THE PLACE BEYOND THE PINES

「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」★★★☆☆
(USA, 2012, 141min/ヒューマントラスト有楽町)
Director&Writer:Derek Cianfrance
『ブルーバレンタイン (2010)』のデレク・シアンフランス監督。
2時間20分の大作で物語は親から子へと引き継がれる。
多少冗漫な気はしたものの、前作同様この監督は心情の描きかたは随一。
そして天才ライダーから愛が故に無様な姿に転落していくライアン・コズリング。
多少前作と重なる部分はあるものの、やっぱりピカいち。
どうかこのままでいてほしい。
どうか有象無象のハリウッド俳優にはならないで。
http://finefilms.co.jp/pines/
NOW IS GOOD

「17歳のエンディングノート」★★☆☆☆
(UK, 2012, 103min/武蔵野館)
Director&Writer:Ol Parker
いわゆる、闘病もの。
『マリーゴールド・ホテルで会いましょう (2011)』の監督ということでほとんど期待せず。
しかし主演は期待大のダコタ・ファニング。
ハリウッドでは珍しく子役時代『I am Sam アイ・アム・サム(2001)』から
『ランナウェイズ (2010)』まで、美貌も演技力も増すばかり。
彼女の魅力は十二分に伝わるけど、映画としては中途半端かな。
ベタなお涙頂戴ものにしたいのか、ドライに死を美しく見せたいのか。
最後までモチベーションがふわふわした。
ttp://www.17ending.com/
TERRAFERMA

「海と大陸」★★★★☆
(Italy/France, 2011, 93min/岩波ホール)
Director&Writer:Emanuele Crialese
イタリア映画祭2012の上映作品。
舞台は地中海の小さな島。
母と祖父と暮らす二十歳の割にはまだ子供っぽいフィリッポが、
バカンスで島を訪れたマウラに心惹かれるという青春ロマンス。
...だけではない。
島の漁業が衰退する中、毎朝漁師の祖父と海に出るフィリッポは
ある日、アフリカ大陸から海を渡ってきた難民に遭遇。
法律と道徳の狭間で葛藤するフィリッポは一歩づつ自分の答えを導き成長していく。
今の日本では起こりえない出来事。
他にも『ルアーブルの靴磨き』『君を想って海をゆく』などあるけど、
これらは比較的美しくまとめられている。
実際はもっと現実的な問題があり、
今この瞬間にも世界のどこかで"葛藤"に苦しんでいる人がいるはず。
何が正解なのか。
言うは易し。
http://umitotairiku.jp/
IO E TE / ME AND YOU

「孤独な天使たち」★★★☆☆
(Italy, 2012, 97min/銀座シネスイッチ)
Director&Writer:
「ラストエンペラー」の巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が
重病をかかえながら10年ぶりに撮り上げた青春ドラマ。
どこかの雑誌で“肩ならし”と評されていた。
主演のヤコポ・オルモ・アンティノーリ。
青春真っ盛りのニキビ顔や、激情に駆られた時の表情がとても生々しい。
最後にオリヴィアが歌うデイビッド・ボウイの「Space Oddity」がとっても気持ちいい
http://kodoku-tenshi.com/
Fondation Cartier pour l'art contemporain

「MMM|カルティエ現代美術財団」
(Paris, France)
2時間行列で断念。
企画展は青森十和田市現代美術館(「スタンディング・ウーマン」)でも見たロン・ミュエク。
残念。
入れなくても外からみれちゃう寛大さ。
http://fondation.cartier.com/#/en/home/
Au Palais de Tokyo | Palais de Tokyo, centre d'a

「パレ・ド・トーキョー」★★★★☆
(Paris, France)
http://www.palaisdetokyo.com/
Maison Européenne de la Photographie

「ヨーロッパ写真美術館」★★★★☆
(Paris, France)
初美術館inパリ。
静かで差し込む光が美しい。
概観は近代的だが実は18世紀の建物。
映像作品も満載。
http://www.mep-fr.org/
HITCHCOCK

「ヒッチコック」★★★☆☆
(USA 2012, 99min/日比谷シャンテ)
Director&Writer:Sacha Gervasi
『サイコ(1960)』製作の舞台裏を描いた作品。
あのシャワーシーンでのジャネット・リーはヒッチコックに絶叫していたとは。
ヒッチコックを描いた作品は他にも同年『ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女』など。
もちろん全てが正確な事実だとは思えないとしても、
ヒッチは特異で奇妙で偏屈な監督だったのでしょう。
久々にWOWWOWで『鳥(1963)』を鑑賞。
50年経った今でも凄い迫力。
CGや映像技術力より、演者を真の恐怖に狂わせる演出力。
ttp://www.foxmovies.jp/hitchcock/










