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侘寂伝文(わさびやブログ)

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荏胡麻(えごま)

シソ科の1年草で 胡麻(ごま)とは全く別の植物です 見た目は紫蘇の葉に酷似していますが 爽やかな味わいの紫蘇に対し えごまの葉はごま油を彷彿させる濃厚で独特な香りとほんのり苦味が特徴です

 

造りではかわはぎや鰆の焼霜などに 天婦羅では他の食材を引き立てる意味で用います

 

現代人に不足しがちな"α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)"を豊富に含み 体内に入るとそれらはDHAやEPAに変換される事で 血圧の抑制/認知症/抗アレルギー効果等が期待されています 他にβ-カロテンやビタミンCなどの抗酸化成分も含まれており 生活習慣病の予防に役立つとされています 

 

荏胡麻油(えごまあぶら) 

えごま油は 加熱に弱く酸化しやすいため 生のまま摂取するのが理想的です α-リノレン酸は高温で加熱すると壊れてしまうため 加熱する際は100度以上の強火を避け 弱火でじっくり加熱するのがポイントです 

 

旬の若牛蒡お浸しなど 香付けに少量垂らして提供しています 

 

愛用している荏胡麻油は 一般で売られてはいませんが 全体的に値段は高め(胡麻油の約5~6倍)

近年注目されている健康食品で 特に年配層からの要望が多いです

馬面剥(うまづらはぎ) カワハギの一種

正確に言うとウマヅラハギとカワハギは別の種類ですが 便宜上カワハギと呼称しています

冬の時期 大坂の河岸ではこのウマヅラハギが旬を迎え 癖が無く美味で人気の食材です 

 

フグ目カワハギ科の魚介なので 構造がフグに似ていて身質も淡泊ですが 値段が手頃な事もあり

トラフグよりこちらを好まれるお客様も多いです 

 

この時期カワハギの水炊きはコクがあり食べ応えも充分 お酒との相性も抜群です

二十四節季と七十二候 

二十四節気(にじゅうしせっき)は 1年を春.夏.秋.冬の4季節に分け さらに6等分して約15日ごとの24の節目(立春/春分など)で表した暦です 七十二候(しちじゅうにこう)は 二十四節気のそれぞれの気をさらに3つ(約5日ごと 初候.次候.末候)に細分化した72の季節で 動植物の様子や気象の変化を5文字程度の言葉で表現したものです 

 

古来より日本の食文化と切り離せない春夏秋冬 そして稲作文化を築いた先人の叡知に敬意を込めて わさびやの日替り献立は創業以降 この二十四節季七十二候を用いて表記しています

 

二十四節気/七十二候/五節句/雑節 侘寂伝文

升大根(ますだいこん)

大節分の豆撒きをオマージュした創作料理 おまかせ料理限定の提供です

日本酒に併せ暖かく提供したいので 最初がビールの方にはおすすめしません 

 

鶏そぼろバージョン 

 

繊維が柔らかく糖度の高い旬期の大根だからこそ実現できる料理です

お客様に元気がでる粕汁を作りました 見た目ほど酒粕は少な目で程好く薄味 

 

全国の蔵元さんから様々な酒粕を送って貰うので その都度味わいが変わるのも面白いです