侘寂伝文(わさびやブログ)

侘寂伝文(わさびやブログ)

樂菜わさびや公式HP http://wa-sabiya.jp/ 
Facebook公式ページ https://www.facebook.com/rakusaiwasabiya


樂菜わさびや (06)6768-1711 〒543-0021大阪市天王寺区東高津町9-12 
定休日  日曜(日-月連休時は日曜夜席営業/月曜は代替休日)  
営業時間 夜席-18:00~23:00(LO22:30)    
     昼席-月~金 11:30~14:00(LO13:30) ※土日祝休み
 
 
わさびや御節重ね01海鮮鍋01
2026年9月 休業日 5日(貸切).6日.13日.27日 蔵元交流会-25日.26日


"第9回高島屋日本酒祭"9月2日(水)~7日(月)  
蔵元交流会2DAYS R8.9月25日(金).26日(土) 19時開演(完全予約制)



[令和8年]おまかせコース/季節の各種鍋 
松花堂御膳(昼席限定) 1名様2,750円~ 要予約/2名様より  
 
表紙310307画像290408
わさびやの清酒/地酒蔵 全国の酒蔵から約600酒類の地酒を店主がお勧め 
ほたるの里“いきもの笑顔米”福井県美山郷/松栄農園 わさびやで提供

画像290409ほろ酔い310401  

改正健康増進法(2020/04~)に伴う店内禁煙のお願い

田邊酒造 詠種(うたたね) 創業125周年記念酒 

田邊酒造が2024年に創業125年を迎え 杜氏と専務が家業である蔵に戻り酒造りを始めて20年の節目を迎えました "伝統と革新"の精神を大切にし 引き継がれてきた味わいへの美学と技術を継承しつつ 絶えず変革を求め挑戦を続けてきました 

そんな節目の年に一度原点に立ち返り 新たな日本酒を飲み手に届けたいという想いから 農薬不使用/化学肥料不使用という限りなく自然環境に近い条件下で作られる希少な酒米(五百万石)のみを用いた新たな銘柄"詠種(うたたね)"に挑戦します

 

Makuakeクラウドファンディング (2024年9月17日~ 現在は終了しています)

125周年の集大成である節目の日本酒"詠種(うたたね)"は 福井の素材を最大限に堪能できる1本に 仕込水は福井県内最大の川である九頭竜川の清らかな水を使用 酒米は田辺酒造で蔵人をする傍ら 自らも米作りも行なっている野坂農園より 日本酒にあう特別栽培米を そして酵母は福井酵母FK501を利用する"オール福井" 2年前に行われたクラウドファンディングでは数量限定で4酒類が用意されました  詳細はリンク先を参照下さい 

 

"詠種(うたたね)"という美しい響きのネーミングには2つの意味が込められています 
・詠(うた)-田邊酒造の地元"永"平寺の"言"葉 創業以来大切にし続け 飲み手と「酒を語る 町を語る」という姿勢を表しています 
・種(たね)-永平寺町の豊かな自然で育った"お米(種)"が お酒となって芽吹くイメージを表現しています

 

田邊酒造有限会社 左)田邊啓明代表 右)田邊丈路杜氏 

 

彼らが修行先から蔵に戻った年に訪問した時の写真 

あれからもう20年ですか…みんな齢をとりましたなあ(笑) 

 

誠実で実直な彼等の醸す酒を20数年前 関西で初めて皆様にお勧めした時から思えば 今では大阪でも普通に"越前岬"のラベルを見かける様になった事は自分事の様に嬉しい限りです 

 

天谷さん 見ていますか

あなたの薫陶を受けた当時の若き二人は 今では立派な蔵元に成長しました 

 

このご縁を紡いでくださった 故天谷会長に心から感謝します

連絡事項 

9月25日(金).26日(土)は蔵元交流会開催のため 両日共に一般の夜席は休みます 

2日間参加される皆様 道中気を付けていらして下さい 

 

鷹木2901今月は現社長として多忙な田邊啓明氏にご来阪頂きます 田邊酒造とは古くからの付合いで 私が最初に福井の蔵を訪ねた時は 現社長/杜氏ではなく 鷹木杜氏と邦明社長が出迎えてくれました あれから二十数年経った事は本当に感慨深い思い出です 

 

凄く懐かしい写真を発見しました 田邊兄弟が修行先から蔵に帰ってきた初年度の秋 福井に訪れた時の一枚 皆若い(笑) 現在彼等はしっかりと蔵元家業を継承し 仕事に励んでいます 

 

長い間"専務"と呼んできた啓明氏も今では社長 時の流れを実感します

 

そしてもう一枚 毎年松栄農園で田邊の酒米を田植え-稲刈りをしていた時の写真 

田邊の酒に関わっていた坂本君 ご家族様とは今も良いお付き合いをさせて貰っています 先日コシヒカリ新米を送って貰った折に聞きましたが 今年で13回忌だとか 特が経つのは本当に早い

 

時間が合えば是非拝みにまいりたい所存 田邊社長にも伝えておきます

(前記事] 河内国一之宮 "元春日"枚岡神社 

枚岡神社参拝後 いよいよ神津嶽への登拝へ 往復2時間は見積もって行きました 

 

事前にしっかりと準備はしていたもの 地図にも道路が記されていないので現地で再確認 

 

枚岡神社から神津嶽には2つのルートがありますが 敢えて210段の"階段地獄"コースを選択 

慎重に頂きまでのペース配分を考慮しますが 想像以上に階段がキツイ 初見殺しです

 

程好く曇りが掛った天気が幸いし 風も吹いていたので汗だくにならずに五合目まで 

 

始めの210段"階段地獄"は序章でした 中腹から登るにつれ"階段"ではなく最大勾配約30%~40%傾斜のキツイ崖路に 足元に気を付けてひたすらゆっくり登ります 

 

漸く枚岡展望台(九合目)に到着 後ろには"枚岡神社神津嶽"の石碑と祭祀場跡(磐座群)が 

大阪府の眺望は神津嶽を参拝した後のご褒美と我慢 先に頑張って神津嶽の頂きを目指します 

 

展望台から10分 目指す神津嶽本宮に到着 登山中賑わしかったセミや鳥達の声は山風にかき消され 静寂な雰囲気が漂います ゆっくり目に登ったので枚岡神社から約50分 

 

約2700年前に まだ即位前の神武天皇が国土平定を祈願して天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売御神(ひめのかみ)を祀った伝承の場所 まさに国造りの聖地 感慨深いです 本宮正面に藤原氏の家紋"下がり藤"が 約30年前までここは誰も足を踏み入れる事の出来ない聖域"禁足地"でした 

 

下の本殿は西向きでしたが 神津嶽本宮は南向き 神武天皇が熊野を目指した東征の証でしょうか

 

神武天皇手植えの御神木 柏槙(びゃくしん)の姿は無く 替わりに松の木が佇んでいました 

 

もっと高い峰かと思いましたが315㍍か… それでも登拝できた達成感で満たされてます 

お参り後暫く滞在して ご褒美の枚岡展望台へ 

 

比叡山山頂の絶景に劣らない素晴らしい眺望です 千里中央(写真右端)に旧エキスポランドの観覧車を確認でき感激 淡路島ってこう見ると広大な島なんだなあと感心 

 

下りは 少し遠回りして豊浦川/椋ヶ根橋-国道308号経由で枚岡駅へ 

 

沢山の子供が川下で楽しそうに遊んでました 親御さんは怪我しない様見張りが大変 

 

国内でも急勾配の狭路で有名な暗越奈良街道 通称"暗峠"国道308号 

ここは後日 改めて生駒山頂から(松尾芭蕉に倣い)散策に伺う予定です 

 

神津嶽が本命だった今回の枚岡神社訪問 1日では足らない程見所が満載でした

大阪奈良の県境で灘五郷の看板列車に会うとは… 時代を感じました

枚岡神社(ひらおかじんじゃ) 式内社(名神大社) 河内国一之宮 旧官幣大社

大阪府内で"太古の聖域"と崇敬される"元春日 枚岡大社" 本殿より片道約50分の神津嶽頂に鎮座する本宮は 神武天皇が神武東征を興す3日前に創建されたとされ 伝承通りとすれば今年で創始2689年 国内最古級の神域とも言われています(近所の生國魂神社とほぼ同じ) 

 

古代大和朝廷の祭祀を司った中臣氏の氏神"天児屋根命"(あめのこやねのみこと)とその后神"比売御神"(ひめみかみ)を主祭神とし 桓武天皇が平城京遷都の折 平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために藤原永手氏が創建した春日大社が 藤原氏とその祖先中臣氏の氏神"天児屋根命"と"比売御神"を枚岡神社から勧請した経緯から "元春日"の敬称で呼ばれ今日に至ります 

 

中世日本の政事で中枢を担った中臣氏ひいては藤原氏ととても縁の深い(氏神)神社です その他詳しい事はリンク先の枚岡神社HPをご参照下さい 

 

世間は5連休で混雑を予想していましたが 思ったより人が少なくて安堵 

 

枚岡神社の注連縄は独特で"総角(あげまき)結び"と言い 装飾として用いられる日本の伝統的な結び方 写真の注連縄は幸運や福を招く"入型(いりがた)"結び(無形民俗文化財指定) この結びは天ノ岩戸神話(天照大神が天ノ岩戸お隠れになった伝説)に深く寄与しているのだそう 

 

手水所や境内至る所に鹿さんがいるのは 春日大社の主祭神で枚岡神社の御祭神でもある国譲り神話で有名な"武甕槌命"(たけみかづちのみこと)が鹿に乗って降臨した謂れで 鹿は神の使い(神鹿)とされ 春日大社同様 大切に敬われている存在です 

 

拝殿 

 

御神木 柏槙(びゃくしん) イブキ科樹木 

社伝では白雉元年(650)に神津嶽本宮から現社地に神様をお遷しされた時 神津嶽には神武天皇お手植えの柏槙の大木があり あまりに大きすぎて移せない為 枝を切って挿し木したものと伝承されています 戦前は大阪府天然記念物でしたが 昭和36年の第二室戸台風で激しく損傷し 今の形に伐採され切株保存のために覆い屋根が施されました 胸幹周囲6.5㍍/全長25㍍の大樹だったそうです 

 

第二室戸台風前の貴重な画像 御神木らしい雰囲気を醸しています 

 

中門 透き塀 

 

御本殿 

近年は平成令和の大造営(令和2年9月竣工)で御新調されました 造りは"枚岡造(王子造)"と呼ばれ四殿並列極彩色の美しい神社建築です(東大阪市指定有形文化財) 

 

本殿四棟(第一殿.第二殿.第三殿.第四殿)に其々1柱が祀られています 

 第一殿:天児屋根命(あめのこやねのみこと) 主神 中臣氏祖神 
 第二殿:比売御神(ひめみかみ) 天児屋根命妃神  
 第三殿:経津主命(ふつぬしのみこと/斎主命) 香取神宮祭神
 第四殿:武甕槌命(たけみかづちのみこと/建御雷命) 鹿島神宮祭神 

 

丁度 神主さんが御本殿に向けて祝詞を奏上されていました 

 

拝殿横の池には沢山の鯉が 餌を嬉しそうについばんでました 

 

感謝と祈りの道を右に進みます 

 

末社 一言主神社 

 

摂社 若宮神社 主祭神:天児屋根命のご子息さん 水を司る神様です 

若宮神社左手奥に 町名の由来にもなった出雲井の井戸が 若返りの水で有名です 

 

末社 飛来天神社

 

末社 天神地祇社(てんしんちぎしゃ) 

明治初年まで境内にお祀りされていた十九社の末社や 氏子地域内で祀られていた神社が合祀されています 

 

遥拝所 -榊を通じて結ばれる聖地-  

祀られている榊に祈る事で 神津嶽本宮 伊勢神宮 皇居 橿原神宮 全国の神社を遥拝できます

物理的には離れていても 心を向ける事で神々と繋がることができます 

 

神津嶽登山口 感謝の碑 

大祓詞は元春日大社宮司を務めた葉室頼昭氏の筆 "感謝"の文字は まさに神道の根本が感謝にあることを示しています 願いを叶えて貰うために参拝するのではなく 今この瞬間に生かされていることへの感謝を伝えに参拝する大切さを伝えています  

 

神津嶽登山口 姥ヶ池 

神社から灯明の油を盗んだ老婆の悲しい伝説と そこから現れる怪火"姥ヶ火(うばがひ)"の伝承が残る池です 

 

通常 神社は東か南が入口ですが 枚岡神社は神津嶽を御神体とするため 東に背を向けて西の方角に向いて建立しています 一説では(日が昇る)伊勢神宮と(日が沈む)出雲大社の直線上中程に枚岡神社が(出雲大社を向いて)位置する事は 何らかの神の意図があったのではとも推測されています 

 

これから 枚岡神社創祀の地 神津嶽に向かいますが これはまた別項目で 

 

関係者各位 

先日開催された"第9回タカシマヤ日本酒祭"に忙しくて行けなかったわさびやのお客様へ

特別に米鶴酒造の銘柄をご紹介させて頂きます

 

米鶴 純米大吟醸 雪女神 直汲み 生酒720㎖ 

300本限定生産 名農家志賀氏の雪女神と須貝杜氏のダックで生まれた1回きりの逸品 

 

米鶴 純米生酒 祭人720㎖ 

タカシマヤ日本酒祭り用に限定120本で別誂え 軽快で爽やかな飲み口が女性に人気です

 

上記2銘柄は事前予約を承っており 定数に達し次第販売終了とさせて頂きます 売切れの際はご了承下さい ご予約された皆様 お代金と引換えに商品の受け渡しとさせて頂きます 

 

米鶴酒造銘柄 各種 

わさびやにご来店頂いている方限定で 清酒ファンにおすすめですお気軽に問合せ下さい

清酒だけ購入目的の方はお断りさせて頂いています ご了承下さい