家を建てるには大変なパワーが必要です。

うまくいけば良いのですが、不測の事態が起こると更にパワーを要します。

私の場合、無責任な営業担当に内容が決まらないまま工事請負契約をさせられた後、意思疎通ができないようないい加減な設計士を担当に付けられ、結局設計士を担当替えしてもらうまで多大な時間を無駄にしました。

更に、引き渡しを受けた住宅に多数の不具合があり、その調査やハウスメーカーとの交渉に多大な費用や労力を要すると言う不測の事態もありました。

その中で多くの方々にお世話になり、多くの事を学びました。

 

私は家を一軒しか建てたことがないので、これがよくある事なのかどうかはわかりません。他のハウスメーカーでも同じことがおこるかもしれませんし、個人の大工さんに任せても同じかもしれません。

また、このような不具合が許せない事態なのか許容範囲なのかも人によって感じ方が違うかもしれません。

しかし、色々な人に話を聞いたり、ほかの方のブログなどを拝見する中、世の中には住宅の不具合で苦しんでいる人が多数いらっしゃることもわかりました。

ハウスメーカーは不具合が起こるかもしれない事を説明しなければいけません。ハウスメーカーはホームページやパンフレットなどで良い事ばかりアピールし、不具合が起こる可能性やその際の対応等を説明しないことにより一般の消費者を誤認させ、公共の利益に反していると考えています。

 

一般的にハウスメーカーが強調してくる住宅の性能、例えばQ値やZ値などに大して意味はないと思います。気密性や断熱性などは家の設計によって大きく変わるでしょうし、そもそもきちんと建てていないのであれば想定される性能などでるはずもありません。

しかしながら何らかの欠陥のある家を建てられても施主としては怒りが先行してしまい、冷静になって批判をすることが難しく、どうしても単なるハウスメーカーの悪口になってしまいます。私も不具合を見つけた当初は頭の中にあるのは怒りのみでした。時間がたつにつれて徐々に冷静になり不具合の状態を分析するため色々調べようとしても、実際被害にあった施主自身が不具合の状態を冷静に紹介しているサイトは少ないように思います。不具合ってもっとあると思うのですが…

中にはハウスメーカーからの妨害が入ったのか、途中で不具合の紹介を断念しているのではないかと思われるブログもみられます。

 

テレビで某世界的大企業の経営者が言っていました。

「お金を出して何かを買った人はそれを批判する権利を持つ」

「お客が買うかどうかの判断をするためには良い意見も悪い意見も必要」

「お客様のニーズに応えるように努力していれば必ず信頼を得る」

全くもって同感です。

買った商品を批判したことをいちいち叩かれていては誰も評価などできなくなってしまい、次に商品を買おうとする人は判断する材料を失ってしまいます。

トラブルの大半はハウスメーカー側の理屈と施主の希望が大きく乖離していることが問題なのですが、一般的に情報量や経験ではハウスメーカーの方がはるかに勝っていることが大半かと思われます。ハウスメーカーは施主が何を求めているのかきちんと理解しなければなりませんし、施主の求めるものが自社の基準をはるかに超えているのであれば、施主を無理やり説き伏せるのでなく、請負をしないという選択肢を取らなければならないと思います。

とは言うものの、実際問題が発覚するのは大体建築後であり、目の前の問題に対してどのように対処していくのかが重要になります。

 

これから我が家に起こった出来事を紹介していくことにより、もし同じような事態に遭遇することがあってもみなさんが冷静に対処できる一つのきっかけになれば幸いです。

 

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