8月1日に栃木県総合運動公園野球場(エイジェックスタジアム)で行われたルートインBCリーグ公式戦、栃木ゴールデンブレーブス×山梨ファイアーウインズの観戦記です。

BCリーグもオールスター戦をはさんで後半戦。残り1か月で4位までが進出できるプレーオフ進出をかける戦いになります。

正式参戦2年目の山梨は今季大健闘、この試合前までで貯金1のプレーオフ進出圏内の4位につけています。対する栃木は苦しいシーズン。借金6の6位でプレーオフ圏内まで3.5ゲーム差ともう負けられない戦い状態。4位山梨との直接対決を制し差を縮めたいところです。

さて、この試合16時開始ではありますが、リーグ基準の暑さ指数を試合開始1時間前の段階で超えたため7イニング制、同点でもタイ・ブレークなしのルールが適用され開催されます。

 

<スタメン>

【先攻:山梨FW】

①センター 渡邉

②ショート 金田

③ファースト 竹内

④DH 藤田(洸)

⑤セカンド 星野

⑥サード 南雲

⑦レフト 鈴木(理)

⑧ライト 望月

⑨キャッチャー 吉原

先発ピッチャー 橘田

【後攻:栃木GB】

①センター 桃次郎

②サード 楠本

③セカンド 菅野

④ライト 坂本

⑤ファースト 優晟

⑥DH 川﨑

⑦レフト 小倉

⑧キャッチャー 田代

⑨ショート 星哉

先発ピッチャー 成瀬

栃木は川﨑宗則、成瀬善久の大ベテランが揃って出場です。

 

<試合概況>

先制したのは山梨。初回渡邉、竹内のヒットでチャンスを作ると4番藤田(洸)の内野ゴロがボテボテの打球になったことが幸いし1点を先制します。

山梨は2回以降も毎回走者を出しますが、そこはさすが百戦錬磨のベテラン成瀬。落ち着いて要所を締め追加点を許しません。

一方で山梨先発橘田の前に4回まで2安打に封じられてきた栃木は5回裏、5番優晟のヒットを足がかりに3塁まで走者を進めると、7番小倉の内野ゴロが野選を誘い同点に追いつきます。

試合はこのまま山梨橘田と栃木のリリーフ陣の継投の前に両チーム決め手に欠き、1-1のまま終了。引き分けとなりました。

 

<注目選手など雑感>

7イニング制に加え、両軍決め手を欠く攻撃でなんとも消化不良な感じの試合になりました。

プレーオフ進出を目指す山梨は先発の橘田の好投が光りました。

開幕当初から先発陣の一角としてローテを守っていますが、ストレートは130キロ台ながらも打者のタイミングを外すような投球で7回1失点にまとめました。地元山梨出身の右腕がチームをプレーオフに導けるか残りのシーズンに注目です。

その橘田をリードした吉原は栃木の俊足桃次郎の盗塁を阻止し、橘田を援護。

この試合でもあわや本塁打という大きな当たりを見せましたが今季9本塁打をマークしているバッティングも魅力で残りシーズンでNPB入りへのアピールとしたいですね。

バッティングでアピールしたのは3番の竹内がマルチヒットをマーク。

打点でリーグ3位につけ、打率も3割超え。右打ちの野手のニーズがあるNPB球団にマッチすれば道が拓けそうです。いずれにせよ参戦2年目でのプレーオフ進出につなげられれば、個人の目標にもつながるのではないかと思います。

一方の栃木は成瀬、川﨑のベテランが出場していて、若い野手が今一つ実力アピールに至っていないのがチームの苦しさを表しているような印象を受けました。

川﨑や成瀬、不定期出場のティモンディ・高岸らの在籍は興行的にはプラスなんでしょうが活きのいい選手の活躍もみたいところです。

そんな中で印象に残ったのは「ジャパニーズ・ドリーム」を掴みたいこの選手。

ブラジル出身の21歳右腕のマロスティカ。今季はリリーフとして起用されていますがこの試合では1イニング三者凡退2つの三振を奪う好投を見せました。ストレートの威力はありますので経験を積んでNPBなどの上のステージを目指してほしいですね。

 

山梨FW1000000=1

栃木GB0000100=1

<熱中症対策で7イニング制・引き分け>

(山)橘田-吉原

(栃)成瀬、エリオット、マロスティカ、川根-田代

※両チーム長打なし