今回の記事は今年の観戦記振り返り企画の延長戦ということで、今季観戦した試合の中で印象に残った試合、チーム、選手に「野球場放浪記的各賞を授与するという思い付き兼、ブログ友さんの企画の「オマージュ(パクリ)」的投稿です。

 

まずは「殊勲賞」から。

 

殊勲賞1組目は

「東北楽天ゴールデンイーグルス・オコエ瑠偉外野手」

すでにふりかえり記事でも触れていますが、なんといってもサイクルヒット達成がインパクトがあり殊勲賞受賞!背番号が4に変わる来季の飛躍に期待したいですね。

 

殊勲賞2組目は

「佛教大野球部」

6月の大学野球選手権であれよあれよの決勝進出、決勝では明大に敗れ準優勝に終わりましたが京滋大学野球連盟初の決勝進出を果たしました。筆者が観戦した準々決勝でも東北の雄で前年王者の東北福祉大相手に0-3の劣勢から終盤の3イニングで試合をひっくり返しました。スター選手は少なくてもチーム力で勝ち上がった印象ですね。

 

続いては「敢闘賞」

 

敢闘賞1組目は

「東京大・小林大雅投手」

東大のエースとして孤軍奮闘。強豪校相手に好投を見せましたがあと一歩及ばず。結局リーグ戦初勝利を挙げることなく、通算成績0勝29敗で卒業となりました。筆者の観戦試合でも好投を見せていただけに勝たせてあげたかったですねぇ~。

 

敢闘賞2組目は

「京都大野球部」

筆者が観戦した甲子園での試合は惜しくもサヨナラ負けでしたが、秋のリーグ戦では4位に浮上と大健闘。この観戦試合にその兆しはあった感じがします。写真のエース藤原が卒業となりますが来季も旋風を巻き起こしてほしいと思います。

 

続いて「技能賞」。

 

まず1組目は

「西武台高・増田優真投手」

秋の埼玉大会で準優勝、関東大会でも8強に勝ち進んだ西武台高のエースはストレートの球速は120キロ台ですが、スローカーブを交え緩急をつけた投球で、相手打線がフルスイングすればするほどポップフライになるような感じで面白い投手でした。センバツ出場は当落線上ですが甲子園での投球を見てみたいですねぇ。

 

技能賞2組目は

「浦和学院高・樋口結希人内野手」

技能賞2組目は同じく埼玉の高校球児から。観戦した県大会準決勝・花咲徳栄高戦で相手野手が審判にアピールをしているスキを突き本塁を陥れる好走塁を見せました。野球強豪校の選手らしい好判断だったプレーに技能賞を授与!

 

技能賞はもう1組。

 

「日本製鉄かずさマジック・橘朋晃投手」

都市対抗野球でJFE東日本に補強され、1回戦の大阪ガス戦でリリーフ登板すると、巧みな牽制球で2回1塁走者を刺し、チームの勝利に貢献したプレーに技能賞を贈呈!

 

そして筆者観戦の今年のベストゲームがこちら。

7月14日 都市対抗野球1回戦 大阪ガス×JFE東日本

都市対抗野球の1回戦、前年王者大阪ガスとJFE東日本の試合は両者がっぷり四つのまま延長12回からタイ・ブレーク突入の大熱戦。最後はJFEがサヨナラ勝ちで勝利。勢いに乗り都市対抗優勝まで勝ち上がりました。そしてよくよく考えると敗れた大阪ガスは秋の日本選手権を制しており、今年の社会人野球界を代表するチーム同士の対戦だったわけですね。まさに今年のベストゲームにふさわしいものでした。

 

来年も素晴らしい試合、素晴らしいプレーを見ることができるのを期待したいと思います!