先日いぎあ☆すてーしょんに、女性の方が
「肘が痛いので、整形外科に行ったら
『テニス肘ですね』って言われたのよ。
私、テニスしないんだけどね」
「テニスしないのにテニス肘っておかしいですね」
「そうでしょ?骨には異常ないらしいんだけど...で、『電気当てましょう』って
リハビリの先生に当ててもらったんだけど
いっこうに良くならないのよ」
といって、来院されました。
「どんな風に痛むんですか?」
「肘をね、曲げたり伸ばしたりしたら痛いのよ」
「そうですか、ちょっと見せてくださいね。
○○さんはPCよく使いますよね。
マウスの使いすぎで、こうなる人もいるんですけど、ずっと前から使ってますもんね。
急に痛くなるのはおかしいですね、なにか思い当たることないんですか?」
「それがね、整形でも言ったんだけど、最近スマホを変えたのよ。
なんか、それから痛くなった気がする。前のよりちょっと大きいの」
「それです」
「え?」
「そのスマホが原因です。」
「やっぱり?私片手でもってメール打つから
どうも新しいスマホが大きくて打ちにくいな、とは感じてたんだけど...」
「間違いないですね、『スマホ肘』です、それ」
「あらあ、道理で治らないわけね、ずっと使ってるもんね」
「そうですね、こことここ、痛いでしょ?」
「いたたた、なにそれ?」
「スマホでメールを打つときに、手前の方を打つときはこの筋肉。向こうの方を打つときにはこの筋肉を使います」
「はあ~それでか~。治ります?」
「大丈夫、こうして、こうすれば...どうです?」
「あら、痛くないわ。こんなに簡単に治るのね」
「はい、後はメールの打ち方、スマホの持ち方を工夫してもらえば、もう痛むことはなくなりますよ」
「それにしても、整形でもスマホの話したのに、『ふーん、そうですか』で、終わっちゃったわよ。なんで、先生スマホが原因って分かったの?」
「それはね、いつも『この症状は何が原因なんだろう?』
って考えるか考えないかの違いでしょうね。
そういう風にいつも考えてたら、ちょっとしたことがヒントになるんです。
症状だけに囚われて『なぜ?』ってことを考えないと、原因って見つからないし、改善するのも難しいと思いますよ」
「なるほどね、臭い物には蓋をするんじゃなくて、匂いの元を絶て、ってことね」
「その通り!◯◯さんの場合、痛いのは肘ですけど、原因は腕の筋肉のロックです」
「原因が分かってスッキリしたわ。これから持ち方に気をつけます」
※筋肉ロックとは
車のシートベルトと似た仕組みで
体を保護するシステムです。
筋肉に無理な負荷が掛かった時に
筋肉自身や関節を守るために
車のシートベルトがロックする時のように
キュッと硬く縮みます。
この状態が慢性化したものを
ミオンパシーでは筋肉ロック
と、呼んでいます。
筋肉ロックを外して
慢性の関節痛を原因から改善する
ミオンパシーは
アメリカでは20年以上前に発表された
最新の痛みの理論「筋筋膜性疼痛症候群」を
日本で最初に提唱された
整形外科の先生にも認めていただいている
科学的根拠に基づいた安心安全
痛みを伴わない最新の手技療法です。
ミオンパシーは
ここで受けられます。