当ブログをご覧いただきありがとうございます。

家建九郎です。

 

 

初めましての方は念のため

 

初めに

 

誹謗中傷、名誉棄損にならないために

 

ブログを書くにあたって「誹謗中傷」や「名誉棄損」といわれないよう気を付けていること

 

を先にご覧いただき、本ブログの趣旨をご理解くださいますようお願い致します。

 

 

さて、

落ちた外壁をどうしたかということは後日お話するとして、ここで少しマンションの話など・・・

 

 

この前のブログでお伝えした通り私はマンション管理士を取得しました。

 

 

 

 

私が2年かかって取得した資格は

賃貸不動産経営管理士

管理業務主任者

マンション管理士

の3つ

 

そもこれらの資格をなぜ取ろうと思ったのか・・・

 

 

私は元々宅建士は持っていましたが、不動産業者に勤務しているわけでも建築業者に勤務しているわけでもありません。

 

一般的な人より多少知識はあるかもしれないものの、今回の家造りにおいて

自分は建築に関しては素人だということを嫌と言うほど思い知らされました。

こんなに慎重に家づくりをしたつもりだったのにサンヨーホームズにものの見事にやられてしまったのです。

 

もっと建築関係の知識があればサンヨーホームズから受ける被害を少なくできたかもしれません。

 

そしてサンヨーホームズの欠陥住宅問題と闘う間に自然とついてしまった建築の知識や法律知識を何とか無駄にしたくないという思いで資格の取得を目指したのです。

 

その中でもマンション管理士だけはビックリするくらい難しいと思いいました。

 

マンション管理士の試験合格後、複数のマンション管理士の方とお話する機会がありました。

 

そのうちの一人は一級建築士なども持っている方だったのですが

「マンション管理士の試験は一級建築士でもわからないような建築設備系の問題が出たりする」

とおっしゃっていました。

 

マンション管理士の試験って本当に出題範囲も広く、過去問でも一切触れられなかった分野の問題が突然出されたりします。

しかも日本語の問題のような引っかけ問題も多く、独学で勉強した場合「合格」はできても「余裕で合格」というのは難しいのではないかと思います。

 

私は同じ試験に二度も落ちるのは嫌なので今回の試験はきちんと通信教育を経て臨みました。

その結果、論点を全て理解した上で学習することができましたので、結果として合格ラインを大きく上回る高得点で合格することができました。

足踏みはしたもののこれで良かったと思っています。

 

そして二年も勉強したこともあってマンションについて色々思うこともありました。

 

 

これについては以前も書いていますので詳しくは

問題を一部ご紹介

をご参照ください。

 

 

同じことを何度も言うようですが少しだけお話すると

 

 

マンションでは

30年以上、かつ大規模修繕工事が2回以上含まれる期間を計画期間とした長期修繕計画を作成し、5年程度ごとに調査・診断を行い、その結果に基づいて見直すことが必要である」

とされています。

また、

「推定修繕工事とは建物および設備の性能・機能を新築時と同等水準に維持、回復させる修繕工事を基本とする」

とされています。

 

つまりきちんと運営されているマンションであれば建物というのは段々劣化していくことを受け入れるのではなく、修繕工事により新築時と同水準の性能や機能を維持することが前提になっているわけです。

 

そしてこれらの資金を確保するために修繕積立金が積み立てられています。

更にマンションの場合複数の目でチェックすることになり、修繕工事も複数社で相見積もりをとるなどすることも出来ます。

 

近年、当初の計画の甘さや資材価格や人件費高騰による物価高、滞納問題などもあってマンションの修繕積立金不足が社会問題になりつつあります。

 

それでもきちんと建物の機能を維持するために考えられているのがマンションなのです。

そして修繕積立金も強制的に積み立てさせられるわけです。

 

 

一方戸建て住宅ではどうかというと・・・

 

修繕積立金の確保は完全に個人に任されています。

 

余裕をもって積み立てている人もいるとは思いますが、ハウスメーカーが言うメンテナンスフリーなどと言う言葉をうのみにしてしまう人もいるかと思います。

 

私もその一人でした。

 

なにしろサンヨーホームズのパンフレットに記載されたのメンテナンスプログラムによると30年経つまではほとんどのものはメンテナンスフリーで我が家の場合エコキュートのヒートポンプユニット交換と防蟻処理以外必要ないようように見えます。

シート防水すら30年後にシート防水打増をすれば良いことになっています。

基礎の耐用年数なんて100年と書かれています。

 

 

 

100年発想!

 

もう言いたい放題ですよね。

新築すぐに100本以上のクラックが入った我が家の基礎が100年もったらビックリしますよ。

白華、表面気泡、クラック、ジャンカと新築時からコンクリートの不具合オンパレードだったサンヨーホームズの施工したコンクリート基礎が100年もつなんて考えられません!

 

 

そして、サンヨーホームズが30年間修繕計画に入れていないシート防水についても通常で考えると30年間ももつ訳はありません。

漏水リスクに関わる部分なので15年程度で一旦修繕した方が良いと思います。

 

 

サンヨーホームズの漏水に対する興味の無さは何度も無意味な補修を繰り返した我が家の雨漏り事件からよくわかりますがシート防水で30年ノーメンテは怖いです。

 

 

サンヨーホームズ分譲マンションもいくつも造っているはずですが、サンヨーホームズコミュニティが提案する長期修繕計画では屋上防水は30年そのままなのでしょうか?

 

余計なお世話でしょうがサンヨーホームズのマンションのことまで心配になってきます。

 

 

 

そしてパンフレットでは外壁についてのメンテナンスは何も書かれていません。

 

外壁はノーメンテと言うことでしょう。

 

しかし・・・

 

我が家は新築6年経過していないうちに外壁が落下するほど劣化してしまいました。

 

 

そもそも少量の両面テープで固定されただけの外壁がこの先何十年ももつ訳はありません!

 

 

更に、その他の場所も色々と劣化が進んでいます。

 

 

サンヨーホームズは築後まもなくから「経年劣化」という言葉を使う強者ぞろいなので猛スピードで劣化していくのは当然のことなのでしょうか?

 

 

そしてもう一つ、

マンションの場合は管理組合というものがあります。

 

 

私がサンヨーホームズの欠陥住宅で苦しめられたのと同様に、マンションについても欠陥に苦しんでいる人たちはいるようです。

 

更に、大規模修繕において「やってもいない工事の請求」をしたり、「部材の数を水増し請求」したりする悪質な事例もあるようです。

 

 

サンヨーホームズいつも手抜き工事をしているのか、我が家にだけ特別に手抜き工事をしたのかはわかりませんが、私は一人でこの多くの不具合と向き合わなければなりません。

 

 

しかし、マンションの場合は一人ではありません。

何十人、何百人もの人たちと共に業者と対峙できるわけです。

 

この差はかなり大きいと思います!

 

 

集団だからこそ意思決定に多くの時間を割かれるかもしれませんが、同じ問題を抱える人たちと相談できるというのは非常に心強いことだと思います。

 

私が欠陥住宅問題で目の前が真っ暗になった時に他の方のブログに勇気づけられたように・・・

 

私のブログも誰かを勇気づけられればいいな・・・などと思ってこのブログを書いています。

 

 

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