皆さん、こんにちは。

 

 

今回も

2年間の厚生文教常任委員会の

委員長報告の第4弾です。

 

委員長報告に関するブログについては、こちらをご覧下さい。

 

 

●第1弾

 

 

●第2弾

 

 

●第3弾

 

 

第4弾となるテーマは、

具体的な結果が少しだけ出ているものとして

 

「将来的な中学校部活動のあり方について」

です。

 

 

 

 

議員になって以来、改善の要望・提言をしてきましたが、

ようやく検討を開始することが

具体的な計画でうたわれるようになりました。

 

 

鉾田市教育振興基本計画に掲載される

昨年度策定された

『鉾田市教育振興基本計画』の中で、

P,76に「部活動の充実」が盛り込まれました。

 

詳細は、こちらをご覧下さい。

 

 

 

これまでの市民からの問題指摘

私が議員に当選させていただいてすぐに、

ある保護者である市民の方から

 

「中学校ごとの部活動の選択肢が少ない…。」

という主旨のお話をいただいておりました。

 

これ以来、

継続してこのテーマに取り組んで来ております。

 

 

具体的には、

議会の一般質問や、委員会等での指摘を繰り返ししてきましたが

全くと言って良いほど、取り合ってもらえませんでした。

 

 

また同じころ、先輩議員からは、

 

「小学校の統合をする前に、本当なら

中学校の統合も検討しなければいけないぐらいに

子どもが人数が減っている。」

 

という指摘も受けています。

 

 

鉾田市の出生数の推移

鉾田市の少子化は、

加速度的に進んでいます。

 

近年、

成人式の参加者は約500人で、

推移して来ました。

 

 

しかし、

出生数は350人程度に…。

すでに、20年間で200人程度減っていた訳です。

 

ところがこの2年で、

一気に出生数は約200人になりました。

 

さらに100人以上減ってしまいました

 

 

それもそのはず、

人口構造で比較的多かった団塊ジュニアの世代が

すでに子どもを産める年齢を超えてしまったからです。

 

実際に、日本全体においても、

団塊ジュニアの世代、1971年から1974年に生まれた人たちが

一学年で、200万人以上あった出生数が、

 

2019年には、

90万人を初めて切るところまできてしまっています。

 

 

 

中学校ごとに置き換えてみると

出生数200人ですから、

旭地区:鉾田地区:大洋地区の人口比が

だいたい1:3:1

 

この考え方に基づけば、一学年の人数は

40人:120人:40人

となる訳です。

 

これから13年以内に

旭中、鉾田北中、大洋中は、完全に1クラスで

男子20名、女子20名になることが確実です。

 

これではチーム部活動は、

ほとんど成り立たなくなってしまいます。

 

 

現状の部活動の状況

これらの資料は、

6月の定例会にて厚生文教常任委員会宛に

教育委員会の指導課によって作成された資料です。

 

現状でも、これだけ学校ごとに偏りがある状況になっています。

 

●旭中学校

 

●鉾田北中学校

 

●鉾田南中学校

 

●大洋中学校

 

 

日本政府の方針

先日、別のブログでも投稿しましたが、

文部科学省の外局であるスポーツ庁は、

 

令和5年以降、つまり、2023年以降には

部活動を、順次、地域部活動に移行していく方針でいます。

 

 

 

つまりは、

学校部活動ではなくクラブチームのようなもの

になるイメージです。

 

部活動を担当したい中学校教諭は、

有償ボランティアとして、参加することになります。

 

 

学校の先生の働き方改革

鉾田市に勤める教師の「働き方改革」の

具体的な施策づくりのためにも部活動の改革は必須です。

 

スポーツ庁が考える令和5年度からの

地域部活動方針の目標年度実施を求めていきます。

 

この中で、

子ども達の部活動の選択肢を増やして

いきたいと思います。

 

これにより、豊かな学びを実現していきたいです。

引き続き、頑張ります。

 

 

 

ぜひ、あなたの声を聴かせてください。

 

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