静岡県の漁村に暮らす心屋塾認定講師 いがぐりこ、こと、栗林あやです。

 

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あなたが昔経験した出来事。

 

嫌だった出来事。

 

つらかった思い出。

 

悲しかった事。

 

忘れてしまいたいような思い出。

 

 

そして、今、苦しんで見ている現実。

 

まだ見ぬ未来への恐怖。

 

 

それ、別のいくつかの視点で見ることはできないでしょうか?

 

新しい観点から、その現実を見ることは出来ないでしょうか?

 

 

 

これは、「ポジティブシンキングをしろ」という意味ではありません。

 

辛かった出来事を

 

「あれも私の成長にとって、意味のある出来事だったんだ!とポジティブに捉えろ」

 

という意味でもありません。

 

 

 

自分が、

 

過去や現在(や未来)を、

 

あるひとつの方向からしか見ていなかった

 

と知ることで、

 

今まで考えることもできなかったような新しい視点で


世界を見ることが出来るようになります。

 

 

過去を変える方法/心屋塾マスーターコース(コバぐりマスター)125期3日目

 

 

 

 

心の世界を知ってやってしまいがちな罠なのですが、

 

「新しい観点から、その現実を見る」ことを

 

=「ポジティブシンキングをしろ!」と

 

勘違いしてしまう人もいるかもしれません。

 

 

 

でも、残念ながら、

 

いままでネガティブ思考だったものを

 

ポジティブシンキングにしたところで、

 

根本の苦しみは変わらないのです。

 

 

 

例えば、雨の降る日に

 

「じめじめして濡れるし、やだな。。こんな日は死にたくなるな。。」

 

と捉えていた人が、

 

心の仕組みを知って

 

どうにかしてポジティブに捉えようと努力します。

 

 

「雨が降っていたけど、雨上がりに虹が見れた!

 

雨が降ったからこそ、こんな素敵なことが起こったんだ!

 

この雨も恵みなんだわ!

 

雨に出会えて私は世界一ラッキー!!!」

 

 

・・・と一生懸命捉えようとしたところで、

 

それは、より一層苦しくなります。

 

そう思えない自分を責めて苦しくなるのです。

 

(これを読んでいる方にも、そういう経験をされたことのある方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。)

 

 

 

なぜ苦しいかと言うと、

 

それは単に、思考の種類を

 

「超ネガティブシンキング」から「超ポジティブシンキング」へ

 

擬似的に変えようとしただけで、

 

「偏っていることそのもの」に変わりはないからです。

 

 

 

上のブログで言ったら、

 

「超ネガティブ」から「超ポジティブ」に変わっただけで、

 

1つの視点から「しか」物事を認識しようとしていないので、

 

視野が狭いことに変わりがないのです。

 

 

 

人の脳って面白いもので、

そう「解釈」を決めたら、

それ以外の「解釈」は認識できなくなります。

 

 

でも、厳密に言うと、

 

解釈以外の現実は「完全に全く見えていない」のではなく、

 

「見えているけど、見えていないように感じる。 」

 

「感じているんだけど、感じられないように感じる。」

 

という状態になっているのです。

 

 

 

つまり、心理的盲点から認識できていないように感じているだけで、

 

本当は見えているんですよ。

 

ネガティブなことも、ポジティブなことも。

 

 

 

だから、どんなに口でネガティブなことを言っている人でも、

 

本当の本当は、

 

その現実にポジティブな側面もあることを

 

心では知っているし、

 

 

どんなに口でポジティブなことを言っている人でも、

 

本当の本当は、

 

その現実にネガティブな側面もあることも

 

心では知っているのです。

 

 

ポジティブな現実もネガティブネガティブな現実も

 

両方あって、本当は気づいているのに、

 

そのどちらかを見ないフリして

 

無理やり消そうとしているから苦しいのです。

 

 

本当は見えているんですよ。

 

ネガティブなことも、ポジティブなことも。

 

 

 

新しい観点から、その現実を見る

 

というのは、

 

『たくさんの選択肢を列挙して、そんなふうに「さまざまな視点で見られるんだ」という事実を受け入れて、その中から欲しいものを選ぶ』

 

ということです。 

 

 

 

よくわからなければ、

 

まずは、他の見方の選択肢を「複数」探してみてください。

 

それだけで十分です。

 

 

変にポジティブシンキングにする必要はないし、

 

むしろしてはダメです。

 


 

問題やトラブルが起こったときは、

 

ネガティブに偏った視点だけで見ても

 

ポジティブに偏った視点だけで見ても、

 

あまり問題解決にはなりません。

 

 

むしろ、目の前の現実から目を背けずに、 

 

まずは「視点の選択肢」をネガティブポジティブ関わらず、

 

たくさん挙げてみてください。
 

 

それが「ありのままに物事を見つめる」ということです。

 

 

 

あとは勝手に、

 

無意識がちゃんと自分にとって幸せな選択肢を選んでくれるので、

 

あなたはほっておいて大丈夫です。

 

そのために無意識って存在しています。

 

 

 

 

恋愛でも同じだね。

 

たくさんの違った側面から過去の現実もみてみよう。

 

違った過去の現実が見えてくるかも知れないね。おねがいラブラブ

 


 

 

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