあたためるように胸に添える。
② 息を「ふぅ〜」と音を出しながらゆっくり吐く。
③ そのまま目を閉じて、体の奥が静かになるのを感じる。
たった1分でもOK。
「なにもしない」ではなく、
「神経が整う時間」を、
自分にプレゼントしてあげてください。
まとめ|
“何もしない時間”が、あなたを回復させる
現代人は、“頑張る時間”は作れても
“ぼーっとする時間”は後回しにしがち。
でも、体も心も、そして脳も、
ぼーっとしてるときに整うんです。
だから今日の整えキーワードは——
「休む勇気」=「整うスイッチ」。
もし「休むのが下手」「オフに切り替えられない
」と感じるなら、
体から“デフォルトモード”を育てるのが早道です。
なでてゆるめる、支えて安心を育てる——
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