みなさん、こんにちは。

 

先日のブログで書かせていただいた通り、

厚生文教常任委員会にて

委員長をやらせていただいてから、

2年の任期が満了しました。

 

 

 

 

 

 

 

今回のブログでは、認定こども園議案の否決について、

書いたブログの続きを書かせてもらいます。

 

 

 

 

先日のブログはこちらから

 

 

 

 

今回のブログは、

大きく3つのことを書きます。

 

■1,否決した認定こども園の代替案について

■2,交流館建設予定地だった飯名地区の用地利活用について

■3,旧鉾田小学校の用地利活用について

 

 今回のこの課題を通して、

 より良い鉾田っ子の保育・教育づくりの

 環境を整えるために

 じっくり全体的な方向性や設置場所

 検討すべきです。

 

 その中で、市全体の保育所・保育園及び幼稚園の

 施設運営計画の再構築をする必要があります。

 

また、厚生労働省の求める

「子どもの健康福祉の一体的機能化」

のための対応施設として、

 

本市には無い雨天時でも遊べる拠点等と

認定子ども園の併設を考えるものです。

 

また、

女性の自立及び活動支援の拠点としても

立地環境の良さと社会的必要性から

飯名地区の市有地利活用について、

 

昨年から、

具体的に市長や市役所職員に対して

議員有志で提案をして来ました。

 

 

その中身について書かせてもらいます。

 

1,否決した認定こども園の代替案について

 

鉾田幼稚園、第一保育所と第二保育所の建て替えとして設置する

新設の認定こども園については、以下のように考えてきました。

 

4点にまとめています。

 

●A, 鉾田幼稚園が定員割れ

●B, まず鉾田幼稚園を認定こども園にしてもらいたい

●C, 出生数が200人前後に

●D, 旧鉾田小学校の立地の課題

 

それぞれ具体的に書いていきます。

 

●A, 鉾田幼稚園が定員割れ

 

 鉾田幼稚園だけではなく、

 鉾田市の幼稚園の定員の内、

 実際に応募がある人数は3分の1になっています。

 

 これは鉾田市だけでなく、

 全国的な流れです。

 

 定員が埋まらない理由は大きく2つでしょう。

 

 ア、夫婦共働きが増えて、保育のニーズが高まり

  結果的に幼稚園への応募が減っていること

 

 イ、保育の教育的な機能が高まり、

  幼稚園と保育園の中身の差がほとんど無くなったこと

 

 これらの理由により、

 幼稚園の定員が埋まらない状況が増える中で、

 幼稚園の認定こども園化が進んで来ているのです。

 

 ですから、

 鉾田地区の待機児童・保留児童の対策のためにも

 認定こども園設置を求めてきました。

 

 

●B, まず鉾田幼稚園を認定こども園にしてもらいたい

 

待機児童・保留児童が発生していることは、

今現在、起きている最も重要な課題。

 

 ですから、すぐに解消して欲しいということで

 ここ数年継続して、市長に要望して来ました。

 

 また、すぐに認定こども園にするためには、

 鉾田幼稚園を使うことが比較的簡単に実施可能な対策になります。

 

なぜなら、

定員の3分の1しか使われていないのですから、

空いている教室を

利活用することが出来るのではないでしょうか。

 

 しかし、残念ながら全く進みませんでした。

 

 

●C, 出生数が200人前後に

 

 ここ数年350人前後で推移していた鉾田市の出生数は

 一気に、200人前後まで減ってしまいました。

 

 これは鉾田市特有の問題ではなく

 全世代の人口構造的な課題です。

 

 

 もうしばらくすると、結果的に

 出生数の大幅な減少により、

 鉾田市の待機児童・保留児童問題は、

 解消されてしまうでしょう。

 

 

ですから、認定こども園設置については

出生数の減少により、

 

 急いで解決すべき課題から、

 より良い鉾田っ子の保育・教育づくりの

 環境を整えるために

 じっくり全体的な方向性や設置場所

 検討すべき内容に変化して来ているのです。

 

 その中で、市全体の保育所・保育園及び幼稚園の

 施設運営計画の再構築をする必要があります。

 

 

●D, 旧鉾田小学校の立地の課題

 

 旧鉾田小学校では

 立地の安全対策、交通安全対策、渋滞対策などが

 かなり難しいことは事実です。

 

 実際に、

 この場所で認定こども園の設置を行うことの大変さ

 前回のブログに書いています。

 

 こちらをご覧ください。

 

 

 

 そこで私たちは、新設する認定こども園については、

 あの飯名地区の市有地を利用することを提案して来ました。

 

 

2,交流館建設予定地だった飯名地区の利活用について

4点にまとめています。

 

●A, 立地の優位性を活かす

●B, 将来的な施設の利用計画として、

   空いてしまった教室をどのように使うのか

●C, 厚生労働省が求める

   「子どもの健康福祉の一体的機能化」への対応

●D, 具体的な使い方や計画について

 

それぞれ具体的に書いていきます。

 

●A,立地の優位性を活かす

 

 この場所は、

 鉾田市のほぼ中心部に位置しています。

 

 車で登園する際には、かなり利便性が高いです。

 

 交流館の設置の場合に課題となる

 徒歩での往来は関係ありません。

 

 この点で、この飯名地区には

 立地の優位性があります。

 

●B,将来的な施設の利用計画として

   空いてしまった教室をどのように使うのか

 

 鉾田市の公立の認定こども園は、

 現在ある民間の保育園等をフル活用することで、

 今後その必要性が薄れていきます。

 

 というのも、少子化がどんどんと進んでいってしまうからです。

 

 しかも、公立の保育園や認定こども園の運営については

 なぜだか分かりませんが、国や県からの補助がありません。

 

 ですから、民間の力を活かしていく方が正解です。

 

 

 今後、施設を利用する子どもたちが減っていくので、

 空いた教室をどのように使うのかも課題です。

 

 そのような中で、旧鉾田小学校に建設してしまっては、

 その後の利活用計画が成り立ちにくいのです。

 

 この時に、飯名地区での認定こども園設置の場合は、

 活用の幅が広がります。

 

 というのも、

 現在の市の計画では、この土地に

 子ども達の拠点づくりを基本に計画を進めているからです。

 

 しかし、

 公立の認定こども園を全て無くしてしまうのも問題です。

 

 なぜなら、民間保育園等では

 なかなか預かることが難しい児童がいるからです。

 

 これらの児童の受け皿として、

 鉾田市に最低1つは、

 鉾田市立の認定こども園が必要となります。

 

 この場合に、

 鉾田市の中心部にある

 飯名地区のあの土地の方が便利です。

 

 

●C,厚生労働省が求める

   「子どもの健康福祉の一体的機能化」への対応

 

これまでも、

子育て世代包括支援センターを創るなど

国の政策が行われています。

 

 

更に、

子どもの健康と福祉の機能強化の考えで

将来の方向性を考えているようです。

 

子ども向けの施設ですから、

保護者の方の訪問も増えるのが

当たり前です。

 

 

ですから、この場所に

女性の自立及び活動支援の拠点としても

立地環境の良さと社会的必要性から

 

飯名地区の市有地利活用について

考えていくべきであると思います。

 

 

●D, 具体的な使い方や計画について

 

論より証拠ということで、こちらの計画案をご覧ください。

 

こちらの計画のポイントは、5つ

 

 

・ア、将来的な

公立の保育所と幼稚園についての

見通しを立てていること

 

・イ、将来的に

空いてしまう公立の認定こども園の

教室利用を考えていること

 

・ウ、子どもの

健康福祉の一体的機能化について、

考えていること

 

・エ、同時に、

女性の自立及び活動支援

拠点も考慮していること

 

・オ、鉾田市の抱える課題を網羅した上で

他施設との機能差別化を図っていること

 

 

 

 

このように、飯名地区を

 

本市には乏しい

 

雨の日でも遊べる子どものための拠点と、

女性のための拠点作り

 

中心にした施設整備を提案しています。

 

 

この場所に

認定こども園を設置した方が、

 

安全面と交通利便性が高く

 

将来の更なる少子化への対応も可能だと考えます。

 

市民のみなさんは、どのように考えますか?

 

 

3,旧鉾田小学校の用地利活用について

では、残った旧鉾田小学校の土地ですが、

どうすると良いのでしょうか。

 

具体的には

2つの方向性のアイデアがあると思います。

 

■A,スクールバスのバスターミナルと

自習施設を設置

 

■B,部活動のグランドに使用する

 

 

■A,スクールバスのバスターミナルと自習施設を設置

 

あの場所の渋滞の課題は、

前回のブログで指摘した通りです。

 

 

 

この渋滞の具体的な理由としては、

スクールバスが何台も走り、

全てが鉾田一高に停車するからです。

 

 

ですから、

これを旧鉾田小学校に誘導することで、

両高校への送迎車との行き違いが少なくとも減ることで

渋滞が緩和されることになります。

 

 

また、自習施設を設置することで

スクールバスの待合の高校生たちの拠点にもなります。

 

当然、中学生も利用できますから、

高校生から勉強を教われる環境を

整備することを考えても良いでしょう。

 

こうすることで、雨の日に混雑する

市役所の駐車場の交通渋滞の対策にもなり得ます。

 

 

■B,部活動のグランドに使用する

 

文部科学省の外局であるスポーツ庁の方針では、

令和5年以降に順次

現在の学校部活動から、

地域部活動に移行しようと考えています。

 

 

 

ですから、

鉾田市の中心近くのグランドは

使用の必要性が自ずと上がります。

 

このよう中で、

廃校となった旧鉾田小学校の敷地をグランド化することで

 

中学校の部活動に使用することも考えられます。

 

 

 

また場合によっては、

鉾田二高の野球部が遠い場所のグランドを使用していますから、

場所を交換することを考えても良いかもしれません。

 

これにより

空いた鉾田二高の野球部のグランドを

鉾田市の中学校の部活動に活用することも可能となります。

 

いずれにしても、

あの廃校場所を多数の車が往来する場所にするよりは

ここで提案させていただているようなことに使う方が、

 

安全面でも利便性でもトータルで価値が高いと考えます。

 

 

最後に、繰り返しになりますが、

今回のこの公立の認定こども園の設置を通して、

 

より良い鉾田っ子の保育・教育づくりの

環境を整えるために

じっくり全体的な方向性や設置場所

 

検討すべきです。

 

 

 その中で、市全体の保育所・保育園及び幼稚園の

 施設運営計画の再構築する必要があります。

 

また、厚生労働省の求める

「子どもの健康福祉の一体的機能化」

のための対応施設として、

 

本市には無い雨天時でも遊べる拠点等と

認定子ども園の併設を考えるものです。

 

また、

女性の自立及び活動支援の拠点としても

立地環境の良さと社会的必要性から

飯名地区の市有地利活用について、

 

昨年から、

具体的に市長や市役所職員に対して

議員有志で提案をして来ました。

 

市民の皆さんは、どのように考えますか?

 

 

●委員長報告 第2弾