ゴシュインデイズ -233ページ目

高屋敷稲荷神社(福島県郡山市)

高屋敷稲荷神社(たかやしきいなりじんじゃ)。



ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-


福島県郡山市に鎮座。

御祭神は宇加之御魂命(ウカノミタマノミコト)、猿田彦命(サルタヒコノミコト)、天之宇豆売命(アメノウツメノミコト)。



御祭神のうち猿田彦命については阿邪訶根神社 の記事で紹介したのでそちらを見ていただくとして。


天之宇豆売命は猿田彦命の妻になった神様。

ニニギノミコトに従って天降った際、ニニギノミコトを先導しようと待っていた猿田彦命に声をかけたのをきっかけに二人はゴールイン。

私にはスタートだったの、あなたにはゴールでも。

ちなみにおいらはスタートすら切っちゃいねえぜ!くそぅ(`;ω;´)


また、天照大御神が天の岩戸に隠れた時、オモイカネの策によって裸踊りをした神様でもある。

それを見たたくさんの神様がどんちゃん騒ぎになって天照大御神がうずうずしたところを、タヂカラオが引っ張り出すという完璧な作戦。


……いや、結構なんだかんだで成り行き任せっぽい作戦だよね、これ。

ちなみに踊ったってことから芸能の神だったりもするらしい。



神社の創始は正徳三年(1713年)。

この白岩の地で代々庄屋であった鈴木権兵衛が凶作の年が続いたため、ときの帝に年貢の免除を請願したところ、三年間の免除を認められた。

この御聖断に感激した人々は、自給自足の基盤を固めることを強く決意する。

そこで五穀豊穣の神である、京都の伏見稲荷神社の御分霊を勧請したことがはじまり。


その後、度重なる飢饉の度に人々の信仰を集めるようになったという。

現在の社殿は大正十五年に造営されたものとのこと。



さて、この神社は何よりもその参道が特徴的。



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     【 参道に立ち並ぶ鳥居 】

田んぼばかりの山の中に突如見えてくる鳥居、鳥居、鳥居。

周りが草木なだけに、すごく目立つ。

稲荷神社ではよくあることだけども、これらの朱色の鳥居は奉納鳥居。

崇敬者らが奉納した鳥居だ。



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畑や田んぼの真ん中を突っ切るように伸びている参道は石が敷かれている。

これだけの距離に石を敷いたのは大変だったろう。

しかし、こんなにたくさんの鳥居をくぐっていると、どこか異世界に連れて行かれそうな感覚になるね。

ちょっとした魔法の世界。



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     【 参道途中にある左右の狛狐 】

こちらはかなり新しいものだろう。

石が綺麗でテカテカしてた。

なんだかやたらと筋肉質だし、顔がキリッとしすぎな気も。

ところで口にくわえているのは何ですか。



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     【 拝殿まで上って行く参道の石段 】

石段も結構な段数がある。

この辺りになると鳥居がちょっとまばらになるんだけど、そのかわりに散ったモミジの葉が石段を彩りを添える。

くう、なかなか心憎い演出じゃないか。



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石段を登りきって見下ろしてみる。

こうしてみると、見事にずらっと並んでるね。壮観だわ。

でも、後で奥さまから聞いたんだけど、戦前はもっと鳥居が多かったらしい。

なんでも4000もの鳥居が駅までずっと連なっていたとか。

参道の両脇には茶店もあったりして、かなりのにぎわいだったと言われているらしい。

4000とはすごいね。ぜひ見てみたかった。

戦前では生まれてもいないけども。




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     【 拝殿前の左右の狛狐 】

こちらは先ほどのと違ってかなりの年季を感じさせる狐様。

口の部分が欠けてしまっていて、なんだかちょっとかわいそうだ。



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     【 拝殿右手の手水舎 】

こちらは屋根は無く、そのままダイレクトに石な感じ。

これも崇敬者の方が奉納したものようで、名前が刻まれていた。

それにしても、奉納した人の住所とかを見ると実に県内のいろんな地域の人がいることに驚く。

もっとも、4000もの鳥居があったくらいだから何も不思議ではないんだけども。



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手水舎の後ろはなんだか立派な庭園になっていた。

池には鯉……なんだろうか。魚が泳いでいる。



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     【 拝殿 】

どっしりとした拝殿。

正面からの画像がないのは、すぐ前まで石段になっているため。

全体を入れようと後ろに下がると階段を下って行くことになるのですよ(´・ω・`)

なので、斜め方向のものだけで御勘弁。

木鼻の部分が狛犬になっていたり、龍が彫られていたりとなかなか細かい彫刻も楽しめる。



で、無事参拝して御朱印をお願いしたんだけど、宮司さんは現在御祈祷中とのこと。

境内を全部見て来ます~、と御朱印帳をお預けして境内の散策に。





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こちらは社務所の裏手にある御神石。



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地面に顔を出した大きな石が祀られている。

古来、願いが叶う磐座とされてきたんだとか。

直接触れて霊力をお受け下さい、との看板があったので自由に触れても良いようだ。



さて、御神石をお参りして、拝殿前へ。

御祈祷はまだ続いているようなので、自動車用の参道方面に歩いてみた。



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     【 道路沿いに建っている看板 】

自動車用参道の近くには大きな看板が立てられていた。

どうやらおいらが停めたのは第二駐車場だったらしい。

カーナビ様の指示が信用できずに、一番最初に見えた駐車場に入ったのがアダとなったか……

でも、そのお陰で例の石段を歩いて登れたんだけどね。



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     【 自動車用の参道 】

こちらも大きな朱色の鳥居がずらっと立ち並んでいる。




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自動車用の参道から社務所へ戻る途中、拝殿の近くから撮影した画像。

田畑の中に鳥居が立ち並んでいるのを見降ろした様子。

これ、緑に囲まれててもきれいだけど、雪景色の中の鳥居もきっと素敵だろうな。

なかなか雪が積もったらお参りにも出かけられないけどもさ。


ちなみに、こちらの神社では御田植祭という祭祀を行っていて、鳥居の隣の田んぼを御神田として古代米の赤米を神様に供えるお米として栽培しているらしい。

毎日神様にお供えしたあとのものを「おさがり」として渡しているらしく、御朱印を頂いた際に小さな紙袋で頂戴した。



で、無事に御祈祷も終わっていたようで、いただいた御朱印がこちら。



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うーん、なんだかシュッとして素敵な書体。

こういう字が書けたら素敵だよね。うん。



ちなみに御朱印を頂いた際に、「どちらから?」と聞かれたんだけど、最近はこの手の会話で「福島市からです」と言っても大して話題が広がらないというのを学習して。

ここのところずっと、「福島市の飯坂温泉から来ました」って答えるようになりましたw

そうすると、「ああ!何年か前に温泉に入りましたよ!」とかけっこう話題が広がるんですよねー。

遠い地区の人でも、飯坂温泉のあのホテルの「じゅらくよぉ~」ってCMはインパクトが強かったようで、名前だけは知られてるし。

こういった時ほど温泉地生まれというのを感謝したことはありませんw



普段は佐藤B作の出身地っていうくらいしか特徴が無いけどね(´・ω・`)






■高屋敷稲荷神社への地図



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◆神社の情報



高屋敷稲荷神社   たかやしきいなりじんじゃ



御祭神:宇加之御魂命、猿田彦命、天之宇豆売命

鎮座地:福島県郡山市白岩町字高屋敷281